前回紹介したスパホ(F/A18E通称スーパーホーネット)が一部で評判良かったみたいなので、画像追加します。
裏側。兵装満載と行きたかったですが、なにぶんパーツの手持ちがなくて。
考証するほどの知識もありませんしね。取りあえず増槽満載しときました。
クッキリモールドは、飛行機モデラーには「やり過ぎ」と不評のようですが、カーモデラーにはこれくらいのほうが良く思えます。
まあ確かにリアルではないやね。
前輪脚柱のディティールが見事。
コクピット脇の塗り分けがグダグダなのは、塗り分けライン間違えて上から塗り直したからなのだ。
このキット、黒との境界線の赤ラインのデカールもないし、ステップのラダー・マークのデカールもない。
出来が良いキットとは言え、いい加減な部分もある。
尾翼のフレックスキャットがいいねえ。大戦の頃からある伝統的なマークです。
飛行機モデラーの人たちは、色んなマーキングの機体を並べて楽しむんでしょうか?
まあ気持ちは分からんでもないですけど。
私も、1/144のFA18だけであと4機キットがありますw
これは今作りかけのA型。アリイ(現マイクロエース)のキット。エルエスの古ーい金型らしいです。20年以上前だろうな。
これくらい昔のものだと、合わせも悪いし普通に組むだけでも大変です。
当時300円ぐらいで売ってたキットなので仕方ないです、グリコのオマケみたいなもんです。
1/144て言うのは、かつてはこんな存在だった。のかも。(よく知らない)
隙間埋めたり、段差消したり、まあ43作るのと感覚は似てますけどね。
モールドなんかみんな消えちゃうので、掘り直しなんて考えずなすがままに進めてますw
現在のドラゴンのキットと脚柱のパーツで比べてみる。(右がドラゴン)
金型技術の進歩はすごいですねー。高さ1センチばかりのパーツですが、見事なモールド。
これは1/144なので顕著ですが、大きいスケールでも小さいパーツになるとモールドはかつてはエルエス並だったんですよ、たとえタミヤとかの優秀なキットでも。
金型技術に関しては良く知らないんですけど、こんな細かいパーツのモールドを彫刻するのが難しいことは想像できます。
メーカーに魔法使いがいるわけじゃないんだしねえ…でも、魔法の機械みたいなのがあるんですか?
以前、バンダイのSC430のコクピットの見事なモールドにも驚いたんですが、とにかく細かいパーツの精度が上がったというのはミニスケールのファンには嬉しいことですね。
もちろん、大きなスケールにもこの技術は生かされている筈なので、模型全体にとって良いことです。
ただ、せっかく供給側の技術が上がっても、それを買って作る人が減る一方というのでは何にもならないですか…。
やはり研ぎ出しは、ツヤあり塗装の場合はすると思いますがツヤ消しの場合はあんまりやらないと思いますよ。
飛行機は表面にパネルラインやリベットやさまざまな突起物がありますから、現実的に研ぎ出しは出来ないと思います。
それでいわゆる「飛行機デカール」と呼ばれるような薄いデカールを使うことが多いです。
剥離デカールという、ニス層をあとから剥がせるタイプのものもあります。
このキットのデカールはカルトグラフで、そこそこ厚みはありましたけどね。
全体をつや消しクリアーで仕上げるんですが、カーモデルに比べてとっても楽チンですw
飛行機モデルのモールドは、もっと繊細で浅いのが一般的です。
カーモデルのモールドにしても、ドアやボンネットなら「隙間」なので深くてもいいですが、F1のパネルラインなんて実際はキッチリ閉じていて、43のモールドより実車のが狭いくらいですよ。
カーモデルのモールド表現というのは、独特の美学だと思います。
モールド、これだと飛行機モデラーにはやりすぎに感じられちゃうんですか?ボクはうらやましいですけど…。タメオのキットよりもシャープでいいじゃないですか(笑)
マーキングが「いかにもデカールです」って感じが全くしなくていいですね。
しかし、いろんなものを一気に同時進行で作られていてちゃんと完成してしまうところがうらやましいです!!
ブログタイトル変更するより、もう一個ブログ立ち上げようかとw
まあ、あくまで飛行機は気分転換です、まだカーモデルでやりたいこともたくさんあるし。
1/144は、1/72の大体半分位っていうか、正確に半分です。
CAD設計とか、自動切削機械とか、理屈では分かっていても細かくてキレイな彫刻ができることが不思議です。
考えてみれば現代のテクノロジーなんてみんな不思議ですけどね。
プラ素材の場合、いくら繊細なパーツを成型しても強度がなくなってしまうのが残念ですね。強度を持たせるために多少のディティールは犠牲にしている感もあります。
>@河童さん
おっしゃる通り、レシプロ単発なら1/72がジャストサイズって気がします。
私の場合、より小さいほうが好みなものでw 1/144でいいです。
飛行機は実機のサイズがさまざまなので、同一スケールで色んな大きさの模型が作れるのも魅力です。
ただ1/144は、おそらく食玩に最も侵食されてるジャンルではないかと思います、コレクション性が良いとキットが廃れるという43カーモデルの二の舞にならないかと心配です。
>きららさん
静岡お疲れさまでした。
たくさん良い作品見てこられた目には、ちょっと恥ずかしい画像ですw
なにぶん真性の空屋ではないので飛行機の良さってイマイチ語れないんですが、今はキットの良さにつられて作ってる感じです。
余所者でいたほうが、なんとなく気楽に作れていいですね。
おお!! やっぱり現用機も作ってたんだ。
このサイズだとくっきりスミ入れいいと思いますよ、もともとかなり省略されているスケールでしょうから、演出して存在感を出せばいいと思います。
飛行機だけ作ってるとわからなくなる、飛行機のよさってあるなーと思います、新鮮です。
先日模型仲間が1/72のムスタング作ってたんですが、
1/43的感覚は、大戦機の場合は1/144より1/72かな?と思ったり。
1/144だと車なら1/64な感じがしてきました。何れにせよ、
飛行機模型の最大の問題点は、かのタミヤが完成後の収納まで考慮したパーツ割りを
キットに施したことからも、完成品をどうすっかですから、
このスケールだと簡単に解決しちゃいますから、ドップリ行くと
暫く抜けられなくなりそうで怖い気もしますな(笑
飛行機物と言えば、エデュアルドのコックピット用カラードエッチングを見てて
1/43のベルトとかこの技法で作ればいいのにと思ってたら
既にスケール別にちゃんと出てるのにワロタ。
1/144 ってどんなサイズだったかもう全然想像つかないんですが、記憶にある 1/72 がアレぐらいのサイズだったので(どれぐらいだよ)、大体半分位ってことですよね。
(オレにしかわからない説明。w)
細かいパーツのモールドが精巧になってきてるのは、手彫りではなくCAD設計になってきてるのが一因ではないですかね。
設計段階で詰めこめるだけディテールを詰めこんで、サイズによっては潰れてしまう、もしくは意味がないモールドを後から修正したり。
そんな風に推測します。