
もう三月も終わりますからねえ、考えてみれば去年から作ってるこの012ですから、どこぞの三流国会じゃあるまいし、そろそろケリを付けなきゃなきゃなりません。

エンジン・カウルとラジエターにメッシュ・カバーを貼り込みました。
エンジン・カウルのほうは段差を付けてツライチに貼れるようにしてありますが、ラジエターのほうはそうしてないので四辺を折り曲げてメッシュ・カバーが沈み込まないようにしてあります。
お陰でバQムの窓みたいに内側から膨らんだみたいな感じになってますが、まあそれはいいでしょう。

しかし、中のラジエターも同じメッシュ模様なので、重ねてみるとモアレ模様みたいなのが発生します。
実際は中のラジエターのコアも黒いみたいなのですが、そうすると何も見えないので奥行き感が出ないなと思って銀色のままなんですが思ったような見え方にはならなかったですね…
ちょっと予想外でしたが、まあ仕方ありません。

タイヤは雨のレースということで、レイン・タイヤがセットされています。
ここまで忠実に決勝仕様を再現する必要もないのですが、タメオはこだわってますね。
しかし、タメオのレイン・タイヤはショルダー部分がとんがっててリアルじゃないので、削って丸くしてます。これが結構大変な作業ですね…無理に削ろうとするとゴムが割れてボロボロになったりするんですよね。
私の場合、ニッパーである程度角をチョキチョキ切って、その後リューターで回転させてサンドペーパーで削ってます。
と言うことで、ようやくほとんどのパーツを付け終わりました。色々付ける段になってアチコチ接着剤はみ出しちゃって、またまたガッカリなんですけど、もうリカバーする気力もないので諦めます。
あとは…各ウイングのガーニー・リップと、シートベルトのショルダー部分、ミラーの鏡面を付けたら完成となります。
後日、大きい画像で完成写真貼りますね。
(写真:タメオ1/43 ティレル・フォード012 モナコGP84)
リアセクションのゴチャゴチャ感がたまりません。
ラジエターですけど、強めに墨入れとかしてたら雰囲気違いましたかね。今更おそいですけど。
今回は気楽に作ってるので(いつもですけど^^)あんまり大詰めとか、そうゆう到達感はありませんね。
ただ、ドジいっぱいやらかしながらも、何となく完成まで来ちゃったので、作り続けてりゃ模型なんて完成するんだね、って安心感?
ラジエターはやっぱりそれらしい(横線構造の)エッチングパーツ等を探してきて入れたほうが良かったでしょうね。
墨入れしても、却って模様の干渉が目立ってしまうと思います。
でも写真では既製品の良く出来たレインタイヤみたいに見えるんですけど・・・?
この012、そんなに長い間作ってましたっけ?自分がもっと長く作ってるから時間の感覚なくなっちゃいますね(笑)
こういう組みつけの作業って面白いですよね。仮組不足でトホホにならなければ・・・ですけど。
レインタイヤ、ブロックが割れる訳ではないんですけどね、カドを落とそうとするとペーパーじゃラチが開かないのでヤスリ使ったりすると、ゴムがめくれるみたいに割れちゃうんですよね、経験ありません?
丁寧に少しずつペーパーで削れば問題ないと思いますけど、ゴムむの粉がいっぱい出て、嫌いな作業です。
昨年末あたりから裏工作してたんですよ、お互いゆっくりやってますねえ…
タメオだけなのかどうか分かりませんけど、あのゴムのカスは大嫌いですね!飛び散ると掃除しようにも貼り付いて取れないし;
アーマオール塗らなくても、タメオの特にレインタイヤ、油出まくりwww
タイヤの下に油溜まりが出来てたり、サスアームつたってボディまでベタベタになったり。
この012もいずれそうゆう運命を辿るやも知れませんw
フジヤのタイヤほど良く出来たタイヤってなかなか無いですよね。
いつも、ボクはタイヤをKURE556をたっぷり使って削った後、中性洗剤とかマジックリンとかで油を完全に除去しちゃいます。そうすると大抵油が失われすぎて白化してくるので、ニベアとかハンドクリームや軟膏など油分のあるものを使って表面をケアしてます。これで経年劣化は5年以上見てても今のところ問題のあった車は無いですケドねぇ。
タイヤのケアにずいぶん手間を掛けてるんですねえ、ズボラな私はいつもほったらかしですから、ダメですねえ。
タイヤからの油染み出しは、ブリード現象と言って、ゴムの組成が変化して起こるらしく、おもに圧力によって起こる現象らしいので、洗って除去できる訳ではないかも知れません。
556を使って削るというのが、良い作用なのかも知れませんね。水研ぎならぬ、油研ぎって感じなんでしょうか?
大量に油が染み出すのはタメオの一時期のものだけで、古くても何ともないものもあるので、ケアと現象との関係は今後も注意して下さいね。