どうにか、デカール貼り終えました。つぎはぎだらけ、タッチアップだらけですけど…。
このRSRターボ、実はとても思い出深い車種なんです。
クルマの模型に夢中になったのは今からもう30年も昔、いわゆるスーパーカー・ブームの頃なんですけど、当時は今のように情報が豊富にある訳でもなく、スーパーカーを遥かに超えたこんなモンスター・マシンが海外のレースを走っているなんてまるで知りませんでした。
子供にとって、最初の情報がプラモデルだったりする訳です。模型屋で見つけたこのクルマのキット(マルイ1/24)を買ってきて作った時の驚きと言ったら、そりゃあ大変なもんでしたよ。
ポルシェ・ターボはスーパーカー・ブームの花形でしたから良く知っていましたが、それとは比べ物にならないほどのマッチョなワイド・フェンダーに巨大なウィング、そして何よりボディ全体を覆う美しいマルティニ・カラー…。
レーシング・カーとはかくも魅力的なものかと、初めて教えて貰えたのがこのクルマのプラモデルだった訳です。
マルイのキットは大ヒット作となり、これに触発されるようにタミヤの1/24シリーズがスタートするなど、その後のカーモデル界の金字塔ともなったキットだったとも思います。
当時、こんな大きなデカールをしかも曲面に貼るなんてやったことなかったですから、失敗しながらどうにか仕上げた記憶があります。
30年を過ぎて今、また同じクルマのキットに同じように苦労しながらデカール貼りこんでる自分がいる…。
43趣味は時にノスタルジックな気分にも浸らせてもらえます。
(写真:スターター1/43 ポルシェ・カレラRSRターボ LM74)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます