本当は年末に完成させられるくらいまで進んでたんですがDSのせいで今頃完成です。仕上げのチマチマ作業は時間かかるんですよ。と言うか、正月休み明けはあんまり作業してない訳ですけど。
なんでこんなヘンテコなSC430を作る事になったかについては、カテゴリリストのログを遡って読んでいただくとして、変なことやってる割に作業はシンプルなものでして、シンナー風呂のあと塗装し直して寄せ集めのデカールを貼って、普通に仕上げただけです。
パーツも極力キットのものを使いました。自作したり流用したのは僅かで、あとはキットのパーツをシェイプUPで済ませてます。
テールライトもキットのまま。透明ボディーなのでマスキングして塗り残して、赤で仕上げてます。中のダイオードはメッキパーツです。このあたりの表現はバンダイGJ!って感じです。
リア・フェンダー後方のエア・アウトレットは開口してメッシュを貼ってます。
カナードもキットのパーツのままでじゅうぶん薄いです。薄々攻撃の必要なし!
アンテナも細く尖ったものですが柔らかいプラを使う事で安全性も確保しているようです。(アンテナはさらに細くしようと削ってるうちにダメになっちゃって、結局自作しましたが。)
唯一、自作したパーツがサイド出しのエキゾースト・パイプ。
キットはモールドでしたので、穴を開けてアルミパイプを削って作った物を差し込みました。
ホイール・ハブにはディスク・ブレーキも一体化されていて塗り分けだけでこのディティール!ホイールもそこいらのガレージキットとは比べ物にならない造形。センターロックも今風のものがモールドされてます。
タイヤが何とも四角くて残念なんですが、あえてキットのままです。こんなの別売り品に替えてたら、コスト的にアンバランスですもん。
リア・ウインドウはミラータイプにしようと思って、アルミテープ貼りましたが、コレ、ちょっと磨いただけでキズだらけに…!
実際には写真ほどひどくないですけど、やっぱりイマイチかな…黒塗りでよかったかも。
つーか、レーシングカーのリア・ウインドウってどうなってるんだ?最近、透明なの見たことないけど、後ろ見えるんだろうか?もしかして単なる飾り?
だったらボディーカラーで塗っちゃうほうが良かったよね。
と言うことで、キットのパーツのままでもじゅうぶん満足出来る完成品が作れちゃうバンダイの43キットです。透明ボディーに窓はめ込み済みというのも、マスキングの手間を別にすれば悪くない方法です。
つくづく、デカール貼り込み済みという構成ミスが悔やまれます。
もっとも、デカールの質自体が悪過ぎですから、デカール添付されてても使えないかも知れないです。マジでどっか、別売デカール発売して欲しいぞ!
(○ッフェさん、○ブさん、○ュージアムコレクションさん、お願いします!)
えー、完成画像撮り終えてなんか足りないなーと思ったら、ドアノブとトランクのフック忘れてました。…また追加工作です…
80年代後半、バブル景気の波に乗って人気を集めたファッション・レジャーの総合ブランド、レイトンハウス。とりわけレース活動には熱心で、ついにはF1チームを経営するまでに登り詰めましたが、バブル崩壊とともに不正融資疑惑や巨額の負債による親会社の破綻により、レーシング・チームも幻のようにレースの世界から消えて行きました。
それでも、当時の浮かれた世相や爆発的なF1人気の熱狂とともに、レースシーンを駆け抜けたレイトン・ブルーの活躍は今でもファンの中に鮮烈な記憶として残っています。
もし、あの時代がもっと長く続いていたら…あの頃の熱狂がふたたび戻ってきたら…レイトン・ブルーが今でもサーキットを走り抜ける夢を見るレース・ファンのひとりとして、こんなフェイク・モデルを作ってみました。
夢のあった時代、夢に終わった未来を、ちっぽけな模型に実現させてみるのも、これでなかなか退廃的な楽しみでもあります。
91年、全てが暗転したあの年の記憶をゼッケンにこめてみました。
こうゆう模型の楽しみ方、いかがでしょう?
(写真:バンダイ1/43 トヨタ・レクサスSC430 2007)
出張ご苦労様です!
製作技術はともかく、良いキットなんでアイデア次第で色々楽しめると思いますよ!
第2弾、第3弾のお遊びも企んでおります。
みっちゃんさんも、バブル時代を知るご年齢ですか?
いつの間にか長い年月が経ってしまいましたねえ…
あの時代は、クルマとか色んなものに夢がいっぱいあったように思います。
バブル経済が良いことではないですが、夢のない時代って嫌ですねえ…。
製作お疲れ様でした。
それにしても、これはアイデアと言い製作技術と言い珠玉の一品ではないでしょうか?とにかくカッコイイですね。バブル期カムバア~ック!
現在のスーパーGTは、どれも派手なカラーリングで楽しいですが、ひと昔前のシンプルなカラーリングも、クルマ本来のスタイルが分かりやすくていいですよね。
1/43だと、プラモデルメーカーのようにデカールだけ別売で入手するのは困難な場合も多いし特に日本車向けのデカールは入手難です。
1/24だったら、デカール入手しやすいので色んなアイデアが使えそうです。
ぜひ、自由なカラーリングでカッコイイSC作ってみてください。
すばらしい仕上がりですね、感動です。
SCにレイトンカラーというのもなかなかカッコいいと思います。小物類にもカーボンデカールが貼り込んであり、一層モデルを引き立てています。
私もタミヤのSCに、往年のカストロールカラーのデカールを貼って、オリジナルカラーで仕立てたいなぁなんて思っています。
現代のレースカーに過去のカラー、模型ならではの楽しみ方ですね。
なんたって、ガンプラクオリティーの43キットですからねえ夢のような組み合わせですよ
プロバンス全盛期だったら、こんな日本でしか走らないクルマでもサラッとキット化してくれたんでしょうけど、今日わが国では国産車の43キットがほぼ壊滅状態ですから…
このキットが存在すること自体、奇跡なのかも知れません。
かたやミニカーは大盛況ですから、そのあたりの需要を狙いつつ業界内でのテリトリーを考えてこんな中途半端な形で発売になったのでしょうね。
でも、素材としては素晴らしいんですが、素材化するまでが面倒くさいんですよね。
私のレジスタンス活動がメーカーに届くかどうか分かりませんが、狙いを理解していただき嬉しく思います。
こら相当な良キットと言えたでしょうねぇ。実に勿体ない。
取り敢えず完成品ユーザ向けには既に良い製品があるんですから
キットならキットらしく特化せよとのメッセージを発信したということで
お勤めご苦労様です
まぁ冷静に考えると、ガレージキットとしても商売が成り立ちにくくなってますから
バンダイなりの苦肉の策というのだけは理解してあげようって気になりました。
ほんと、こうしてみると実によい素材だ
レイトン・ブルーは人気ある色ですからねえ~
バブル時代は、同じ色の服やグッズもよく売れたみたいです。
フロント・エンジンの車だと、やはりレースでは横排気が多いです。後方まで伸ばすのは効率悪いですからね。
カーモデルのスキルを空物に生かそうと思っても、1/48以上じゃないと通用しないですよ~スケールに合わせた表現方法というのが、どうも144とかだと難しいです。
デカール、私は水でやってます。
新しいデカールだと10秒ぐらいで浮いてきますが、古くなるにつれ浮きにくくなります。そうゆう時はぬるま湯がいいんでしょうけどね。
>ワタナベさん
バンダイ、もう打ち止め感が漂ってるんですが、大丈夫なんかな??
せめて2000GTは出してくれって思いますけどねえ、あと今年のGTRと。
NSXも出して欲しいしなー
SC430とZで様子見したとしたら、消費者の反応が重要になってくると思うんですが、商品が微妙過ぎて反応しづらいかも知れないですね。
一番反応してるの、自分だったりして…
スポンサーロゴとかだいぶ悩んでたようですけど、違和感なく収まっててかっこいいですな。
バンダイにはもっとバリエーション(というか車種)展開してほしいですねぇ。エレールのシリーズみたいにしてくれたら敷居が下がって43もキット模型も活性化する気がするんですけどねぇ。
とってもお洒落なカラーリングですね~
先日のケロヨンといい、色のセンスいいです!!
個人的には排気管萌え~♪ こんな場所についている車もあるのですね。
きっとおひつじさんなら、飛行機の排気管なんか簡単に作ってしまうんでしょうねえ・・・汗
ところで、やはりデカールはぬるま湯に浸して貼りますか?