
リア・ウィングをはんだで組みます。
最近のタメオのキットだと翼端板にウィングの断面形状のくぼみがあって、そこに合わせて内側からはんだ付けしなきゃいけないですけど、この頃のタメオは断面形状のくぼみがない代わりにダボ穴がふたつ開いててそこにウィング側に付いているピンを差し込む構成。
こっちのほうがはんだ付けは簡単です。
内側からコテを当てなくていいので、メタル製のウィングを溶かしてしまう心配が少ないし、余分なはんだを削るのも、内側だと難しいですからね。
ピンを溶かしてはんだ代わりにするだけでもそれなりに強度は得られますが、理想としては内側まで僅かに溶けて融着してくれるとありがたい。
写真の側はうまく行きました。でも反対側は溶けすぎて、ちょっと削らなきゃいけないかな…
長年メタルキットのF1を作っていると定番の作業ですけど、まだまだ修行が必要ですね。
年の瀬ということで皆さん忙しいらしく、ネットも閑散としてますんで私は意地になって更新していますよ。(・∀・)
(写真:タメオ1/43 フェラーリ642 アメリカGP91)
ボクも夜(←日をまたぐ前)にはチョコチョコいじりましたよ。久しぶりにハンダを使ったんですけど、信じられないくらいうまく行きませんでした。こういう都合の悪いことはblogにupしてません(汗)
ハンダごてって劣化とかするんですか?なんだか熱伝導がすごく悪い気がするんです。低温タイプではないし、それほど低容量のものではないんですが。今のままウィング類をハンダでやったら確実にウィングが溶けちゃいます。
はんだとフラックスは先月に新調したんですが・・・。
熱伝導が悪い、と言うことは熱が入らないのとは違うんですよね?
熱が入る(ハンダが溶ける)状態で、ハンダ付けがうまく行かないのであれば基本に立ち返って作業されてみてはどうでしょう?
・ハンダ付けしたい場所をペーパーでヤスる。
・フラックスを塗ったら、いったん拭き取る。
・コテ先は常に清潔に。(熱した状態で濡れ雑巾などで拭く)
まあ基本ですけど、このあたりをキチンとしても駄目なら私にはちょっと分からんです。
あと、素材にあったフラックス、ハンダを使うといいかも。近年のタメオの翼端板はステンなので、ステン用がいいです。
私は翼端板にステン用でハンダメッキした後、タメオのメタル片でウィングを溶接してます。
最近のタメオのメタルは溶けやすいので、気をつけて下さい。
あとはテクニックということになるのでしょうけど、こればっかりは理屈じゃどうにもならない部分ですよねー私もまだまだ修行中。
今年もよろしくお願いします☆
なんて言うんでしょうかね、ボクも43始めてすぐのころ(10年ちょっと前)には結構ハンダ使ってたんですよね。そのときからしばらくハンダを使わないで作ってきちゃったから単純に腕がなまっちゃったのかもしれません。
熱伝導が・・・って書いたのは、既に温まっているハンダにコテ先を付けた時になかなか溶けない時が多いような気がして書いたんです。コテの手持ち部側は充分発熱してるのにコテ先側だけ冷えちゃってるような気がします。まぁ、このコテも10年以上前のものなのでおかしくても仕方ないのかとは思いますけど。