前回でカウルの修正とかしてて、今さらなんですけど、ちょっと気になってしまった。
キットはこういう構成で、メタル製のアンダーパネルはサイドポンツーンの真ん中あたりから後ろだけ再現されてて、それより前はポンツーンのカウルだけになってますが、
もちろん実車はそんなことなくてポンツーン全体の下にアンダーパネルが付きます。
この、インタークーラーとかの底の部分が途中からアンダーパネルに繋がるという謎構成。
これはインタークーラーの下にメタル製のアンダーパネルが付くと下側の厚みが増え過ぎて見た感じの印象が違ってくるので、模型的な省略なんじゃないかと思いますが、
気になりだすと、止まんない。
アンダーパネルを金属板に置き換えようかなーという出来心。
金属板は0.3mm厚の銅板を使います。真ちゅうより柔らかいので穴開けや曲げ加工が楽かなーと思いまして。
コクピットとネジ止め部分だけ、元のメタルパーツを使います。戻れないとこまで来ちゃいました。
現物合わせで適当に切り出してるので左右のバランスとか怪しいです。
まあ勢いでやらないと、手が止まったままになっちゃうので。
サイドポンツーンの後ろ半分はメタルを盛って前半部分と同じ厚みにしました。
せっかく苦労してリアエンドの形状を削り出したのに、また始めからやり直しになってしまいました。
素人の下手糞は、八割方無駄な作業をしなければならないのです。
( タメオ1/43 フェラーリ156/85B イタリアGP 1985 )
久々に、ジャパニーズ・ホラー映画
「事故物件 怖い間取り」
久々に、観てはいけない映画でした。
面白くも無ければ怖くも無い。
どんな映画にも見るべきところはある筈だから、あまり一方的に貶したくはないんですけどね、
これは本当にひどい出来だわ。
いちおう実話という事なんだけど、そもそも心霊現象なので実話の筈は無い。
それをいかにもありそうな話と思わせて怖がらせなきゃいけないのに、荒唐無稽過ぎて白けるだけです。
原作者で主人公のモデルでもある芸人を演じるのは亀梨和也。
この人の演技が一番問題だったと思う。
売れなくて崖っぷちで事故物件に住むという体当たりレポートにチャレンジするんだけど、芸人にも見えないし崖っぷちにも見えない。
さらに心霊体験をして怖い思いをするんだけど、そういう危機感も恐怖感とか迷いとか、何も伝わって来ないんだよね。
やっぱりイケメンはイケメン役しか出来ないってことなんですかね。
相方を演じるのは瀬戸康史。最近売れっ子ですよね。山本美月さんと結婚しちゃってバカヤローです。別に恨みはありません。
演技はさすがに上手いと思います。
ヒロイン役の奈緒さん。
あまりよく知らなかった女優さんですけど、可愛いです。
ただ、この人も演技に問題あり。
ずっと同じような恐怖におののく表情。
子供の頃から霊が見えるという役どころなんだけど、その割に霊が見えて怯えるだけで何の役にも立たないし、とってつけた感が半端無い役だなあ。
それぞれの役者の演技にも問題あるけど、それは役者のせいじゃなくて脚本や演出のせいです。方向性の見えない脚本に完成度の理想もない映画に出されて、役者さんも可哀想です。
監督の中田秀夫は「リング」をはじめホラー、サスペンスの名手ではあるけどヒット作、駄作、マイナー作とバラつきが多い人ですね。ホラーに関してはもう才能も情熱も枯果てたみたいですな。今作は͡怖ポップですとか訳の分かんないこと言っててそんなの誰が求めてんの?って感じです。
それでも人気俳優のお陰か宣伝が上手かったのか、客入りは悪くなさそうで。
こんなので儲かるんだったらもう頑張って良い映画なんか作る必要ないですよね。
アンダーパネルだけですからー
ボディーは99%タメオのままでございます
あーでも、でっかいウイングを置き換えるとだいぶタメオ減るかなー