43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

タイヤ/ホイール

2013-10-01 | PEUGEOT 206/307 WRC

映画「そして、父になる」 観て来ました。

カンヌ映画祭で審査員賞だかを受賞したとかで、大規模に公開されてますね、なるほどフランスあたりで受けそうな、淡々とした展開で丁寧な心理描写がされた映画でした。はっきりとした結末が描かれるわけでもなく、でも最後は何だか救われたような気持ちになれる、そんな映画でした。

キャストが良かったです。
福山雅治は男から見てもカッコイイ俳優で、歌ってもインタビューを受けてもカッコ良くて、この映画でも仕事が出来て金持ちのカッコイイお父さんを演じているワケですが、人間的に問題があってじょじょにダメ男な部分があらわになってゆく、そうゆうのを見てちょっと痛快だったりする自分が情けなくて、ああ映画に乗せられてるな、と思ったり。

リリー・フランキーは何を演じても上手ですが、ちょうど先週「凶悪」を観て、そこでは強欲で残酷な殺人者を演じていたのでそのコントラストに改めて感心してしまいます。「凶悪」で犯行仲間を演じたピエール瀧もチラリと登場w

またまた偶然、先々週観た「さよなら渓谷」で難役を熱演していた真木よう子も出演。このひとは痩せてるんだか、豊満なんだか分からないんですけどw

あとは尾野真千子、それからやっぱり子役の演技にはやられます。

思えば、今年のカンヌ映画祭では「藁の楯」が日テレの大々的なバックアップで鳴り物入りで乗り込んで、上映後観客の大ブーイングでこき下ろされて、特に話題にもなっていなかった「そして父になる」が高評価で一躍有名になったわけですが、作品を見比べてみればさもありなん、という感じです、「藁の楯」はリック・ベンソン風のアクション活劇に日本のマンガ的なストーリー展開でフランス受けを狙ったのかも知れませんがラストがグダグダで自分的にもダメでした。

以前はよく邦画を観ていたのですが、あまりの「当たり」作品の少なさにもう日本では良い映画を作れないのではと思って、しばらく邦画を避けていたんですが、気が付くとやっぱりけっこう観てますね。
「当たり」の少なさは相変わらずですが、「そして父になる」、観てよかったと思える映画でした。

 

さて、ホイール。

左がキットのまま。径を計ってみたら、13mmぐらいある。(完全な正円でないので、計る場所によって違う。)
ガシガシ削ってひと回り小さくしたのが右側。リムを無くす訳にはいかないので、削るといっても限度があります。
0.6mm程度小さくして、スケール的には22インチから21インチぐらいに落としたことになります。
え ラリー車ってそんなでかいホイールだったっけ?

リューターにセットする方法がなくて、結局手作業で4本ひたすら削りました。指先が痛くなりました…。
スペア・タイヤの分まで削る気力は残ってませんでした。

これでもタイヤはキツキツです。タイヤのゴム質は弾力があって、内径を削るのは難しそうなので、キツくても仕方ないです。将来、割れちゃうかなあ…。

車軸穴を1.5mmほど高いところに開け直して、タイヤ/ホイールをセットしてみました。

うーん、まあまあかな。

ボチボチ進めてます。

 



4 コメント

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Unknown (Yoshitaka)
2013-10-01 21:25:08
タイヤとホイール、むっちりしてていいじゃないですか。確かに現実離れしちゃってるかもしれませんが、カッコよければよしとしましょうよ!プロポーションの問題よりもタイヤが割れないかどうかの方が問題なように思います。
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Unknown (おひつじ@tak)
2013-10-02 18:37:38
>Yoshitakaさん
なんだかGTカーみたいですよね。でもカッコイイ方向なのでいいんですけど…
タイヤは、完成画像の撮影まで割れずにいてくれたらOKだと考えています。ちょうどいいタイヤが見つかるといいんですけどねえ。
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Unknown (ワタナベ)
2013-10-09 12:16:44
ホイール径削る作業、ものすごくよくわかります。
私もストラトスのを全く同じように削りましたから。
モーターツールに咥えさせる事ができなくて地道に手でホールドしてゴリゴリやりましたし、リム部分を残すようにしたのも同じ。ww
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Unknown (おひつじ@tak)
2013-10-10 00:33:59
>ワタナベさん
メタルのホイール、たとえ大きさに問題ないとしてもキャストがいい加減で正円になってないし切り取り跡も残ってるしで削る作業必要なんですよねー。まあメタルを削る作業はレジンやプラに比べると削りカスが舞い散らなくてラクではあります。
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