前回ちょっと書きましたが、928は青くなってます。
最初は黒または銀、その中間ぐらいの色で塗りたい。と思っていたんですが、適当に調合した色は銀に近いグレーメタになったので、まあこれでいいやと思ってました。
ちょっとしたトラブルが。画像じゃ分かりにくいけど、エンブレムの後方にポッコリふくらみが・・・。
クリアー層を研ぎだして平滑になりましたが、色ムラは残ったまま・・・
どうやら、シャーシ固定用のネジ穴を開けた時に、上面まで突き上げてしまったようです。
で、ボンネット部分だけマスキングして塗り直した。
塗色は作り置きしてなかったので、あらためて調色。
画像では分かりにくいですが、他の部分と微妙に色が違ってしまいました・・・。
銀に黒、ほんの少しの青を混ぜたのですが、どうやら青が多すぎたか・・・。
何度も修正で上塗りを繰り返しているので、これ以上の上塗りはしたくない。かと言って、シンナー風呂もパテ修正が全部溶けてしまうのでやりたくない。
ということで、クリアーにほんの僅か青を加えて、それで上塗りすれば薄い塗膜で色を整えられるのでは・・・・と思いついて、やってみたところ薄いクリアーブルーをムラなく塗るのは意外に難しく、しつこく塗り続けているうちに、すっかり青くなってしまった・・・
というのが、青くなった理由です。
うーん・・・なんともなし崩し的な理由で、こんな色に・・・
でもまあ、嫌いな色ではないのでまあ良いということに。
ちなみに、クリアーブルーのコーティングのままでは研ぎ出しするとまたムラになりそうなので、結局透明クリアーを上塗りしてます。
もう、どんだけ塗り重ねてんだか・・・。
キットには窓枠のモールドは全然無かったのですが、実車はかなり太い黒枠があるので、塗装で再現。
当初はフロント窓だけモールドを掘って、あとはスルーしようかと思ってましたが、ココまで来て窓枠無しは残念過ぎると感じ始めたので・・・モールド無しで黒枠塗装になりましたが、何もしないよりマシか・・・。
大体、細いピラー部分に窓枠のモールド追加は無理があるので、塗装だけの塗り分けは正解だったんじゃないかと自己肯定。
リア・ウインドーのみ、ガラス側に黒枠を塗る方法にします。
さて次回は最大の難関、窓貼りです。 See You!
色自体はいいんですけどね、想定していた結果に持っていけないのが情けないですね。
クリアーカラーで色を乗せていく方法、前に@河童さんとこでもコメしましたが、マツダのソウル・レッドがそういう塗り方なんですね。近年のフェラーリF1のカラーの表現方法としても使われているし、私も以前ハコスカGT-Rをこの方法で塗りました。
ただ、今回のようにごく薄いクリアーカラーは非常にムラになりやすいのであまり実用的でないかも知れません。ある程度濃い色に持っていくつもりなら深みのある輝きが出せて良い方法だと思います。