
コレも迷ったんですが、ポチってしまいました。
モデル・ファクトリー・ヒロから刊行されている資料本シリーズの、「ポルシェ917」
模型を作るうえでパーツや道具とともに必要なのが資料でして、インストだけを頼りに組み立てるのではなく、資料を見て検討しつつ考えて作るのがスケール・モデルの本質だと思いますから、資料というのはなくてはならないものなんですね。
ヒロは、キットも高品質ですが最近はこういった資料写真をムック本の形式でまとめて発売してくれて、まさに至れり尽くせりですな。
ただ、価格は3300円と安くはなく、「あると便利かな~」と思いつつ今まで購入したことはなかったんですけどね、今回は917のキットも買ったことだし、手持ちの資料も少ないので仕方なくというか、思い切って購入。
内容はさすがに充実していて、40年以上前のマシンの当時画像が、これだけちゃんと残っていることに驚き。
同種の資料本は、F1マシンの個別のシリーズなどすでにヒロから30冊近く発行されていて、できれば全部揃えたくなりますが価格を考えると必要なものに絞らなければ無理ですね。
そして、入手を躊躇しているうちに必要になった時もう手に入らないと言う展開は、想像に難くないw
昔は、良いキットにも思い通りのパーツにも資料にも飢えていたワケですが、ヒロのキットはそうゆう不満を全て解消してくれますな。
高品質なキット、どこまでも作り込みたい人のために基本フルディティール、社外品パーツを用意する必要もない構成、そして資料本まで提供してくれる…。
しかし、その代償は払わなければなりません。
キット価格が1万5千円、資料本が3千円。
こういった商品の開発にかかる手間の多さやそれに見合わない市場規模を考えますと決して高い価格とは言えませんが、愛好家とはいえお気楽に手を出せるお値段ではありませんよね。
私だって、お金のない状況でこれだけの出費は、色々なものを犠牲にしないと無理であります。
果たしてこうゆう形態の商品展開が、43キット製作の趣味の世界にとって理想なのかどうなのか?ちょっと疑問に思うところもあります。
とか何とか言っても、やはり作ってみたくて買ったわけですから、資料本も買ったわけだし気分を高めて製作に向かわなければなりません。
この、フロント・フェンダーのルーバーは917のチャーム・ポイントでもありますが、抜けていないのが残念に思ってましたが
裏側を見ると、裏からもちゃんとモールドされていて、ちょっと切り込めば抜けそうな感じです。
こうゆうのは、ワクワクするところです。
メタルパーツがゴッチャリ…。
ビニール袋から出すのも怖いわ。
プロバンスのレジン・キットと比べてみる。
ヒロのキットは917LH、プロバンスのは917Kです。
これらのボディーが違っているのは知っていましたが、こうやって比べると予想以上に違うもんですね。
キットの表現による違いもありますが、基本的にまるで別物のボディーなんですね。
正直言って、プロバンスのほうを作るほうが幸せな時間を過ごせるんじゃないかなあという気がしてます…。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます