先日、用事で出掛けた後に映画を観ようと車を走らせていた夕暮れ時、東の空に月が昇って来ました。
三日月・・・
私はアホですが夕方に昇る月が三日月である筈が無いことは知ってます。いちおう、高校では地学部でしたし。
でもアホなのでこの日が月食の日だという情報は知らなかったので、一瞬混乱しました。方角を間違えてる?いや、昨日も大きな月を見たばかりだし?
やがてアホでもそれが月食なのだとようやく気付きました。みるみる暗くなってゆく月。車を走らせながら思わぬサプライズの天体ショーを楽しめました。
映画館の駐車場に着いた頃には、近視の私にはもうほとんど見えないくらいに欠けていました。
スマホで撮った画像。ヘタクソか!
でもスマホでも何とか写るもんですね、ズーム付きのコンデジも持っていたのですが、それでは全然写りませんでした。
エロい人が撮ったのが下の画像
まあ、似たようなもんでしょw
で、観た映画は
「そして、バトンは渡された」
少女・みぃたんの継母となった梨花(石原さとみ)
みぃたんを溺愛してくれるが、男とは長続きせず次から次へとみぃたんを連れたまま再婚を繰り返す。
一方、アナザーストーリーの森宮親子 (田中圭・永野芽郁)
こちらも血の繋がらない親子だが、子煩悩な父親と優しい娘・優子は良い関係を築いている。
やがて、バラバラの話が一つにまとまり感動の後半へ。
主役の永野芽郁、今までにない熱演でした。卒業式でピアノを弾くシーン、泣けました。
ただこの映画は、そこからの後半が本当の感動ストーリー。ダメ親だった梨花の真実が明かされる。
梨花を演じた石原さとみ、長年私にとって最も魅力的な女優さんの一人でしたが、さすがに年取ったなあとかくたびれたなあとか思って観てましたが、そういう役だったのね。
色んな意味で良い映画でした。面白くもあったんですが、後半の感動パートがちょっと長かったな・・・手紙や述懐で感動話を語られるので、そこは映画としての見せ方としてどうなんだろうと思ってしまいました。
凝った作りの映画だけに、終盤ももっと手際良く纏められなかったかな、というところです。
でも面白い・感動出来るの両方がしっかり味わえる映画ですので、誰にでもおススメ出来る名作だと思います。是非是非!
映画観終わって外に出てみると、月はすっかり明るく輝く満月に。天体ショーと映画の二本立て、満足な夜でございました。
いつものお店でお酒を嗜んで家に帰り、お風呂から上がってバタンキューで記憶が無いのですが、朝起きるとクリアーコート待ちでウイスキーの空き瓶に立てておいたF187が、瓶ごとカーペットに転落してました。うーむ、カーテンを閉める時に引っ掛けたかな・・・
塗膜が欠けた・・・
ノーズにも打撲痕があり少し凹んだように見えますが、もうこの段階でやり直しとかする気無いです。タッチアップと研ぎ出しで誤魔化せることを祈って・・・続けましょう
大体、この辺から完成が近づくにつれて完成度が低下していく、いつものパターンですな。
古来より月食は不吉の予兆なので見ないほうが良いと言われているようですが、はからずも・・・
いやいや、これで済めば良いですけどね、今後は慎重に進めましょう・・・。
(タメオ 1/43 フェラーリF187 日本GP 1987)