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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

謎の小窓、謎の…

2009-12-02 | PORSCHE 911GT1
前回ログでやってた作業の続き、右の窓に付いてる四角い蓋?窓?扉?何なんですかねー?
それが何だろうと構わないんですが、正確な形状が想像しにくくて困る。
実は集めた資料画像にもこの部分が良く分かるものがなくて、参考にしてるのはタミヤ1/24の完成画像など…。それもアップの画像などはないので遠目で見る感じですが、どうやらスリットがあるようにも見えるし、小さなシャッターのようにも見える。

それでそんな風に見えるようにしとこうと思って、適当なデカールを貼ってみましたが…


ダメだ、なんだかお札貼ってあるみたい。
あまりにもチープだ、再現度はどうでもいいけどもっとシャープにしてやりたい。
こうゆう場所こそ、エッチングパーツで再現したいよ…。



ジャンクパーツを発掘してたら、こんなのがあったよ。

何だろう?もう覚えてないけど、F1マシンのテールライトの枠かな?

タミヤのキットから想像する実物のカタチとは違うけど、コレ使ってみることにした。


シルバーに塗って、貼ってみた。

多分実車はこんなではないけど、シャープな感じになったし、これでいいや。
スリットだかルーバーだかシャッターに見える部分には、またデカールかな?
でも、このままでも良いような気もする。

GTカーって、こうゆうディティール部分の作業が多いね…。
ボディー、内装、足回りが終わっても、エクステリアの自作や取り付けでずいぶん時間が掛かっちゃいます。

そう言えば、ドアハンドルも削り落しちゃってるなー。また自作だよ…



さて、ポルシェ出来上がるまで我慢我慢って思ってたんですけど、我慢し切れなくて次のキットに手を付け始めてますよ。



えーと、聞いたことないメーカーの…聞いたことないマシンのキット…。

まあ大人の事情ってヤツでして、コレの製作記はネット公開できませぬ。
面白そうなキットですけど残念ですねー。
思えば、私が43作り始めた頃はまだネットやってなくて、一人でコソコソ作ってたもんですけどね、今じゃ模型作りとブログはリンクしてますから、何となく寂しいですね。
それに、43やってるお仲間さんも皆さんこのキットは息を潜めて作ってらっしゃるので、製作上のヒントや注意点も教われないので大変だったりします。
まあ昔を思い出して、コソコソ作りますか…。




話はコロッと変わりますが、最近のタメオのキットは本当にシンプルになりましたね。今年のF1が規定変更でシンプルになったせいもありますが、サスアームもみんなメタルパーツになって、エッチングはRウイングの翼端板ぐらいのもの。
一体成型も進んで、とても組みやすくなってます。
でも、価格は上がる一方…
たとえば、ロータス56Bみたいに、エッチング板が何枚も入っていて挽き物パーツもどっちゃり付いてて、それで高いのは納得も出来ますけど、今のタメオはパーツもごく僅か、SLブランドのキットだと予備デカールもないのにね、それで諭吉様がおひとり飛んでいきますからね~
「近年のタメオは初めて43を作る人には、入門用に持ってこい…」なんて言われても、この価格じゃ誰も43作ろうなんて思わなくなりますわな。

円高進んでるっていうのに、そんなの関係なく43キットのインフレは進行してゆきます…いいのかこれで??


窓貼り

2009-11-30 | PORSCHE 911GT1
11月ももう終わり?今年もあと1ヶ月?早過ぎない?一年経つのって…。
ついこの間まで年越しモデリングのルノー作ってたような気がするのに…。
年々、模型作るのが遅くなっていくような気がする。というか、作る時間が短過ぎるんだよね。作りたい気持ちはあるからモチベーションは落ちてないんだけど、何事につけ気力が低下しているんですね…。

特にこのところ仕事も忙しいし、帰ってきて飯食って風呂入って(飲んで)寝る で一日が過ぎちゃって、なかなか作れません。

それでも、ブログやってるお陰で皆様に見守っていてもらえるので、少しずつでも進めて行ける気がします。


サイド・ウインドウはペラッとしたもんですけど、これでもバキュームです。
微妙な曲面になってるお陰で、BBR方式の平面貼り付けよりも簡単です。
ロードカーだと窓枠のなかにガラスがはまっている状態なので、内貼りか、もしくは外貼りにするなら段差を付けてそこに落としこむように貼る必要がありますが、これはレーシングカー、窓枠に文字通り外から貼ってあるので、貼りこむのも簡単。
ただし外貼りの場合、接着面が丸見えなのであらかじめ窓の内側から黒く塗っています。実車でも同じですねー。
これもマスキング塗装ですけど、やっぱり面倒…。


貼り付けるとこんな感じ。
ルーフやAピラーとも、ほとんどツライチな感じ。レーシングカーとしては空気抵抗を減らせるし、いいんでしょうね。

それにしても…スリキズが…orz

窓中央の四角い切り欠き、実車に何やらドライバーとのアクセス窓みたいなのが付いて、ボディー側に内側の四角い部分は付いてたんだけど、外側は始めはデカール貼っておこうと思ったんだけど実際は少し奥まっているようにも見えるので、思い切って窓貼ってからカッターで切りつけて、切り抜いた。
完成が近づいてくると、後戻りできないしアチコチミスも積み重なってるので、だんだん捨て鉢になって大胆になってくる。
本当は、ここから慎重にならなきゃいけないんだけどねえ…。

でもまあ、うまく切り取れたので良しとしましょう。エポキシ接着剤で内側の部分とウインドウの継ぎ目をなだらかにして、後からデカール(それらしいのをジャンクから探してきて)貼っておきます。

週末、もう少し作業は進めてますが、続きはまた!



エコカー、エコカー、もいいけどね…

2009-11-24 | PORSCHE 911GT1
私は山や花が好きだし、人並みに自然の大切さや素晴らしさは理解しているつもり。環境を守らなければいけないと言うのも、分からないではない。
でも、昨今のエコブームにはちょっとウンザリです。

とりわけ、クルマに関しては低燃費・低公害車に乗らなきゃ社会悪みたいな風潮が蔓延しつつあり、その結果つまんないクルマばっかりが増えていく。
クルマメーカーは魅力的なクルマを開発するのを諦めたかのように、エコカーを宣伝材料にして生き残ろうとしているけど、果たしてそんなので業界は大丈夫なんだろうか?

クルマが魅力的な商品であり続けることを諦めると、メーカーがすることはそろばん勘定だけになってくる。
F1やWRCから次々撤退しちゃう日本のメーカー、F1に60年参戦を続けるフェラーリや敢えてこの時期にワークス参戦してくるメルセデス、正しいのはどっちなんだろうか?

私の愛車は、特別燃費が悪いわけではないけれど二人乗りだしエコカーではないです。独り身の気楽さでこんな贅沢してられますが、次々買い換える財力もないので、今後も大切に乗ろうと思ってます。
もしこれからも魅力的なクルマが現れるなら、いずれまた買い替える楽しみもあるんだけどな…なんだかそんな時代じゃなくなって行く気がします。

ちなみに、こんなクルマ。
偏屈者が選ぶクルマですw


(訳あって本文では車名は伏せますが、分かるかな?車名分かったらコメ欄にでも書いてください。そんな特別なクルマではないですよ。)




さて、年末も近づいてきて仕事も少し忙しくなってきました。連休もダレてしまって、テレビ観てるばっかりで模型の進捗もはかばかしくない。
とか言いつつ、映画館に通い詰めてました。タランティーノ最高!サム・ライミも最高!


…一応、模型の進み具合も。
911GT1、96年型はマスキングして窓枠など黒く塗るところを塗装。


ほかにも黒く塗りたいところはあるけど、一度にマスキングするのも大変だしね、細かいところはエナメルで筆塗りかな。

マスキング塗装って、好きな人います?
うまく行った時は達成感あるけど、マスキング面倒だし、境界線はすぐ浮いてくるし、押さえ込んで吹き付けする時は1発勝負って感じで怖いんだよねー。
結局、あんまりうまく行かないし…。タッチアップで塗り直してると、始めから筆塗りだけでいいんじゃないかと思えてくる。

今回も、塗り残しはみ出しいっぱいありましたorz

気を取り直して、窓入れ。


フロント・ウインドウは、バキューム・パーツ内ハメ式。
ほぼピッタリはまる感じで、内ハメと言うより断面接着でも行けそうです。少々の折り返し部分を残してはめてみると、仮止め無しでも定着するほど合いが良かったです。
それでも僅かにズレがあったので、まず上辺を透明エポキシで接着して、硬化後、下辺も押し込んで隙間が出ないようにして接着しました。
エア・インテークの窪み部分に隙間ができましたが、エポキシで埋まってます。
この部分はハチマキ・デカールがインテークにも乗るようにして貼ることになるので、多少の隙間も問題ないと思います。

箱車の場合、特にレジンキットなんかだと、窓入れが一番の難関だったりします。
今回はそれが簡単にできたのでラッキーでした。
(あーでも、画像で見るとスリキズだらけ…切り出しやすり合わせでアチコチ擦れたからな…。はめちゃってから磨くのは大変そう…どうしよう?)

さて、サイド・ウインドウはバキューム外ハメ式です。
外ハメとは言え、BBRのような平面を曲面に合わせる訳ではないので楽だと思うんですが、うまく行くでしょうか…。





Rウイング

2009-11-16 | PORSCHE 911GT1

気が付けば、お約束の11月11日もとっくに過ぎちゃってるではないですか…
そう、ポルシェ祭りの締め切りであります。

偉そうに、911GT1を3年分作っちゃうぞとか言ってエントリーしましたが、まー作り始めたのは殆ど秋になってからだし?スパートかける訳でもなくのんびり作ってますし?ほぼ、確信犯ですな…。

ここまでの進捗状況はと言いますと、96年型はボディーの研ぎ出し・さらに仕上げのクリアーコートも終わって内装も出来てますから、もう少し。
98年型は、デカール貼り終えてクリアーも吹いて、これから中研ぎです。内装まだまだ。
97年型ですが…実はまだ手も付けてません…
どうせ間に合わないし、97年型は抜かそう、96年型と98年型を作れば、一応96~98年までを作ったことになるだろ、ってガキんちょみたいな言い訳を考えてました。自分に甘いですな。
でもね、締め切りはともかく、作ってるうちに97年型も作りたくなってきた。
てゆうか、今作らないと今後もほぼ永遠に作らなくなってしまいそうで…。

うん、作ろう…いや、まあ分かりませんけどね。



96年型のリア・ウイングですが、エッチング・パーツ一枚です。それを反り曲げてウイングっぽくしろと。
大きいウイングだし、さすがにそれじゃあ薄っぺらで寂しいだろ…ってことで、もう一枚金属板を用意して、それを翼断面になるように反らして上に乗せてやるようにしました。前方はやや膨らんで、後半が跳ね上がってる感じ。
ただ、全部作っちゃってから気付いたんですが、実車のウイングはあまり膨らみはなく全体的に反り上がってる感じ…。
でも、それらしい雰囲気は出てるし、まあいいや。


翼端版とウイング・ステーも薄いエッチングのペラッとしたもの。取り付ける位置には浅いエッチングの窪みがあるだけで、ほとんどナイフエッジ・ジョイントですよ…。強度を考えてハンダ付けしてますが、余分なハンダを削り落とすと強度はほとんど無くなりそう。削り落とす量を加減する必要がありそうです。


一方、98年型のリア・ウイングはレジン製になってまして、ちゃんと翼断面構造になってます。
でもレジンのお約束で微妙に曲がってますんで、金属板で作り直しだあ~、ってことで、二つ折りにした金属板をそれらしく反らして…ってやってみたけど、うまく行かない。
96年型と同じような作り方にしようとも思ったけど、レジンのウイングを指でクネクネしてたら何となくまっすぐになったので、作り直す必要もないかなーって。
自分を甘やかしてそのまま行きます。www


ステーの取り付けは相変わらず浅い溝があるだけで、レジンだとハンダ付けもできないので、真ん中に金属板を貼って少し段差を作ってます。これで少しでも接着シロが大きくなればいいかなーって。

どうしたもんかと割と悩んでたリア・ウイングですが、とにかく何とかする気になれば、何とかなります。今んとこ順調、ってとこですが、このウイング、ボディー側への接着も細い溝があるだけなんだよね…。何とかなるのかー?


911GT1/98

2009-11-09 | PORSCHE 911GT1

98年型のほうも、デカール貼り始めてます。
デカール貼りが好きな私ですが、このクルマのデカールは何だかなかなか貼りたくならなかった。
全体に広がる歌舞伎模様、位置が曖昧だし細くて曲がりそうな模様なので、嫌な予感してたんだよね…

それに、資料画像と見比べると違う部分もある。
資料画像と言っても、実際のルマンで走ってた時の画像はなかなか見つからず、あってもマーキングの確認が難しい。
現存していて、イベントなどで走ってるらしい車体の画像はいっぱいあるけど、当然全て正確に当時のマーキングを再現しているとは限らないから、参考にはならない。
ちゃんと調べたいけどどうしようもないので、ミニカーなどのマーキングを参考にするしかない、大体のところプロバンスの考証もそれほど間違ってないみたいだという事で、そのまま行くことにします。
どうせ、間違いがあっても修正できるとも思えないしねえ…

貼り始めて、嫌な予感的中。マーキングの間違いは無視してもいいけど、歌舞伎模様は大きさや形が微妙に狂っていて、実車と同じ位置に来ない…!
そして案の定、ヘロヘロのデカールはすぐ絡まるし、劣化も始まってるらしくすぐちぎれる。
まあどうせ、全体的にデカールがちょっと大き過ぎるみたいで少しばらして貼らないと辻褄合わないので、アチコチ切り離して貼ってます。多少の位置の狂いもこの際気にしません、とにかく見た目不自然がないくらいにバランス取れてればいいでしょう。

そんなわけで前半部分だけしか貼ってませんが、このデカールは今まで知ってる中でも最高に難しい。半日かかって半分しか出来なかったよ…orz

プロバンスのデカールって、軟化剤との馴染みもいいしクリアーコートにも耐えるのでそんな嫌いじゃなかったですが、かなり薄いのでさすがにこうゆう細くて長いデカールは弱いですね…

25号車と26号車の違い、ゼッケンは「5」「6」を選択して貼るようになってます。
ノーズ部分も赤か黄色かで違います。まだそのデカールは貼ってません。


ちょっと遡って、開口処理してた部分。
96年型は一切開口しなかったんだけど、こっちのほうはちょっとだけ。
ルーフのエア・インテーク、すごく浅くて黒いデカール貼るようになってたけど余りにリアリティー不足なので、掘り込んでみた。


この位置は掘るのがとてーも難しい。
ピンバイスでいくつか穴を開けて、その後リューターで内側をさらって、カッターや自作ノミでキレイにしたけど、完璧には出来ません。
結局、最後は内側を艶消し黒で塗ってごまかします。


リア・ブレーキの冷却用らしきインテーク。
ここは穴すら開いてなかったので、中から掘って穴を貫通させてます。こうゆう作業はレジンの場合肉厚なので大変でした。
上から掘ってから蓋をする方法のが簡単そうだけど、微妙に膨らんでいるみたいなので、あとからそのように整形するのも大変なので、こうゆうやり方になってます。


ここのルーバーですけど…



こうゆう資料画像見ると、俄然開けたくなりますが、どう考えても
無理
いや、大穴開けて帯金の両端を曲げたものを10枚並べて…とか、考えはしましたが…
まあ、再起不能に陥る可能性大と見まして、諦めました。
すみません、スルーしますた。

研ぎ出し

2009-10-31 | PORSCHE 911GT1
芸術の秋!ってことで、各地で文化祭だのイベントが盛んに行われてますねー。
私も写真のクラブに所属してまして、今年は市の文化祭に協賛して写真展を行います。
とは言っても、クラブに所属してるだけで最近は撮影活動などほとんど行ってなくて、出品する作品もなく、古いネガから探し出してプリントするしかありません。
今ではデジタル写真が主流で私も使ってますが、やはり趣味の写真はフィルム使って自分で現像、自分で引き伸ばしでしょ!って意味のないこだわりでやってるもんで、ネガの整理したり暗室入ったりコレが結構大変なんですよ。
ところが、やらなきゃいけない!ってプレッシャーがかかると、なぜかゲームに熱中したり映画館に逃げ込んだりして現実逃避する不思議w
つくづく自分はダメ人間だ…と落ち込んでますます無気力に…

まー、そんなこんなで落ち着かない状態も、どうにか3日ばかりの徹夜作業で片付いて、写真展の会場準備も完了、ようやく落ち着いて模型に取り組めます。

何かをやろうと思うと必要なのは時間ではなく精神的な余裕なのかも知れませんね。もちろん、絶対的に時間のない人は問題外ですけど、幸い私は時間的余裕は何とかなるので、ちょっと落ち着いて、頑張ろうっと。

と言うわけで、研ぎ出しやってます。

カーモデルって基本的に、というか近年はクリアーたっぷり吹いてテカテカ・ツルツルに仕上げるのが標準になってますよね。
でも、実は実車はそんなに厚いクリアーに包まれているわけではないし、レースカーだとそんなにピカピカでもないんですよね。
大きいスケールならともかく、43の場合クリアーの厚さはリアリティーを損ねてしまう場合もあります。

なので、過剰にテカらせるのは違うなーと常々思ってましたが、デカールの段差や耐久性の問題もあるので、やはり研ぎ出しは行ってました。
今回もそれほどテカテカは目指さず、おざなりの研ぎ出し程度で済ませておこうと思って、軽く研いでもう一度クリアーを吹いて済ませるつもりでした。

でも下地から手を抜いていたせいもあり表面の平滑性がイマイチで、全体的にボコボコした感じ…さすがにちょっと不満だったので、さらに研ぎ出ししています。



だいぶテカテカになってますが、研いだ時の傷が残っています。
もう一度研ぎ直すか、考え中…

研いだり磨いたりというのは、そんなに難しい技術は必要としませんが、とにかく時間をかけて丁寧にやらないと失敗しますね。ヤッツケ仕事をすると、下地出しちゃったり大きい傷付けてしまったり、色んな失敗が待ってます。
そういう意味でも、落ち着いて取り組むことは大切。

ちなみに、研ぎ出し・磨きにはコレ使ってます。


ホルツの液体コンパウンド3ステップ(各80cc入り)。

私が43始めた頃(10年ばかり前)にホームセンターのカー用品売り場で見つけて買ったもので、当時はトライアル・セットとして安く売られていたように思います。
コレ使ってみて、満足したら大きいボトル買ってね、みたいなもんなんですけど、実車ならともかく43ならこれで一生使えそうwww
ほかに同じくホルツのチューブ入りコンパウンド3本セットやタミヤの物も使ってますが、ペーパーのあとは液体コンパウンドだけでじゅうぶん艶は出せます。
で、ピカピカになってくると面白くて、つい不自然なまでのテカテカ・ツヤツヤを目指してしまうんだよねえ…

カーモデラーって、リアルなスケールモデルよりも「小さくてキレイな置物」を目指しているのかも知れません。


コクピット

2009-10-19 | PORSCHE 911GT1
気が付けばポルシェ祭りもリミットまで1ヶ月を切ってますね。
なのに、まったく尻に火がつかないワタクシですw

真面目に完成させてる皆様には申し訳ない気もしますが、何せ趣味のことですので、気分が乗らないとやらないってスタンスは変えられないです。
まあそれでも、模型作りに飽きたとか嫌になったとかではなくて、色々ほかのキットに目移りしたり、弄ったり妄想したりしてますんで、そのうち出来ますよ…。

内装は予定通り、基本はキットのパーツを生かしてディティール・アップとかはしない方針ですが、多少の例外もあります。

シートベルトは、シートにモールドされてるのを塗り分けただけです。
バックルの金具だけ、タメオのジャンクから切り取ってきました。
ショルダー部分は後ろに放り出したようなだらしない状態ですが、まあ実戦ではキチンとシート上に並べておくとかしないだろうし、リアルでいいかも。
サベルトのロゴデカール貼るのは難しかったけどね。
ちなみに、実車のシートのカタチは右側のショルダーサポートの部分が取っ手みたいになってるらしいけど、キットは普通のシートだったのでそのまま使ってます。


ステアリング、キットに付いてたのは一番左の黒いプラ製。
プロバンスってどのキットにもこのステアリングが付いてきます。
でかいしカタチ変だし、いくらなんでも使えません。
一番右のはタメオのF1用ですが、これでは小さすぎる。
真ん中のは以前自作したものだけど、これも小さいしカタチも違う。


仕方ないので、ちょろっと自作してみた。

タミヤのキットの画像を参考に、それらしいカタチにしようとしたけど…
真ん丸じゃないし、左右対称でもない…でも箱車だし完成後はほとんど見えないのでこれでいいです、ちなみに直径は約7ミリってとこです。


後ろからの図。

配線もモールドを塗っただけ、メーターパネルはデカール、シフトレバーはパーツが見当たらなかったのでジャンクから適当に。

ひどい出来ですが、モチベーション低下している今なので、こんなもんでいいです…正直、よく見えなくなる部分に手をかけるという価値観はあんまりないです。
内装は、私にとってはヤッツケ仕事になります。
もしキットが素晴らしいパーツを用意してくれてるのなら意気に感じてガッツリ取り組みますが、まっ、プロバンスですから…w



こちらは98年仕様のGT1です。Evo.3て言うんでしたっけ。こっちも作ってますよ。
プライマー、サフ、ホワイトサフまで塗れてます。
内装作るよりはボディー塗るほうが10倍好き。
もう白くなってますからこのままデカール貼りに進んでも良さそうなんですが、ちゃんと白の塗装もしますよ。そしたら、デカール貼りです。
この段階は楽しいので、けっこうサクサク進みます。

96年のボディーのほうは、研ぎ出ししてます。

97年?   …うー、あー。




やっちまったな~

2009-10-07 | PORSCHE 911GT1

まあ画像の通り、タイトルの通りです OTL

この911GT1は、25号車と26号車を選んで作れるんですが、まあどっちでも良かったんですが25号車は優勝したTWRに1周遅れの2位と健闘だったし、3位になった26号車のほうはフェンダーの塗り分け指定がインストに書いてあるんですが、落書きみたいなプロバンスのインストはどうも信用できないので、無難に25号車を作ってます。

デカール貼り終えて安心してたんですが、ルーフのエアインテーク前方を青く塗るのを忘れていることに気付き、2度ほどクリアー吹いた後にマスキングして青を吹きつけてたんです。

で、慎重に、慎重に、マスキングテープを剥がしたら…
ゼッケン番号持って行かれましたとさ。

あーあ。

実は、ゼッケンの黒数字のデカールは薄くて浮きやすくて、ボンネットと右ドアはクリアー軽く吹いただけでボコボコ浮いてきたので、軟化剤攻撃でしっかり溶着させておいたんですが…左ドアは比較的しっかりしてたので、貼ったままだったんですよね。
やはり、ちゃんと接着できてなかったのねー。



以前にインプレッサでも同じミスやらかして、その時は剥がしたマスキングテープを水に漬けておいたら、翌日デカールだけ離れてたので有難く返していただき無事リカバー出来たので、今回も返していただきたく一昼夜水に漬けておきました。

奪ったら、返してよ ねえ~

ところが、翌日になってもうまく剥がれてくれません。業を煮やしてピンセットで引き剥がそうとしましたが、哀れデカールはバラバラになってしまいました。(泣

それでも、破片をジグソーパズルのように並べてつなげてみましたが…


ここまで再生させるのが精一杯…。これでも8枚ぐらい破片をつなげてます…

あとはタッチアップで直します…「2」のほうは、もう26号車のゼッケンから持ってきます…


まあ、どうにか見れるレベルまで回復…助かった…。

とにかく、デカールダメにしちゃっても簡単なカタチならアウトラインだけでもある程度再生出来れば、あとは面相筆でチマチマ塗れば何とかなります、諦めたら終わりですからね!

エアインテークの青もうまく塗れたし、またクリアー塗装を再開できます。
ラッカー塗装のクリアーは、研ぎ出し出来るようになるまで乾燥させるのに時間が掛かりますが、経験上一度に厚く塗るよりも、何日かに分けて塗り重ねたほうが、結果的に乾燥は速いようです。
いずれにしても、研ぎ出しまではまだまだ時間が必要なので、その間にほかの作業を進めようと思ってます。








内装

2009-09-29 | PORSCHE 911GT1
プロバンスのキットと言えば、内装は一体形成されていて、いわゆる立体塗り絵で仕上げる方式。

911GT1(96年)はシートとダッシュは別パーツでしたが、あとは消火器や電子機器などの室内装備品、配線類、ドア内側のケージまでも約束通り一体化されてます。
このパーツ(シャーシ・室内部分)はゴム型が相当傷んでいたらしく、装備品の隙間までレジンが回っているし、ドア内側のケージは逆に湯が回ってない状態で途切れてます。
装備品まで自作するのは素組みの原則に反するので、余分なレジンは自作の極小ノミや針先などでていねいに取り除き、ケージだけは金属線で作り直しました。


良い資料写真がなくて分かりませんが、Aピラー内側まで伸びる部分は作ってません。窮屈になり過ぎだと思うので…。



シートとダッシュを取り付ければ適度な密度感になります。
あとは塗り分けだけでいいでしょう。
と言っても、ほぼ黒一色みたいな内装なんですけどね。
プロバンスの正しい作り方から大きく外れていませんよねーw



そうそう、いつぞや紹介したタカラトミーのF-15J、完成しました!


完成って言っても、塗装済みだしマーキング済みだし、あとは組み立てるだけなんですけどね。
このキット、組立てもほとんど接着剤不要でパチパチ組めます。
そのくせほとんど隙間も出来ない精巧さ。ハセガワが原型製作から協力しているらしいけど、さすがって感じですねー。 このスケールのF-15としては、キット・完成模型問わず過去最高の出来との評判です。

まあ、隙間が出来ないと言っても接着剤使わずはめ込んだだけでは合わせ目は残るので一応接着剤使ってますし、合わせ目消ししてタッチアップもしてます。増槽やミサイルは塗装し直しました。
マーキングもタンポ印刷済みですが、機番はデカールが別に付いているので自分で貼って、ツヤを整えるためにツヤ消しクリアーも吹いています。その後、墨入れもしてます。
結局、ちょっとこだわると普通に作るのと手間変わりませんね。

このキットのコンセプトとしては、「塗装やデカール貼りの煩わしさを排除しつつ作る喜びや精密感を楽しめる」ということらしいのですが、これがこれからの模型の方向性なのかなあと考えてしまいました。

確かにプロバンスの面倒臭いのに比べたら、サクサク作れて楽しいんですけど、塗装やデカール貼りを楽しいと思う人もいるんだし、作る喜びをもっと残しといて欲しいというか、せっかく良い素材があるんだから未塗装のプレーンなキットとか、別売デカールを揃えるとかいう展開も同時にやってくれると嬉しいんですけどね…。

カーモデルの世界に関して言うと状況がかなり違いますから、むしろ1/144飛行機モデルの現在の状況は羨ましいぐらいなんですけどね。


いつのまにか、秋

2009-09-21 | PORSCHE 911GT1
どうも!
最近、すっかり自堕落な生活に陥っているtakです。

なんというか、季節の変わり目ってダメなんですよねー何もやる気が起きないというか。
やるべき事はやらないで、安易な遊びだとかお酒だとかギャンブルだとかゲームだとかに時間を食われて、気がついたらすっかり涼しい季節になっちゃって、「あーあ」って感じですよ。
模型も進まないし、ネットも見なくなったりして、皆さんともご無沙汰になっちゃって申し訳ない。ブログ更新してないのに、結構なアクセスがあってこりゃいかんと思い、取りあえず更新。

…っても、あんまり進んでません。
せっかくBBSホイールのパーツいただいたのでちゃんと作らなきゃと思って色々考えてましたが、結局そんな難しいことはできないので、自分らしく適当に行くことにしました。

さて、プロバンスのホイール内側と言えば、このパーツ。

パンケーキの真ん中に六角ナットらしきカタチが付いてるだけのパーツ、これをホイールの中に入れて、ブレーキ・ディスク兼ハブにしろと。
さすがにこれは使えないですよ…ブレーキ・ディスクだけなら精密さを諦めて我慢するとしても、センターロックのナットがブレーキと同じ面に付いてるって、変でしょう?
プロバンス作ろうとしても、こうゆうところでいちいち引っかかるんだよねえ、せっかくボディー・スタイルとかはいいのに。思えば、プロバンスのキットはいっぱい積んでますが、作ったのって数えるくらいだわ。

そんなわけで、お手軽なディティール・アップてことで、こんな風にしてみました。

(とりあえず、2台分作ってます。)
ディスク・ローター、ハブ、ブレーキ・キャリパーと自作するとなると結構大変なので、全部一体でモールドされてるものを利用しました。

元ネタは何かと言うと、

コレです。
バンダイのスーパーGT用パーツ。このランナー1枚、300円也。
利用できるものは何でも利用しちゃいましょう、もっと高級な別売りパーツもありますが、コストパフォーマンス優先ですw
ローターがスチールなのは違うのかなとも思いましたが、見栄えは悪くないので銀色に塗っちゃってます。

実はスポーク部分のレジン・パーツをいただいた時、一緒にブレーキ・キャリパーのレジン・パーツもいただいたんですが、今回はモールドされてるものでじゅうぶんかなと思い、使用しませんでした。精密なパーツなので、いずれ利用させていただきまーす。

余談ですが、バンダイへのパーツ注文は「定額小為替」というものを郵送しなきゃいけない。これ、50円単位までしか端数がないし、発行してもらうのに250円もかかるし、郵送代もかかるし、でも補償はないし、すごい不便なんですけど…。
タミヤとかだったら、郵便振替でATMからでも注文できるのにねえ。
ちなみに、お釣りは切手を送ってきました。だったら、小額の場合は切手払いでもいいじゃんw
プラモじゃなくて玩具のパーツは切手でも送金できるようです。訳分からん。

で、ホイールの中が出来たので、金色に塗ったスポーク部分を接着。

リムとスポークのつなぎ目部分がどうしても実物のようには出来ないようなので悩みましたが、出来ないものは仕方がない、当初の状態よりか100倍マシだということでこんな感じでOKにしました。
センターロック・ナットは、ゼットモデル製を使おうかなと思ってます。

すごく久しぶりの更新ですが、進んでいるのはここまで。
まあ、これだけの作業っつっても、色々試行錯誤しながらやってるのですよ。

あーでも、私にとって模型作りはリラクゼーションですので、全然作れないのもストレス溜まります、手慰めにこんなの作ってました。


またまた、144の飛行機ですー
最近はすっかり飛行機模型が楽しくなっちゃってます。気軽に作れる良いキットがあるというのは、素晴らしいことですね。
(でも、このキットは少し難しかったけどね。銀塗装でクリアー吹かないので、デカール貼りっぱなし、そのデカールもカルトグラフだけど薄くて大変でした。)

カーモデルでも、あれこれ悩まないで取り組めるのを作りたい今日この頃です。
またタメオ作ろうかな?