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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

911GT1/98完成!と思いきや・・・

2010-12-16 | PORSCHE 911GT1

週末に頑張って小物パーツとか仕上げて、見ての通りの完成形に~^^ ウホウホ

ボディー塗装と同時に進めておけばいいものを、ここまで放置してて今更めんどくさいったらありゃしないサイドミラーのデカール貼り&クリアーコート。

25号車と26号車では色が違うので、青いラインだけ共通で赤or黄色は別のデカールになってるんですけど、赤デカール(26号車)が逝っちゃっててバラバラに…。

思えば、昨年ボディーにデカール貼った時は、まだデカール生きてたんだけどな…この夏は引越し先の超日当たりのいい部屋で、超暑い夏を過ごしたので、夏を乗り切れなかったかも知れません…ほかの積ん毒たちも同じ部屋で過ごしたので、デカールやられちゃってるかもです。みなさん、少しでもデカールの寿命を延ばしてあげたいなら、少しでも涼しくて乾燥しない場所に保管しましょうね。

私は長年、日当たりの悪ーい、ジメジメした部屋で暮らしていたので比較的デカールが逝っちゃってることが少なかったです。

というわけで、クレオスのオレンジを筆塗りしておきました。でもノーズ部分の識別色より濃い色になってしまった。

デジカメの限界か、蛍光灯光源の影響か、画像では結構濃い色に見えるけど、もっと薄いオレンジなんです。(これでも画像ソフトで明るめにしてるんだけど)

ところが、これも今更資料見てて気づいたんだけど、実車はこんな色ではないんですよね。蛍光レッドかも知れないけど、もっと赤っぽい赤。当時のルマン以外での画像だとオレンジに近い赤の車両もありますけど、多分塗り直されたもので、ルマン参戦時の画像でオレンジぽいのは無いんです。

さらに、青いラインにも所々赤いラインが寄り添いますが、これは実車は25・26号車とも普通の濃い赤。キットのデカールはそれもオレンジ…。「Mobil 1」の「o」で普通の赤も使っているので、色数をケチったわけでもないんですよね…。重箱の隅ネタかも知れませんけど、今後作るかたがいましたら、気を付けてくださいまし。

(911GT1でぐぐると、意外と自分のページが出てきたりするので、もしかしたら参考になるかもと思いまして。)

まー私は、今更塗り直しも面倒なんでこのままで行きますけどねw

ワイパーは、モデラーズの1/24用エッチングパーツから一番小さいのを選んできました。最近は近くが見づらくなって、ハンダで組むのはしんどいかと思いましたが、まあ慣れてるのでなんとか成功。これでも1/43にはちと大きいので少し切り詰めてますが、まだ大きい;

リアウイングのステー。エッチングのぺらぺらパーツなんですが、実車はカーボン製で翼断面的な厚みがあります。あるいは金属製の芯にカーボン製のカバーが付いているのかも知れない。最初はエッチングのままでいいかなと思ってたんですが、ここへ来てスルーできなくなってしまい、プラ板を両面から貼り付けて、厚くしてやることにしました。透明プラ板にしたのは…貼り付けてから整形するのにエッチングのカタチが見えるほうが楽かなと。

カウルに接着する側もウイングに接着する側も、浅い溝に差し込むだけなので、差し込む部分だけエッチングを出しておきます。でも考えてみればもっと厚いプラ板で作り直して穴開けてピン立てて取り付けられるようにすれば良かっただけかも知れない…。まあ、カタチの精度はエッチングを利用したほうが正確に出来るでしょ?

黒く塗ってカーボンデカール貼って、瞬着でカウルに取り付け後、強度を稼ぐために継ぎ目にエポキシ接着剤を塗ってガッチリ固定。接着剤はみ出してるどころの話じゃないですけど、見た目よりも強度です!

取り付けを待つ最後のパーツたち…

ここまで長かったね…一年以上前から作ってて、本当は昨年末の締め切りに間に合わせるつもりだったんだ…

 

ウイングも、ガッチリ固定。

こんな不安定な取り付け方法でも、エポキシを少量盛ってやるだけでちょっとやそっとじゃビクともしません。エポキシ、ありがたや ありがたや。

 

(ん?)

 

(実車画像)

 

ぎゃあああああああ

すてーが逆向き ( ゜д゜) orz

 

スルーしちゃう? ( ゜∀゜)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ で き ま せ ん !

タヒにたい…

エポキシ憎し

「もうやめにしようか?」 自分の胸に聞くと 「まだ歩き続けたい」 って返事が聞こえたよ

 


完成間近!の筈が・・・

2010-12-07 | PORSCHE 911GT1

今頃になって、リアカウル・エンドのガーニーリップを追加してます。

普通、資料をしっかり集めて作業を開始するべきなんですけど、もう完成も近い今になってもだらだら資料漁ってるもんだから、後から後から新事実が見つかったりします;;

リアエンドのガーニーリップは何となく付いてるのは気が付いてたんですが、本番での画像だとみんな黒く見えるので、「黒いんだから後からつけたほうが楽。」とか考えてました。

しかしよく分析して見たら、黒く見えるのは走行中に汚れて黒くなってるのであって、本当はボディーカラーの白のようで、しかもカウルとキレイに一体化している…

トホホな気持ちで金属板貼り付けて、筆塗りで継ぎ目が目立たないように色塗って、さらにブラシでぼかし塗装してクリアー。ろくにマスキングもせずリアエンド上面のみにクリアー吹いたので、あとでコンパウンド磨きしてツヤを均一化しようと思います。

こんだけの作業で週末終わってしまった…。

後ろからチラリ見えるウイング基部は、資料を生かせば相当のディティールアップも可能ですが、もう気力が続かないのでキットパーツだけで終わり。排気管もレジン一発抜きされてるままです。

 

 

あと、訂正。

前回のログで、ドア下のトランクルーム上面に貼られる「Mobil 1」のロゴ、左右同じ向きと書きましたが、その根拠はこの画像。

左側の画像はこれしかなかったのですっかり信用してましたが、

こんな画像も発見 ;;

しかもこれは間違いなく1998年のルマンウイークの画像です。どうやら、向きは適当に貼られるようですwww

最初の画像はいつのかちょっと分からないし、2番目の画像にしてもどの段階で撮影されたものか分からないし、本当のところはハッキリしません。

でも、これから作る方は、左右対称にロゴ貼ったほうが良いかもと言っておきますね。私はこのままでいいです。

 


復活!911GT1 '98

2010-11-29 | PORSCHE 911GT1

模型とは関係ありませんが、先週の土曜日に私のお気に入りJリーグチーム「名古屋グランパス」が初のリーグ優勝を遂げました。やったね!!

なにぶん遠方に住むファンなもので、応援はもっぱらTV観戦、昨年は1試合だけ見に行けましたが今年は全てTVでした。

で、優勝当日はチームは湘南とのアウェー戦、私はBONNIE PINKのライブ見に名古屋にいたのですが、まさかこんなに早く優勝が決まってくれるとは思ってなかったので、こんな歴史的な日にチームの地元にいながら、その盛り上がりに参加することも出来ず、優勝を知ったのもライブが始まる直前。ライブ終了後はすぐ高速で帰宅したんですけど、あとで聞いたらその日のうちにチームは名古屋に帰ってきて、名古屋駅で多くのファンが出迎えたとのこと…ライブ終わってすぐ名古屋駅に行けば出迎えに参加できたのに…

なんだか、つくづくダメなファンです。もう優勝してくれて嬉しいやらガッカリやら。おまけに試合の放送の録画も忘れてました;; 今年全試合見てるのに、よりによって優勝決めた試合を見逃すなんてね。

それはともかく、Jリーグ発足当時からずーっと応援したきたチームの優勝は本当嬉しいです。グランパスというチーム、トヨタがスポンサーということもあって資金は潤沢、金で代表クラスの選手を集めてきて強くなったような部分はありますけど長く見てきているとそれだけではチームは強くなれないことは良く分かります。今のグランパスの強さは一にも二にもストイコビッチ監督の存在に尽きます。

監督としての手腕以前にそのカリスマ性と人間性がチームをひとつにした結果だと思います。サッカー知ってる人なら分かると思うけど、現役時代のストイコビッチは本当にすごい選手だった。そんな男が監督になるのだから、選手は信頼するのは当たり前、今でもチームで一番フリーキックがうまいのは監督なのだw

しかも、選手時代の切れやすい性格は影を潜めて、監督になってからは常に冷静でユーモアを忘れず、選手を気づかう優しさもあり、チームがまとまらない筈がない。つくづく、組織というのはトップの人間の資質に大きく左右されるんだなあと痛感しました。

さてさて、そんなこんなでこの一週間は優勝祝いで飲んだくれたりしてて、仕事も忙しいんですがブログ更新してる余裕がないです。でも、ここんとこ模型熱もアップ気味でちょこちょこ作ってるので少しでも書いとかないと(汗

 

えー、前回のログのフェラーリのキットについては次に書くとして、とにかく今作ってるのはもうすっかり忘れられてた911GT1/98です。コレを片付けたら今年の祭りキット作ります!

顔はこんな感じになりました。レンズはキットパーツのまま、スモールライトは金属ピンの先を丸めたものを刺して、ウインカーは塗り分けました。バQのライトカバーを貼って、どうしようかと思ってた996風レンズカットのデカールですが、ほかに表現方法もないので貼っちゃいました。しかし、もうちょっと繊細な表現は出来ないものかヴィラージュ…

ヘッドライト脇にある補助ライト(?)ですが、透明レジンのカタマリです。バQのライトカバーを自作して貼ったほうが良かったんですが、モチベーション低下中の作業だったので手抜きしました。ついでに透明エポキシ接着剤で付けたんですが空気が入ってしまって、もうライトなんだか何だか分からないgdgdぶりです…;;

 

ここは何とかしたかったところです。タイヤ前の開口部、これはラジエターのエアアウトレットなんですが、

実車はルーバーが付いてます。これはなかなかカッコイイ場所なんですけど

プロバンスはここもこんなデカールで表現させようとしますよ。あんまりです。ちなみに隣はドアノブのデカールですw

仕方がないので、細切りしたアルミ板をチマチマ付けてゆきます。塗装後にする作業じゃないです。本来ならちゃんと穴を掘り下げて、ルーバー入れやすくしとくべきだった。穴が浅いので付けにくいったらない。立体感もイマイチだしね。

なんとかルーバー4枚並べて、マスキングして黒く塗りました。はみ出すやら、塗り残しあるやら…ヤレヤレ。

タイヤ&ホイールは、ミニチャンプスからの流用。このホイール、リムがあまりにも厚くて残念だったのでリューターで削って薄くしようとしたら、なんだかガタガタに…この作業のあと数ヶ月放置してました。すっかりヤル気なくなったんだけど、数ヶ月経って見てみたら、まあいいかと思えるようになった。

どうせ、アチコチダメダメだらけなのだ。今更ガタガタのリムにガッカリしてるより完成させちゃおうってことで。ミニチャンプスのタイヤはピレリだったので、逆向きにはめてミシュランのデカール貼りました。

内装は多少手を加えてますが、ほぼキットのパーツのまま。シートベルトはタメオのを使ってます。なんとこのGT1、ドアの下がトランクということになってます。無理矢理GTだからねえー…。「Mobil1」のロゴが付きますが、左右同じ向きが正解らしいです。インストは間違ってます。

デカールによるダッシュボードのカーボン表現もすざましいけど、敢えてそのまま使いました。まあどうせそんな見えなくなりますって。ステアリングはエッチングで用意されてましたけど

右のはF1用ですけど、それと比べてなんなんだこのデカさはwww

スポーク部分だけ残してグリップは金属線で自作しましたけど、あとで調べたらスポーク部分の形も実車とは全然違ってたw やるなプロバンスwww

 

ということで、おおむね難しそうなところは終わったし、ようやく完成が見えてきました。次には完成報告できるといいな!

 

では、祭りネタ発表しときます。前に一度チラ見せしましたけど、その中から選びました。

マツダ717C、通称「そら豆」ちゃんです。プロバンスの古ーいキットですけど…余計な事しなきゃ完成させるのは難しくなさそうですよ。

1983年のルマン、グループCジュニアクラスで1・2フィニッシュ、総合では12位&18位でした。

91年のルマン制覇のさきがけとなったマシンです。愛らしいスタイルも、そういう目でみるとカッコイイでしょ? さて、祭りの締め切りまで1ヶ月…間に合うかなー?

 

 

 

 

 


うまく行かない Part2

2010-04-01 | PORSCHE 911GT1
自宅の改築に伴って、しばらくお引越ししなきゃいけません、ガラクタ全て持って行けないし置いてもいけないので、相当のガラクタ、古本を処分してます。

困ったのは、43趣味以前に作ってたプラモの完成品(おもに1/24のカーモデル)、もうすっかり古ぼけてるし昔のスキルで作ったものなので鑑賞にも堪えないので思い切って捨てちゃう事にしました。
正直、邪魔になってたので捨ててスッキリするかと思ったんですが、そんなに単純ではなかった。どんなにダメな出来だって、ちゃんと完成して長いこと飾ってあったものを捨てると言うのは、やっぱり心が痛いです。

なんだかね、自分の過去を否定してしまうような気分。不燃ゴミとして出しちゃった後は嫌な気分ですよ…。
模型をやらない人には、そうゆう気持ちは分からないかも知れないけど、そうゆう気持ちが自分の中にあるから、やっぱりまた模型を作るんだと思います。

さて、そんなブルーな気分に追い討ちをかけるようにまた先日トラブルが発生。
HDDレコーダーがトラブりやがりました。
私の使ってるのは5年ぐらい前の東芝製なんですが、250時間ぐらい録画できるので、結構気楽に映画やら放り込んでおいたんですよね。
CSで放送していた「F1グランプリの歴史」も10回分、入れっぱなしにしてあったんですが、そろそろDVDに移そうと操作していたら…
「再生できませんでした」というメッセージが画面に出ました。
さらに再び再生を試みると、「録画状態に問題があるため録画も再生もできません」というメッセージが…!
で、再生リストを見ようとしたら、全てのタイトルが消えてしまってます!
参ったなあ…HDDクラッシュか?と思ったんですが、何とか復旧して欲しいじゃないですか…修理代も痛いけど、見たかった映画やとりわけ「F1グランプリの歴史」が…

ショップやメーカーの対応はアテにならないので、まずはネットで検索。
くだんのメッセージでぐぐると、なんと4万件もヒットするでわないですか!
どうやら、東芝のレコーダーにこの症状は頻発しているらしく、HDD トラブル でぐぐっただけでも、やたらと東芝の名前が出てきます。

つまり、どうゆう症状かと言うと、HDDに満杯近く録画してしまうとファイルを管理するプログラムが容量不足に陥って、このメッセージが出るようになるらしい。
録画データというのは、1タイトルがひとまとめになって同じ場所に記録されているわけでなく、録画・消去を繰り返すうちに空いた隙間を少しづつ埋めていくように記録するので、HDDの中ではバラバラになって存在しているらしいです。これを「断片化」と言って、それを管理するプログラムにも相当の負担がかかるわけですね…。

つまり、物理的にHDDが破損したわけではないのでファイル自体はまだ中で存在してるんですよね。で、それを呼び出すための秘密のコマンドというのも見つかったので、それを実行してみました。
たしかに、タイトルリストは復活しましたが、ほとんどのタイトルが再生できなくなってる…ネットの情報では、コマンド入力を繰り返すことによって完全復旧したというのもあったので、やってみましたが私の場合、繰り返せば繰り返すほど再生できるタイトルが減ってゆく…orz

もうそれ以上の解決策はネットでも見つからなかった。PCでデータを読み出して再構築…みたいな方法も紹介されてましたけど、ほとんど神業というか一般的な方法ではないらしいです。
そんなわけで、もう今トラブル抱えてるのは堪らないので、HDD初期化を敢行しました。
映画はまた見れる機会もあるでしょうけど、「F1グランプリの歴史」は…
再放送、もうないだろな…。またまた、ブルーな気分ですよ…。

皆さんご存知かも知れませんが、HDDレコーダーのデータは常に危機にありますよ。
必要なコンテンツはマメにDVDにコピー、定期的にHDDを初期化してなるべくクリーンな状態に保つことが大事です。特に東芝の場合はねw
チャプター分割もデータを複雑化するらしいので注意が必要です、あと私の経験だと「早送り」をするだけで症状が出る時があります。
私の場合も、いきなり逝ったわけでなく、最近ちょっと調子が良くないというのがありました。「早送り」がスムーズに行かなかったり、再生中に止まったことがここ何日かありました。
ですから、ヤバイなと思ったら、まず必要な映像をDVDにコピーです、少しでも救えればいいほうですからね。


しかし、容量いっぱいに録画するとトラブル出るってことは欠陥品じゃないですか…トラブル起きないように必要な領域を確保しておくべきなのに、おそらく録画時間競争で少しでも大量録画できると宣伝したかったので、容量いっぱいでも無理して押し込めるようにしてたんでしょうね…。

結論…もう東芝製は買わないことにします。



さて、模型です。
前回の画像にあったフロント・ウインドーのトラブルですが、まずはこうゆう状態でした。
フロント・ウインドーとサイド・ウインドーを透明エポキシで外から貼って、その後デカールを貼りました。



結構、うまく貼れたかな?と思ってたんですが、フロント・ウインドー左側、やや短過ぎたようです、サイド・ウインドー前端との間が開いちゃってます。
まあ、黒いし隙間目立たないし直さなくてもいいかなーと思ってデカールを貼ったら、ウインドー固定ピンを表現する銀丸が半分しか乗りません…。

デカールの大きさは正しかったと言うことなので、デカール貼ってからウインドー切り出せば良かった…と思ってみても後の祭り。
デカールが正しいかどうかなんて先に分かる筈がないもんね。

そこで考えた。
そもそも、外から黒フチのデカール貼るんだったら、フチのほうはパテで埋めてもいいじゃん…修正した部分は黒く塗り直せばいいんだし。
実はボディーとツライチじゃなく、ちょっと浮いていたので、じゃあパテ埋めのついでにツライチ化もしようか、という訳で前回の痛い画像の状態となりました。
(ガシガシ削るのでボディーを傷付けないようにマスキングして削ったんですが、マスキングテープ剥がす時、サイド・ウインドーも取れちゃったw)

実はフロント・ウインドーはスペアがあったのですが、剥がすのが大変そうなのと、切り出すのがあまりに大変だったのと、どうせまた浮いちゃうだろうというのと、デカール貼っちゃってスペアがないのとで、一からやり直しはせず、現状の修復という方法にしました。



隙間埋め・ツライチ化作業が終わったら、黒フチを塗り直して、「PORSCHE」ロゴを修正。
ボディーはすでにクリアーコート済みなので、ゾルでマスキングしてウインドーのみにクリアーを重ね吹きします。
これ、結果的にはゾルでマスキングは失敗でした。まず、テープで大まかにマスキングしてからゾルを使うべき。逆は難しいですよ。
それから、そもそもゾルは境界線に使うのは不向きです。剥がす時に柔らかいので、境界線でめくれず余分にクリアーを持っていってしまいます。
お陰で、クリアー後にまたクリアー筆塗りでタッチアップしてコンパウンドで磨くという無駄な作業を繰り返すことになりました。

そんなこんなやってるうちに、何度か落っことして、気が付いたらテールフィンのカドが折れてた…orz
もう、はいずり回って破片を探しましたよー、見つかって良かった。



上手じゃないけど、接着できました。この後研磨修正して白をピンポイント吹きして目立たなくしてます。



何とか、ウインドーとテールフィン修正終わって、もう一回全体にクリアーを吹く前まで来てます。
これが1週間ぐらい前かな。
ゴタゴタしてるので、その後全然模型できてません。
次の更新はいつになるかも分かりません。取りあえず引越し先のネット環境も整ってませんので。
まあ気長にお待ち下さいね。


うまく行かない…

2010-03-29 | PORSCHE 911GT1
何かとうまく行かない今日この頃…。

3月から、自宅改装の予定だったんですが色々あって4月からにずれこんでます。
簡単な改装の予定が、両親が業者の口車にまんまと乗せられたやら、全面改築みたいなことになってます。まあ資金の出所が親なんで好きにしてくれればいいですけど…
勝手にされてるようで、あんまり面白くないです。

おまけに、色々処分品をオクに出品してたら、子供の頃に遊んでたモデルガンが「違反商品」判定されてしまい全出品削除されるわ、出品制限扱いになるわ…
ヤケクソで久々にデイトレしてこづかい稼ぎしてたんですが、種が5倍になったわとウハウハしてたら、ちょっとした油断で全部失くした…
どうやら、貧乏神だか疫病神が憑いてるのか?まあ健康だけは保ってるので疫病神ではないかな。

そんな毎日なんで、模型も作れないしブログ更新する気力もない。
でも毎日アクセスは少なからずあるので、ちょっとは書かなきゃ申し訳ないっすね。



えー、911GT1ですが、資料画像を見ていて気が付いたことがありました。


これが96年型


こっちが98年型

気になったのは、ホイールの違いです。
98年型にも96年型と同じホイールを…と思っていたのですが、あまりに印象が違い過ぎます。


前にも貼ったこちらの画像でも分かりますが、

スポークは思いっきりリムのフチまで広がってます。オフセットも外側いっぱいですねー。
ちなみに、センターロックナットはギザギザナットですね。
これ、結構このクルマの特徴にもなってるので、なんとか再現してやりたいなと思ったんですが、リムにスポークのパーツをはめこむ方法ではどうしてもここまでフチギリギリ感は出せないんですよね…


こうゆう、以前のタイプのホイールを履いた画像もあります。
でもこれはルマン実戦仕様ではなく、どうやらプロトタイプか、後年の展示車のようです。
(あるいは、この画像は模型かも知れないw)

これだと、やっぱり全然印象が違うんですよね…

そこで探してきたのが、ミニチャンプス!
そう、いつしか紹介しました97年型のミニカーですが、99年のレースに出た仕様ですので、ホイールは新しいタイプが付いてたんです。
ただ、画像は撮り忘れましたがスポークの感じは悪くないんですが、リムが分厚過ぎてこれまた雰囲気違うので…

リムを削ってみたんですが、削り過ぎてグダグダに…あーあ、どうしよう!
それに、カタチは近いとは言え、ミニカーのパーツってやっぱり43キットに慣れてるとシャープさとか精密感が違うんですよね。
これ、正しい選択だったのだろうか…?

色も違うので塗り直したいんだけど、軸受けの部分まで一体になってるので、スポークだけに塗るには吹き付けでは無理。筆塗りですかあ…


うまく行かないのはホイールだけじゃないです…。


ウッ!



パキッ!

アアアアアー orz

911GT1 その後

2010-03-19 | PORSCHE 911GT1


ジョーダン完成しましてひと息ついて、次は何を作ろうかと楽しく妄想しているとこです。
一応、「謎の白箱」作ってますがコレは記事に書けないしノンビリ進行です。
今はCカーとかGTとか作りたい気分になってます。昨年から作ってるポルシェとは別にね。

そう言えば、昨年96年型だけ完成させました911GT1ですがロクな完成画像も並べずに放置させてまして、そのうちちゃんとしなきゃなあと思ってるうちに2ヶ月も経っちゃってすっかり時期を逸してしまいました。
取りあえず、作るきっかけを与えてくださったポルシェ祭り事務局のほうへは簡単な画像を提出しましたが、同じ画像をこっちにも並べるのは芸がないので違う趣向で撮り直したいと思ってたんですが、完成画像もちゃんと撮ろうと思うと結構大変だしなかなか思うように撮れないんですよね。

特にここのところ落ち着かなくて、撮り直せないうちに季節も変わっちゃったので、ズルして祭りページのほうへ直リンで済ませちゃおうと思います。
ほかのかたの素晴らしい完成品も見てみて下さいね。


(画像をクリックしていただくと、祭りページの私のとこへ飛びます)





ディティールで見ていただきたいのは、やっぱりこのタイヤ&ホイールです。

キットのパーツが全然らしくなくて、どうしようかと悩んでいたところ、
プロ・フィニッシャーのStudio_Rossoさんからご提供いただいたレジン製のメッシュ・スポークです。
これがなければこのキットは作れませんでした。
ブレーキ・ディスク、キャリパーはバンダイのキットから流用、タイヤはフジヤです。
センター・ロックナットはせっかくだからZモデルのパーツを使いたかったんですが、
ちょっと大き過ぎだったので、タメオのエッチング製ですませてます。
それにしても、プロバンスのキットで使えたのはアルミのリムだけと言うのが残念…。
どのキットでも、足回りで悩まなきゃいけないと思うと、
せっかく魅力的なプロバンスのキットも作るの躊躇しちゃうよね。



リアまわりは、これぞプロバンス!って感じの「立体塗り絵」です!
カウル開口部の黒く見えるところ、実は全然開口してません!
全てタミヤエナメルの艶消し黒で筆塗りしております。
はみ出して大変…。
テールライトも塗り絵。メタルック貼った上からクリアーレッドなどで塗り分けてます。
リア・ウイングにはガーニーフラップが付いているように見える資料もあるので、取りあえず細切りした金属板で作っておいた。
翼端板のナットはデカールです。



窓は、ピッタリ貼れて嬉しかったんだけど、あとで資料と見比べたら実車と違っててガッカリ。
実物のGT1は、一般の911とは違ってフロント窓にリムはなくて完全な外貼り式、大きさも違っててフロントピラーまで回り込むような大きさで、その分ピラーが露出している部分は細くなってます。
でもまあ、こだわっても直せる場所じゃないし気にしなきゃいいか、ってところです。


今回、モールドがうまく掘れなくて塗装するとモールドに色(白)が入っちゃって白く見えて不自然なので、墨入れしました。
モールドが目立ち過ぎて、ちょっと不自然。
98年型はモールドは細く深く掘れたので墨入れの必要がなかったので、モールドをキチンと処理できる技術は重要ですね。

そんなこんなで、失敗した箇所とか気に入らないとこ正確じゃないとこいっぱいだったんですが、完成してみるとかなり満足度高いです。
細かいミスや間違いは、作ってる時は気になるし、気にするのが趣味だけど、完成してみたらもう全て過去のことですね、目の前にある模型がカッコ良ければ全て良しです。
98年型もとにかく完成させなければ!



さて、その98年型ですが、まあ色々、大変なことになってます…
続きは次回!



何はともあれ、完成!96年型

2009-12-30 | PORSCHE 911GT1

世の中、不景気風が吹きすさんでますが、どうにか今年も暮れてゆきそうです。
12月は仕事も忙しく、平日は仕事で疲れて週末は飲み会で疲れて日曜しか模型作れないような一ヶ月でした。正月休暇に入ったので、残ってたチマチマ作業に没頭して、どうにか96年型だけですが完成しました。

最終段階で付けたパーツは、ウイング、ミラー、ドアノブ、キャッチピン、牽引フック、ホイールピン&ボルト、アンテナ、ワイパーなどなど…。
ほとんどが自作またはディティール追加しているので、かなり時間が掛かりました。しかも、細かいパーツばかりだからすぐ失くすし…。

そういえば忘れてましたがパーツが無くなって後から出てくる現象、何て法則でしたっけ?って話を以前書きましたが、法則としては「マーフィーの法則」と言うんだそうです。
これは「起こる可能性があることはきっと起こる」と言うような意味で、出てきて欲しい時に出てこなくて、もう出てこなくてもよくなると出てくるとか、こんな時に限って!なんて言うような巡り合わせの悪いことがよく起きるように思えることを全般的に「マーフィーの法則」だ、と言うもので、実は法則でもなんでもありません。ブラックジョークみたいなもんですね。

実はパーツが忽然と消えたり、また忽然と現れたりするのにはもっとハッキリした原因がありまして、これを「ふんがも現象」と呼ぶそうです。

これは、「ふんがも」という妖怪が家に棲みついていると起こる現象で、この妖怪は人間が大事にしてるものを勝手に隠したり、後になって返したりするらしい。
人間を困らせて楽しむイタズラ妖怪ですな。
妖怪なんて非科学的な、と思うかも知れませんが、起こるはずがないことが起こるのですから、やはり科学では解明できていないものが存在するのでしょう。

ただ、この妖怪に関してはごく一部のモデラーにしか知られていないようです。
ネットで調べても出てくるのは一部のモデラーさん関連の記事ばかりです。
そのうち有名になって、多くの人に知られる日が来るかも知れませんけどね…。

「ふんがも」は、棲みついてる家といない家があるらしく、私のとこには間違いなく棲みついてます。細かいパーツ何度も隠されましたw




さてさて、話が逸れましたが、最後に貼るのを忘れていたタイヤデカールを貼ったんですが最後までデカールの劣化に悩まされられた…バラバラになるわ、貼って位置調整しようとすると崩れてゆくわで、「MICHELIN」が一枚ボツに…
タイヤデカールぐらい、ジャンクで間に合うわと気楽にやってたんですが、いざ探すと白文字のミシュランて意外とない…F1は青に白の新しいロゴだし、近年のラリーカーのものは字が大き過ぎたりする。
ようやく、レーシング43のものと思われる「MICHELIN」を発見、やっぱりカルトのデカールは貼りやすい。

そんな訳でまだ多少の作業は残しているものの、外観的には完成形になりました。
相変わらず時間掛かり過ぎでしたが、完成するとすごくカッコ良く満足度高いです。
失敗した箇所は探せば30箇所もあるかも知れませんが、もはや気になりません。
大きなミスは、やはりデカールの位置違いかな。デカールの質が劣化していたせいもあり、じっくり合わせられませんでしたね…。ゼッケン灯とゼッケンの位置関係が左右とも狂っているのとか、ちょっと残念。
あとはまあ、色々ありますがもういいです。

今回、こういった箱車、特にルマン出場車をプロバンスで作る場合の基本的な手順というのを自分はまだ身に付けていないな…と感じましたね。
長いこと43作ってますが、まだまだですよ自分なんて。

まだキチンと完成画像撮れてませんので、また改めてアップしますね。
というか、これはポルシェ祭りネタなんで、そっちに画像送って掲載して貰わないといけないですよね。まだ先になると思いますが、そちらでも見て下さいね。

今回は3台作る約束で始めた訳ですから、残る2台も完成させるつもりですが、「プロバンス1台なんて簡単過ぎる」と舐めてかかったのは間違いでしたかね…。私には結構濃い内容の製作でしたわ。

最後になりましたがパーツ提供していただいたStudio_Rossoさんはじめ、資料画像教えていただいたり応援コメントいただいた皆様、参考にさせていただいたサイトの皆様、今回はいつもにも増して皆さんに助けられての製作になりました。御礼申し上げます。


大雪だよ

2009-12-21 | PORSCHE 911GT1
雪国ですから、多少の雪には驚きませんが今回の大雪にはびっくり!
雪が降るのは先週から予報されてましたから分かっていましたが、まだ初雪だし大したことはないだろう…と余裕で、仕事が忙しかったこともあって木曜までクルマはノーマル・タイヤのままでいました。

さすがに木曜の雪でノーマル・タイヤはきつい!
前輪駆動なら多少の雪でも平気なんですが私のクルマは後輪駆動、曲がる止まるもしんどいけど一番困るのは発進ですね…。積雪の中でスリップすると、ニッチもサッチも行かなくなります。
案の定、駐車場内でスタック!前進・バックを繰り返して足掻いているうちに何とか脱出できましたが、これはマズイということで緊急ピットイン、スタッドレス・タイヤに交換して再び走り出すと、雪をかき分けかき分け進む進む、スタッドレスの実力を実感しましたねー。

長年スタッドレス・タイヤを使ってますけど、いつもは早目に準備しているので当たり前のように使ってまして、これほど効果の違いを実感したのは初めてでしたよ。

しかし、初雪でこれほどの大雪になるとはねえ…。
仕事終わって帰ろうと思ったら


クルマ埋まってるじゃんorz




年末で仕事が忙しく週末しか模型を作れない状況のうえにこの雪で、すっかり勢い削がれちゃってるわけですが、それでもチマチマ作業を続けて、96年型は完成間近となりましたよ。


これは何をしてるかと言うと、汎用のエッチング製サス・ベースにハンダ線の先を丸めたものを刺し込んでます。


これでゼッケン灯を表現します。

ゼッケン灯に見えないとか、言 わ な い の ~


雰囲気、雰囲気。

あと、画像にあるようにミラー・ステーを真鍮板で立ててます。
キットではミラー本体がフェンダーにへばり付くようなパーツ構成だったんですけど、実車ではかなりちゃんとしたステーで立っているので。
このステーにどうやってミラーを付けるのか、まだ考えてません。始めから分かってたらミラーとステーを一体化しておいたんだけどなー。行き当たりばったりの作業ばかりです。

Aピラーが黒だということも今更ながら気付いて、筆塗りしてます。


リア・ウイングのステー・マウントはボディーに一体モールドされてたもの。これも筆塗りしちゃいました。そのままじゃ素っ気無いので、ピンを刺してちょこっとディティールUP。
ステーはマウントの浅い溝に差し込むだけの構成です。強度なんて期待できません。もう、追求もしませんけどねー。



ドアノブ

2009-12-14 | PORSCHE 911GT1
うーむ、ポルシェ祭り締め切りに間に合わなかった…。
まあ予想してたことではありましたが、96年型ぐらいはどうにか完成するかなーとか甘く考えてましたが…仕上げ段階になると小物パーツの自作やら、取り付けに工夫が必要だったり、あと一歩がなかなか進みません。

あと、黒い部分に気まぐれにカーボン・デカール貼ってたんですが、出来上がってくると貼ってない場所が気になって結局アチコチ貼ることに…。
中にはすごく貼りにくい・馴染ませにくいところもあって、すごい大変。



どうしようか、気になってたパーツのひとつがドアノブ。


真鍮板を切り出してそれっぽいカタチにしました。


それにハンダを盛って、整形していきます。
正しいカタチは良く分からないので、何となくそれらしく。

真鍮板だとピンセットでつまんでもはじいて飛ばすことは少ないんですが、ハンダ盛って丸みをつけた途端、はじくはじく。
一回飛ばした時は探し回って見つけましたが、作業再開した途端また飛ばして、今度はいくら探しても見つからない…。
もう探してる時間より一から作り直したほうが早いってことで、また真鍮板から切り出し。

で、ハンダ盛って作り直したら、失くしたヤツが出てくるという…
これなんて法則でしたっけ?

お陰様で、予備も含めて3個作れましたとさ。

まあほかにも、チマチマした作業を続けてます。



98年型は、窓の切り出し・合わせこみも終えて黒い部分のマスキング塗装。


今回は内側の黒塗りも一緒に済ませられるようにしてます。
それだけマスキングも大変です。マスキングテープ+ゾルでやってます。
丸い部分はゾルを塗るほうが早いです。あと、テープの継ぎ目の浮きそうなところにもゾルを乗せておくと浮きにくいことが分かりました。
ただし、剥がす時はゾルを先に剥がしてしまわないとテープが剥がしにくい。

何だか、作ってると昔思いついたアイデアが応用出来たり新しいアイデアが浮かんだり、失敗から要領良いやり方を覚えたり、そうゆうのが結構楽しい。
模型作りがうまくなってるとは思わないけど、それでも少しずつ上達してるような気にはなる。モノを作るのが楽しいって、そうゆう感覚が味わえるからなんだろうなーって思います。


911GT1/97

2009-12-07 | PORSCHE 911GT1

12月…忘年会シーズン真っ盛りですね。
普段は静かな私の町も、週末の夜はタクシーやら代行車両が走り回っておりました。自分の会社も今週末に忘年会。今年は自分が幹事なんですが、人気のお店は早くから予約で埋まってしまっていて、お店を押えられない!あわや忘年会中止の危機?と焦ってましたが、どうにか空いてる店を見つけて予約が取れました、フーひと安心、あとは週末を待つばかり…

がしかし、今週はほかにもやらなきゃいけないことが…
そう!ポ祭の完成画像提出の締め切り!
本来なら先月11日までに完成のお約束、画像提出までの期限に余裕を設けてもらって、その間に何とか完成を…と思ってましたが、その余裕ももはや1週間しかなくなってしまいました。

3台作るぞと大風呂敷広げてしまって、未だ1台も完成していないという…orz

しかし、言った以上やるだけのことはやらなきゃ!ってことで、手付かずだった97年型にも着手しました!もはや、謎の白箱キットなんぞ作ってる場合じゃありません!って、何か間違ってる?

(そんなことより、せめて1台でも完成させなさいよ…って声が聞こえてきそうですが、(∩゜д゜)アーアー聞こえない聞こえない)

とにかくバリを取ってモールド彫り直して穴開けて、96年型ではやらなかったルーフやリアフェンダーのエアインテークも開口もちゃんとして、捨てサフ吹きました、頑張ってやったつもりだけど、これだけの作業で休日半日潰れちゃったよ…。
模型作るのって、やっぱり時間掛かるんだね、改めて気付いた。

子供の頃は、プラモ買ってきて2~3時間でパッパと組み立てたもんだけどなあー、手が遅くなったわ。


気を取り直して白く塗って、デカール貼って一気に完成!






んな訳ないでしょ、
これはミニチャンプスのミニカー(殴

ちょっとね、部品提供しに来てもらいましたよ。
でも、私は主義として完成品を部品取りにするのは嫌なんです。
模型って、それがたとえ量産品であろうと中国のおばちゃんがヤッツケで組んだ物であろうと、完成したらそれには魂が宿ると思うんです。
人形やぬいぐるみでも、粗末に扱えないでしょ?それと一緒で完成したクルマから部品をもぎ取って哀れな姿にしてしまう事にはすごく抵抗を感じます。

それに、完成品から部品取ってきて作るんなら、ほとんどの部品が流用できますよ…。キットの意味がなくなってしまう、むしろミニカーにキットのパーツ流用してリペイントしたとも言えるじゃないですか。
そうゆう姿勢は、やがて作ることを止める方向性を持ってると思うんですよ。

ミニカーやレジン完成品の品質がどんなに良くなっても、作る模型の楽しみとは別物です、それは自分のスタイルとして持っていたい。

ただ、今回は止むに止まれずドナー召喚となりました…詳細はいずれ。



97年型は、まだまだ下ごしらえの段階です、1週間で完成は無理ですが出来るところまでやってみると言うことで、とにかく完成が近そうな96年型を進めましょう。


ミラーです。(奥の2つは98年型用)
キットのパーツは鏡面が一段深くなった状態のモールドですが、洋白板を磨き込んだ鏡面を貼ろうと思います。
でも、直接貼ったら段差がなくなってしまうので、深く掘り込んでおきました。
それに鏡面を入れようと思うと、相当広げておかないと入らないものなんです、経験上。
かなり、フチがペラペラになるまで掘り広げてます、レジンなので切削性は良いのですが、削り過ぎそうでかなり怖かった。


鏡面は楕円、カタチを出すのが難しい。
プライヤーで掴んで削ってたら面が曲がってしまい、平面に戻せてません。
96年型に比べて98年型はミラー本体は大きいですが、入る鏡面は同じ大きさで良いようです。理由はやや奥まったところまで入るからですね。


あと、ライト周りをやっつけてます。


エアダムに付く補助ライトは、ボックス内壁にメタルックを貼ってます。
これ、結構難しかった…貼るのも難しいけど、フチを段差の部分で切るのが難しかった。結局、カドのラインにヤスリを当てていくと簡単に切れました。

反対側はやり方が分かって比較的簡単に出来た。
でも、透明なライトカバーを貼る時にはみ出したエポキシ接着剤を拭き取るのにエナメルシンナー使ったら、それがメタルックの糊に悪さしたらしく、透明カバーの中で僅かに剥がれてた…もう、やり直しません…orz




ヘッドライトのほうも、ライト外側などメタルックで表現。でもここはあんまりキラキラしてないようなので、銀塗りで良かったかも…。
ライト自体はヘッドも補助も、例のプロバンスの透明エポキシ盛り盛り銀板。
しかし、この表現方法にお付き合いするのもそろそろ限界かなあ…。
次からは新しい表現を試してみようか。

画像では良く分かりませんが、ヘッドライトにも透明カバーが付いてます。
これも微妙なカタチで、切り出すのが大変だった…
(少しミスってますが、画像では透明で見えないからいいってことでw)

あと、ウインカーだかスモールライトだかの部分、透明レジンのカタマリを埋め込む方式で、かなりグダグダなパーツだったので使えない…と思ってましたが、整形して磨いてみると意外とピカピカになったしフィットするので、そのまま使った。
実車は透明なカバーの奥にオレンジのバルブが付いてるようなので、透明レジンの裏側だけオレンジで塗って埋め込んだけど、普通に全体がオレンジに見える…。

ライト周りは毎回反省ばかりです。でも、リカバー出来るほどのスキルは今んとこ持ち合わせてないので妥協しました。
ちなみに、テールライトは透明パーツなど一切使わず塗り分けだけで誤魔化してます。