スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

天皇賞&末広女王

2009-05-03 19:14:32 | 中央競馬
 平地の大レースでは最も距離が長いのが今日の第139回天皇賞(春)です。
 最初はテイエムプリキュア,正面に入り引っ掛かったシルクフェイマス,向正面に入るとばてたシルクフェイマスに代わりホクトスルタンと,先頭が入れ替わる激戦。最初の1000メートルは60秒2で,とりたてて早いわけではありませんが,展開的には前には厳しかったろうと思います。
 人気馬の中ではスクリーンヒーローが先行勢の後ろ。中団を占めたアサクサキングスはこれを目掛けるように向正面から進出を開始,直線では先頭に。仕掛けを一呼吸遅らせたように思えるアルナスラインが外からこれに並び掛けるとアサクサキングスはあっさりと脱落。しかしずっと内に控えていたマイネルキッツが抜群の手応えから直線でも内を伸び,最後はアルナスラインとのマッチレースを制して優勝。アルナスラインが2着で,これらの後ろから外を伸びたドリームジャーニーが3着でした。
 優勝したマイネルキッツはこれまで重賞では掲示板は外さないけれども2着が3回と勝ちきれずにいた馬。ずっと2000メートル前後で戦ってきたのですが,前走で2500メートルの前哨戦に出走し,好タイムでアルナスラインの2着。3000メートル級のレースは初出走でしたが,これでみれば長距離適性が高かったということだと思います。母の父がサッカーボーイで,その影響かもしれません。
 鞍上は松岡正海騎手で,昨年のJBCスプリント以来の大レース3勝目。管理する国枝栄調教師は一昨年の有馬記念以来の大レース制覇。天皇賞は共に初優勝です。
 勝ち馬と2着馬は結果的には通ったコースの差も大きかったように思います。ただこういうのは枠順の関係もありますから,仕方がないところでしょうか。

 6日は阪神競馬場で阪神3歳牝馬ステークス,現在でいう阪神ジュベナイルフィリーズがありました。この年は16頭が出走して争われたのですが,その中に気になる名前の馬が1頭いました。それがスエヒロジョウオー。
 3日のパーティーは,友人の下宿先で行われたのですが,そこの名前にスエヒロというのが入っていたのです。これは失念してしまいましたが,末広館とか,あるいはカタカナでスエヒロ館とかそういう名前。そしてこのときの家主は女でしたのである意味では末広女王。それでそういう名前をもつスエヒロジョウオーが気になったわけです。
 結果的にいいますとこのレースはそのスエヒロジョウオーが勝利しました。というか,勝利したからこそ今でも強く記憶に残っているといえましょう。ただし馬券を当てたという記憶はありませんから,たぶん外したのだと思います。馬の能力は考慮に入れず,上記のような理由でスエヒロジョウオーから馬券を買うことを俗にケントク買いといういい方をするのですが,僕はケントク買いは一切しません。ただし,このときのスエヒロジョウオーは前走で500万条件を勝っていましたので,人気薄ではありましたが,能力的にはまったく買えないような馬ではありませんでした。しかし2着に入ったマイネピクシーの方はさらに人気薄の相当に買い辛い馬で,ケントク買いをしていたとしても,総流しをかけるくらいでないと,馬連で12万円ほどとなったこの馬券を当てることは難しかったのではないかと思えます。
 ところでこれはまったくの余談ですが,僕はもしもこういう名前を馬につけるならば,きちんとスエヒロジョオウと表記してほしいと考えます。そういう意味ではスエヒロジョウオーという名前はあまり好きになれません。ただしこういう理由でその馬を馬券の対象から外すということもしないです。
 日付から考えますと,こんな日々を過ごしながら,僕は翌日に22歳になったということになります。
コメント
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