曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

2014年12月15日~21日

2014-12-22 | 日記
12月21日(日)
「大きなドア@サンスカル・ケンドラ美術館(アーメダバード・インド)」

初日は街の理解から。朝からアーメダバード市内を回る。インド3回目の長谷川さんがタクシーに道の指示していて、動きはスムーズ。なんだけど、最初に行ったコルビュジエの繊維業者会館は日曜で閉館。館の人は、いかつい上に表情が変わらないんだけれど、割と親切。諦めて、サンスカル・ケンドラ美術館へ。ガーゴイルや屋外の設えとか工夫がたのしい。外壁などの仕上げの荒っぽさからは想像できないくらい、精度の高い扉のディテールも印象的。


「アート・ギャラリー(?)@グジャラート大学(アーメダバード・インド)」

その後、カーンのインド経営大学にもふられたりして(日曜は、ここも入れない)、ドーシの瞑想空間へ。ネットで検索するとギャラリーということになっているが・・・。それにしても、コルビュジエとカーンの両方に師事すると、こういう成長を遂げることもある、というわけか。といっても、ドーシの作風そのものも巾が広そう。徳島の新居さんの作風もこれとは異なるし。


「夜のサバーマティ川@フォーチュン・ランドマーク・ホテルの最上階レストラン(アーメダバード・インド)」

その後も色々と回って、マーケットでトイレットペーパーとかシャツとかを買って、ちょっと休憩してから、All India Disaster Mitigation Instituteの方々との会食。えらい人が出席するということだったので、さっきマーケットで買った襟付きのシャツで。北インド正統派料理の店らしい。グジャラートは禁酒の州ということで、レモンソーダ。スウィートかソルティかと聞かれ、甘くないのがソルティかと思ったら、本当に塩味だった。アース・マニュアル・プロジェクト展のことなどが話題になったり、インドと日本の歴史的繋がりになったり。酒無しで終了。サウジアラビアの練習だな。


12月20日(土)
「横浜の夜景@エアインディアの機内誌(デリー>アーメダバード)」

朝、成田へ。年末のバタバタのまま、なんとなく積み残しが多すぎる感もあるものの、インド&スリランカ視察へ出発。デリーでローカルに乗り換えて、アーメダバードへ向かう。乗換は割とギリギリ。エアインディアの機内誌をバラバラ捲っていたら横浜の夜景。でも、キャプションには東京のきらめく夜景、って書いてある。あれ?。読んでみると、禅がタイトルなんだけれど、大阪、京都、広島での、ギョウザ、たこ焼き、お好み焼きのことなどが話題。


「タラップ@エアインディアのエアバスA320(アーメダバードの空港)」

到着すると、前の方の扉はボーディングブリッジに繋がり、後ろの方の扉はタラップでバス経由。歩く距離はバスが短いけど、タラップの方がスムーズ。ある意味、合理的?。両替してプリペイドタクシー(見た感じは白タク)でホテルへ。なかなかハードルが高い。チェックインしたら夜11時すぎ。ホテルの周辺にはほぼ何もない。歩いて10分くらいのところにマクドナルドがあるから、少しは賑わいがあるのでは、ということで暗い道を行くと空いているのはマックだけ。インド最初の食事は、野菜バーガーセット(McVegie Twist Meal )。コロッケパンだった。


12月19日(金)
「空き地とベンチ@菊名駅の東」

朝一で、大学院の授業で取り組んでいる本覚寺へ学生たちとプレゼンに。結構な密度の提案になったと思うし、天台宗のことやお寺のことなどへの意識が深まった。昼から続く会議のために2時間くらい経ったところで途中退席。本覚寺から菊名駅まで歩く。このあたりは寺の集積地。そういうことや傾斜具合が関係するのか、途中に、いろいろと不思議な場所を発見。このベンチのレイアウトは、植栽を背に手品でも披露するんだろうか・・・。会議などが多すぎて、翌日からの出張準備やその前に済ませることが追いつかず、みかんぐみでの牡蠣パーティは欠席。


12月18日(木)
「ふのり@自宅」

授業など。このところ、朝、時間が取れるときに朝ご飯をつくるのが趣味というか気分転換というか。この間、美波町で買ってきた「ふのり」を味噌汁に入れる。気仙沼のふのりと比べると、磯の香りは弱めだけど、少し太くて歯ごたえがある。個人的には日和佐の方が好みか。


12月17日(水)
「版画@伊丹空港のラウンジ(大阪)」

朝おきて、ホテルの部屋で一人で空しく、ハッピーバースデーを歌い録画。某氏の還暦祝い用。某有名多忙事務所のスタッフ達が編集し演出に用いるらしい。
ホテルでは気仙沼大島のプロジェクトに関してもろもろ打ち合わせをして、昼前に空港に送ってもらう。伊丹市から出ずに羽田へ。滞在は伊丹のみ。こういうのも珍しい。チラッと見ると、この日の伊丹・新潟便は全便欠航。危ない危ない。羽田に着いて、空港のネットに繋いで急なスカイプミーティング。ギャラ間に行く予定の時間が取られてしまったが、それなりに意義深かったのでやむを得まい。表参道で別の打ち合わせなど。
写真は伊丹のJALラウンジにある版画。前から気になっていて聞いてみたら、百瀬寿さんという方の作品らしい。


12月16日(火)
「欠航案内@新潟空港(新潟)」

朝、新幹線で、新潟へ。水と土の芸術祭の打ち合わせ。少しずつ進展している(?)。昼は、事務局のとなりにある、とんかつ太郎に行ってみる。つけカツ丼発祥の地なんだけれど、カウンターに座ったところで、店内に漂うタレの甘い匂いがダメだなと思い直し、オーダー直前にロースカツ定食に変更。定食は、ナイフとフォークで切って、箸で食べる。何か一筋縄ではいかない。夕方まで打ち合わせをして、丹治さんに新潟空港まで送ってもらう。来てビックリ、これまでの便は全部欠航。だけど、最終便だけは飛ぶらしい。新潟の天気は問題無かったんだけれど、関西の強風が原因らしい。


「酒蔵通り@伊丹(兵庫)」

羽田空港から、みんなが打ち合わせをしている酒蔵通りの店へタクシーで。この通りのことは知らなかった。最初の店で打ち合わせをしながら食事をして、夜の通りを軽く散策してから、もう一軒。微妙にハリボテ感がにじむものの、ニトリにまで瓦の庇がついている。全体にオシャレ系リノベ居酒屋が多い。屋根の上がLEDで光っているのは。。。。


12月15日(月)
「ネコ@伊吹島(香川・観音寺)」

朝、東京駅近くのホテルを出て、朝一の新幹線で関西方面へ。ポイントで得たグリーンの席。隣が空いているから、コンセントもテーブルもダブルで、前の席が倒されてもパソコンの画面には影響ない。ホテルで十分に寝たので、車内はずっと作業。もうちょっと揺れないとスムーズなんだけれど。。。
観音寺には11時50分に着いて、13時30分の船で戻る。最短滞在時間。この時期、強風での欠航が多いらしいけれど(昨日もほとんど欠航したらしい)、何ともなくてよかった。滞在時間少なすぎて、撮った写真はネコのみ。

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