小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

木下式音感教育~サッカー日本vs北朝鮮

2011-09-03 11:35:35 | Weblog
昨日、原稿の締め切りを前に、そのクライアントのあ@花さんと
木下式音感教育の麻奈先生とアセナでランチをとりました。

一昨日に映画を見にいったのは、ツイッターとブログでバレバレ。

「すいません、映画なんか見に行ったりして」とクライアントに頭を下げ、
(今日もこんなブログ、書いてるバヤイじゃないんですが)それでも楽しく会食です。

木下式は音楽を通じて、人間としての人格形成を重んじる教育で、
今のようなゆるい教育システムの中ではスパルタの部類に入るかと思います。
麻奈先生とキチンとお話するのははじめてでしたが、いくつも共感できることがありました。

その中で、出た話題がSMAPの「世界でひとつだけの花」の歌詞です。
たしかに音楽は名曲ではあるのだけど、
自分があまりに世界でたったひとつ・・・オンリーワンだと思い込んでしまう詩というのは、
子供に教育をする上で如何なものか、というのですね。

たしかにどの人間も、どの生き物、どの個体も、この世でたったひとつのものに違いありません。
食べ物にしても一過性のもので、食してしまえば、
その個体自体はこの世から消え去ってしまうわけです。

自分はたしかに唯一の存在ではあるにせよ、ほかのみんなも同時に唯一の存在であるわけで、
自分が特別な存在と思いすぎるのも問題というわけです。


それは、あ@花さんもよく言われる弱者原理主義、
つまり弱者という立場から、特権を要求する行為にもつながるわけで、
自分だけは特別に扱ってくれ、という人が増える一因になりかねません。

たしかに障害者や高齢者、低所得の人たちなど、社会的に弱い立場の人は、
ある程度は保護されてしかるべきですが、それが過剰に行ってしまうと、
それを支える一般納税者が立ち行かなくなるというわけです。

こんな発言をすると、即座に「差別だ」と言われそうですが、
中学の教員をやっていた時に、生徒を注意すると一番言われた言葉が「差別」でした。
あと「何でアイツを注意しないんだ」ね。

中学生レベルでそれは、ある程度仕方ないかもしれませんが、
大人でその発言をする人が多いのも、また問題なんだと思います。


さて、昨日の夜は、イライラしながら日本vs北朝鮮の試合後半を、
半ばあきらめながら見ていましたが、ロスタイム4分に吉田の1点が入ったのにびっくり。

震災後、日本人のメンタリティーが強くなったのでしょうか、
なでしこの時といい、たった1年前にはこんなことなかったのにね~。
と喜んでいたら、あ@花さんから

「ぺん入れがあるんだから、まさかサッカーなんか見てないだろうね」

とツイートが。
ひええ~! スミマセン、今やってます。今やってます!

写真はアセナのランチ「牛挽肉の卵乗せ」、美味でおました。
食後はレベントシェフからの特別サービスでメロンもいただきましたが、
そちらも旨いのでびっくり。
さすがに何でも旨い物を知ってますのね。
コメント (6)
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