小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

魔のイレブン~ファールに誘われた鉢呂大臣

2011-09-11 09:02:26 | Weblog
今日で震災から半年。
そしてあの9.11から10年という魔のイレブンの日であります。

9.11は人間が起したテロリズムであり、3.11は自然が起した災害です。
暦というのは人間が作ったものではありますから、
数字による、こうした大事件との関連を見出すことはできません。

しかしながら暦は天体の動きを刻んだものゆえ、
個人的にはただの偶然で割り切れない感じはします。

10年前も今年も、太陽の黒点が異様に増えている年だそうで、
これ以上語ることは占星術の世界になってしまいますが、
アラブ諸国に相次ぐ革命といい、世界が劇的に変化する節目にかかっているのかもしれません。


日本の政治も高い次元の話であるかどうかは別にして、変化の時期にさしかかっていると思います。


でも、それにしては昨日の鉢呂大臣の辞任劇はワケがわからなかったなあ。

ツイッター情報によれば「放射能つけてやる」はこんなやりとりだったとか。
(ネット情報ゆえジャンクの可能性ありですが、この会話はたぶんホントだろうな)。


記者「福島から帰ってきて着替えてもいませんよね?」
鉢呂「時間がないんだ、仕方ないだろう」
記者「服は放射能を付けたままですか?」
鉢呂「なら、付けてやろうか」


まあ、どんな罵詈雑言を言われたとしても、挑発に乗って失言するのは大臣失格ですが、
これを言った記者も、誰だかを特定しかるべきでしょう。

しかし、鉢呂大臣は社会党系出身なので、
民主よりのマスコミからすれば、矛先を向けられにくい人物に思いますが、
メディアもいったい何がしたいのかなあ。

まあ、世間にはユダヤ陰謀説や中国陰謀説などがあって、
何かひとつの巨大な意識があって、それが世界を動かしている・・・
と信じている人も多いのですが、
実際には陰謀を企てる方も寄せ集め集団だったりしますから、
その中で割れていたりします。

今回の辞任会見でも、鉢呂大臣を罵倒した記者は赤旗の人だった・・なんて話もありまして、
そうなると左翼系どうしの仲間割れなのか、
単にメディアの「上を引きずり下ろしたい本能」が働いただけなのか?
(それにしても底意地のわるい人たちです)。

サッカーでも相手のファールを誘うことはあるのですが、
鉢呂大臣の引きずり下ろしかたは、何がしたいのかわかりませんでした。


まあ、政権がクルクル変わるのは対外的にはみっともないけど、
考えようによっては、シンガポールのリー・クアンユーみたいに30年も同じ政権が続くよりは、
選択肢があっていいかもしれません。

変わるなら早く替わってくれたまい。

写真は青山外苑東通り沿いにある、伊志川の豚バラ定食。
意外に美味しいのでびっくりしましたが、平塚のお肉屋さんが経営してるそうで、
3階のイタリアンも同じ系列なんだとか。
個人経営のお肉屋さんのやってる店は、だいたいハズレがありませんね。
コメント (11)
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