小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

野田どぜう~相田みつをの詩

2011-09-05 08:07:07 | Weblog
「攻めにくい」…支持率回復、野党に危機感(読売新聞) - goo ニュース

うーん。
ある程度、政治に目先の支持率は必要とはいえ、野党も65%の支持率に右往左往してはいけませんな。
閣僚の顔ぶれを見て、私もそんなに期待しませんが、
支持か不支持か二者選択を聞かれたら、支持を選びます。


それにしても国政を担う演説に、相田みつの言葉を選ぶをというのは不安を覚えますねえ。

人によっては、相田みつをの詩や書に癒され、力をもらうというのはあるでしょう。
うちの母も相田みつをが好きらしく、特に人生を長く生きた人には人気があるようです。


ただ、相田みつをの言葉というのは、何かをできない自分(あるいは人)にたいして、
そのまんまで良いんだ、気にすることないんだと慰めてくれる言葉です。
でも、政治が「そのまんまでいいよ」「ありのままのあなたでいいよ」では困るんだよね。

どじょうと金魚の比較然り。
まあ、野田さんの演説は、どじょうはどじょうなりの生き方があるという意味なんで、
決して「ありのまま」で良いと言ってるわけではないんですが・・・。


古典四重奏団の川原千真氏が、
「ベートーベンを演奏するのはこわい。
 こわいけど、真剣に立ち向かうとベートーベンほど優しい人はいない」
と言ってました。

最近はベートーベン、人気があるのかな。
口当たりが良いとか、「慰められる」「癒される」ものばかりが流行る世の中というのも、
如何なものかと思いますが。

  
やれなかった やらなかった どっちかな

自分の後ろ姿は 自分じゃ見えねんだなあ
   
うそは言わない 人にはこびない 人の陰口は言わぬ 私にはできぬことばかり
 
幸せは いつも 自分の心が決める
 
うばいあえば足らぬ 分け合えば余まる
 
つまづいたっていいじゃないか 人間だもの

弱きもの人間 欲深きもの人間 偽り多きもの人間 そして人間の私
 
雨の日には雨の中を 風の日には風の中を

アノネ 人間にとって一番大事なものはなにか?そこを原点として考えてゆけば
後は自然に分かってくるよ

うーん。
こうして見ると、けっこう良いことを言ってはいるんだけどね~。

なんか つっこみを いれたくなってしまう 人間のわたし

こんな マンガ 描いてないで 本番 描かないと
コメント (2)
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