半藤一利氏逝去の報を聞く。
私は氏の名著「日本のいちばん長い日」を繰り返し随分読んだ。
2015-08-15 のブログでも少々触れているが、この本が大矢壮一の名を借りて出版されていたころからである。
つまりこの時期私は半藤氏の事は良く知らなかった。
氏が夏目漱石の女婿だと知り、漱石に関するエッセーや俳句に関する本を随分購入して読んだ。
末利子夫人の「漱石の長襦袢」も読んだ。
ご先祖様は長岡藩士だそうだが、江戸っ子ではないかと思わせる洒脱な文章に好感を持った。
歴史関係は図書館から借りて読んだものが多いが、幕末史だけは二冊も購入している。
購入したばかりでまだ目を通していないエッセー「橋をつくる人」を読んでみようと本棚から取り出してみた。
90歳であったとお聞きするが、ご冥福をお祈り申し上げる。
かって熊本県立大学の学長を勤められた半藤英明という人がおられたが、親族ではないかと思うが良くわからない。
この方も漱石研究者と聞くが・・
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