津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■お安く読む・角川ソフィア文庫「明治日本写生帖」

2020-01-18 07:04:30 | 書籍・読書

  先に同文庫が出したエミール・ギメの「明治日本散策 東京・日光」を読んだ。
帯には「失ったものの大きさに日本人はいつか気づくだろう」とある。写生もさることながら、文章に大いにひかれた。
この本と対の形で出されたのがこの本である。ギメを読んでレガメを読まないのは片手落ちだろうと思い注文した。

レガメについては河鍋暁斎の絵で承知している。この本を読んだら次はこの奇才・暁斎を読もうと考えている。
まずは・・・

 明治日本写生帖  

          

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明治日本写生帖

  • 定価: 1,100円(本体1,000円+税)
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245の図版で見る明治──議会、軍隊、寺社、学校から、相撲、歌舞伎まで

開国直後の日本を2度訪れたレガメ。紙とペン、そして旺盛な好奇心を携えたフランスの画家は、憧れの異郷で目にするすべてを描きとめた。誕生したばかりの帝国議会の様子は? 富裕層と庶民の学校はどう違う? 市川團十郎の歌舞伎の舞台裏とは? 天皇、軍人、僧侶から、名もなき人や子どもまで、明治の人と風景を克明に描く図版245点。ジャポニスムに火を付けた画家の知られざる全貌、日仏交流史における意義に迫る解説を収録。

もくじ

■ 明治日本写生帖(LE JAPON EN IMAGES)

 国土と国民
 政治と文明化
 軍隊
 宗教・風俗・慣習
 音楽と踊り
 芝居と相撲
 公教育
 芸術と芸術家

■ フェリックス・レガメと日本  林久美子
■ 日仏文化交流史の中のギメとレガメ  稲賀繁美
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