ある方からメールをいただき、数十年前社員旅行で熊本を訪れバスの中で聞いた歌だといって、次の歌詞をお送りいただいた。
いい歌なのでメモしたが、完全には覚えきれず、バスを降りる時にガイドさんに聞いて書き残されたという。
肝心の曲の名前を忘れてしまったが、なんという曲だろうかとのお尋ねである?
心一筋銀杏の城は石垣武者返し
森の都に立ちつくす雄々しき姿よ
侍の/\故郷よ
どうやら熊本城の歌らしいが、私にはとんと見当がつかない。ググってみてもよく判らない。
何方か御存知であればご教示いただきたい。
有難いことにお一人はコメント、お一人はメールでご教示いただいた。感謝。
なんと「火の国旅情」の28番ある歌詞の24番目にあった。熊本国府高校のサイトに全部の歌詞が紹介されていた。
作詞・中沢昭二+岩城宏一、作曲・岩城宏一の歌で歌手は葵ひろ子、森繁久彌も歌っていたような気がする。
地元のバッテン荒川も歌っていたが、団体のバス旅行であれば、バスガイドさんの定番の曲だったろう。
なんだか私も、かっての勤め先の忘年会などで歌ったような記憶もあるが、この歌詞はしらない。
ひそかにメモって、機会があれば歌ってみよう。
ふと熊本の歌人・安永蕗子氏の次の歌を思い出した。
楠若葉はやくれなゐに炎ゆるなり
城下しばらく男の町なれば
こちらは熊本地震後の私の駄作
そそりたつ高石垣のくづれ落つ
楠の若葉のまぶしき中に
「阿蘇の恋歌」と「火の国旅情」はバスガイドさんの定番ですよね。