津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

御恵贈御礼「第44回古書籍即売展目録」

2013-09-23 17:08:26 | 展覧会

 毎年のことだが「古書籍即売展目録」をお送りいただいた。厚く御礼申し上げる。今年で44回目の開催であり、是はもう歴史である。関係者のご尽力の賜物であり敬意を表したい。

舒文堂河島書店と天野屋書店の写真で大変興味ある物が目に入った。とても高くて当然手が出ないの物もあるのだが、是非とも見て見たい。

舒文堂河島書店
  01「宇野東風・廉太郎写本類 一括」 630,000円とある。約段ボール三箱分とあり60~70点有るのではないか?
  05「寛永治迹」25巻10冊 享保13自序 黒木知由 は420,000円 島原の乱に関する写本だというが、1冊目30枚が図譜となっていて、天草全図
    の七枚の地図や城攻めの絵図・旗印など興味深い。

       尚「寛永治迹」については、熊本市立熊本博物館の「熊本博物館館報」の「館報2011年度報告」に、木山貴満氏の「収蔵資料紹介」の「伊時家資料
    について」
の中にも紹介されている。

天野屋書店
   9「小堀水翁書状」             
  12「細川御先祖御代之御事跡」
  13「(細川家)実本御系」
  15「藤堂佐渡守御玄関上出迎之図」
  28「上田半田(久兵衛)短冊」           これは身内としては是非とも買わずばなるまい。
  41「加藤氏代熊本城ノ図」 200,000円
        これはすごい・・・・説明によると、熊本高階氏原本とある。
        「加藤清正傳」に附録としてあった「加藤氏代熊本城之圖」の原本であろう。松本雅明氏所蔵のものが出版元・青潮社の手により校訂印刷さ
        れたらしいが、ここにも手取・高階氏旧蔵と書かれている。本物であれば、安い。    

以上は私が興味をそそられたものを挙げたのだが、その他いろいろの郷土資料がメジロ押しである。品物によっては、展覧会前にどなたかが買われて消えている可能性がある。    

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秋分の日

2013-09-23 13:24:55 | 徒然

 今日は秋分の日少しは秋めいてくれればよいのだが、台風明けから真夏日が続き昨日などは34.5℃となり夏に逆戻りした感じである。
今日の午前中はなんとか我慢していたが、こらえきれずにクーラーを入れ一息ついている。

一昨日・土曜日は史談会例会後、「平成肥後國誌」の編著者の高田先生と、史談会の若きエース中村氏と共にお寺(お墓)周りに出かけた。
中村恕齋家墓地➜常題目(聲音梵)➜米良家墓地(岳林寺墓地)➜本妙寺(塔頭五院)➜眞淨寺(志水伯耆元五墓地)➜流長院➜見性寺(家老・米田家墓地)の都合十か所を三時間少々で駆け回ってきた。
過日秋山玉山家の家紋を調べるべく小峯墓地に出かけたのだが、墓石に紋が彫られておらず空しく帰ったところだったが、なんと流長院に秋山家のお墓が新しく作られており問題が一気に解決した。(丸に釘抜きに梃子紋とでもいうのか、但し梃子が右側では丸を突き抜けていた)

お寺廻りをすると新たな発見がいろいろあり面白い。興津弥五右衛門の興津家の家紋は何と細川九曜である。興津家には本来の家紋があるのだが・・・?
少々時間足らずでばたばたではあったが、改めてゆっくり訪れたいものだ。

処が昨日はすっかり疲れ果ててしまい、日曜日であることを幸いに午前午後併せて三時間ほど昼寝をする有様である。(ブログが手抜きに成ってしまった)
本当にこの夏はばててしまった。今日も又33~34℃くらいに成るのではないか・・・・・あと十日ほどで十月だというのに、大概にしてほしい。

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