この文書は熊本歴研に所属され、「甲佐の歴史を語る会」で、甲佐手永関係の古文書等を勉強されているHH氏から提供されたものである。
加藤清正の鵜ノ瀬堰(熊本県・甲佐町)築堤の折り現場監督的役割を果たしたのが、柿原孫三郎鎮基という人物である。大友氏の幕下から天正の頃加藤家に随身し朝鮮の役などにも従った。禄高は始め100石、次第に累進して500石にまでなったとされる。加藤家改易の後は代々浪人して阿蘇に在住した。大木土佐に関してこのような文書が存在したことは喜ばしいことである。
HH氏のご了解の下、原文をご紹介する。又読み下しもすでに終えているが、これは後日としたい。
https://mail.google.com/mail/?ui=2&ik=b2b2cab66b&view=att&th=130d46b1b4b7e671&disp=imgs
すでにご紹介したことだが、HH氏はすばらしいサイト「古文書で読む参勤交代」を運営されている。
http://www.ab.auone-net.jp/~xe2918/
鶴崎・剣八幡宮が所蔵する「大名行列絵図」が圧巻である。是非とも御覧いただきたい。