津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

けちを付ける

2006-04-05 08:16:50 | 熊本
 以前から頭に来ていたことがある。
単なる身贔屓かもしれない。亡き母の結婚生活は十年にも満たなかった。地元の新聞社は、「金婚夫婦」の表彰を会社の事業としてやっている。その趣旨は分らないではないが、それは片手落ちと云うものだろう。金婚式を迎えられた方々に、お祝いを申し上げることに吝かではないが、連れ合いを亡くした人は捨て置かれている。私の母親など論外の外である。戦争で夫を亡くしたご夫人だって居られた。新聞社とあろうところが気付かないのかねー。「やめっちまえ」多分個人情報保護法とやらで、この行事もおしゃかになるとは思うのだけれど。

 蛇足・・こちらは嬉しい話、以前某テレビ局が放映していたのだが、ある町では連れ合いを亡くした「結婚して50年」の方を同時に表彰したという。いい話だ。

 その新聞社の今朝の記事「個人情報保護法、全面施行から1年・・匿名社会独り歩き」を読みながら、腹の虫が収まらずに一言。(今日は福岡まで車で出かけなければ成らないのに・・血圧が上がったみたい)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする