一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

あれから 9年

2020-03-11 17:02:05 | 雑記

       2011年 3月11日
      
       午後 14時46分

       東日本大地震がおきました。

       津波で多くの家や人が流されました。

       忘れもしません。

       9年前のことです。

       いま、日本は、
       否、世界中がコロナウィルスで揺れに揺れて
       いますが、
       恐怖はそれどころではありません。

       私の故郷、福島県南相馬市では、
       いまだに遺体を捜査している人がいます。

       この恐怖を風化させないよう、
       今年は追悼式もなくなりましたが、
       一人ひとりの胸に深く刻まれています。

       亡くなられた方、
       大事なご家族を亡くされた方、
       いまだに仮設住宅を出られない人もいます。

       すべての人に安寧な日が訪れますように。

       ※ 写真は震災から数か月後、
         現地で私が撮影したもの。
         小中学校の同級生の家がたくさん流されました。

春はそこまで来ているのに

2020-03-09 08:08:24 | 雑記

        今朝もコーヒーを飲みながら
        昨夜録画にとったTVの討論会をみていたら、
        今回の休校要請に関して賛成、おおむね賛成が
        ある一方で、
        全く無意味だという医療関係者の意見もあった。

        かたや、
        日本政府の水際対策の問題、
        企業の在宅ワーク、通勤の満員電車、
        一般市民の病院の対応(病院で診てもらえない)、
        マスクやトイレットペーパーといった品物不足、
        はたまた、
        東京も中国の武漢と同じ状況になるといった問題
        等々。

        コロナウィルスによる問題、課題は山積。

        そんななか、
        今朝ウォーキングをしていたら、
        沈丁花の香りがいずこから。

        ウグイスも早朝の冷たい風のなか、
        ♪ ホーホケキョ
        と日に日に上手になっている。

        コロナウィルスの終息の見通しはつかないが、
        自然界はめぐり、
        春はもうそこまで。
        
        

またも延期

2020-03-08 15:02:44 | 雑記

        新型肺炎コロナウィルスによる閉鎖は
        またも拡大。

        たったいま、鎌倉武道館から電話があって、
        3月15日までの休館が、
        3月31日まで延長となった。
        
        これにならって、
        他の施設もおっつけ延期されるだろう。

        いま、日本はどうなっているのだろう。

        否、
        日本のみならず、地球全体が。

        ウィルスには勝てない人類。

        ウィルス撲滅の開発は急いでいるのだろうけど、
        一つ制覇したとしても、
        必ずや新たなウイルスが出没して、
        いたちごっこ。

        そのうち、
        自分たちが発明したウィルスによって、
        人類全滅なんてことも。

        そんな恐ろしい映画がそのうち出来るのではないか。
 
        そうならないことを祈るのみ。

        ※ 武道館の中庭と弓道場
          ここではスポーツのみならずさまざまな
          行事がなされている。

氷雨

2020-03-08 09:25:17 | 雑記


        今朝も掃除機をかけながらTVをつけたら、
        コロナウィルスのニュースをやっていた。

        千葉県での感染者発生、
        感染症にならない生活習慣、
        免疫力をつける食材、   
        等々。

        いっこうに先行きの見えないコロナウィルス。

        だから見通しが立たない。

        だらだら過ごしそうで恐怖すら感じる。

        おまけに今朝から氷雨である。

        こんなときになんだけど、
        ウィンストン・チャーチルの言葉

        「凧が高くあがるのは
         風に向かっている時である。
         風に流されている時ではない」

        ※ 雨に煙る山下公園

余波

2020-03-07 08:50:23 | 雑記
        いっこうに収まる気配のないコロナウィルス。

        それどころか、
        ますます増殖していくようで、
        毎日のように新たな感染者が報道されている。
   
        人混みには出ないよう、
        外食をひかえ、
        少々具合が悪くても、病院にも行かないよう、
        等々の自粛要請も強化。

        市の施設はのきなみ休館、
        コンサートや演劇も中止、または延期されている。
     
        私も、3月半ばに予定していた行事が、
        昨日、中止の連絡をいただいた。

        この閉塞感のなか、
        最寄りの図書館は3月初めまで棚卸のため休館、
        やっとそれが明けて行ったら
        (予約本があったので)
        ご覧のような張り紙がしてあった。

        幸い、
        予約本だけは小さな窓口で対応してくれたが、
        閲覧はできない。    

        先行きの見えない不安。

        いつまで我慢すればいいのか、
        いつになったらコロナウィルス問題が下火になって、 
        いつもの日常がもどるのか、
        希望のもてない日々。
  
        それがストレスの原因にもなっている。

        せめて、
        食事、運動、睡眠に気をくばって、
        自分の免疫力をつけることにしよう。
        
        新聞にこんな川柳が載っていた。

        「病ごと 色分けしてほし マスク」
                 (作者不明)

        笑うことは免疫力UPにつながるというから。
        

閉塞感

2020-03-02 17:48:59 | 雑記
         県や自治体で異なるようだが、
         カマクラ市内の学校(小、中、高校)は
         今日は1時限で下校。

         明日から休校となる。

         新聞、TV等で報じられるように、
         小さい子のいる家はてんやわんや。

         家に閉じこもっていたら運動不足にもなるし、
         ストレスもたまるし、
         朝昼晩の3食の用意(これはいいとして)。

         親が共稼ぎ家庭では、
         父母交替で仕事を休むとか、
         預ける人を求めて、どんなに苦慮されていることか。

         幸い、我が家では学童を利用できるが、
         それも毎日ではなく、
         もう閉塞感に打ちのめされそうになる。

         しかし、こんななかでも
         医療関係者や、厚生労働者、検疫、自治体の職員
         等々はもっと大変で、
         日夜、ご苦労されていることを思うと、
         愚痴や弱音を安易に吐くわけにはいかない。
         どんな人にも家庭はあるのだから。

         この難局をどうにかして頑張らねば。
         世の中の風潮にながされず、
         正しい知識を得て、乗り切りましょう。

         ※ 閉塞感を打破すべく、
           わずかな時間をつくって美容院でカット。
           (このモデルは私ではなく隣席のちょっと若い方に
            許可を得て撮らせてもらいました)
           ああ、美しい。
        
         
         
         
         
         

3月ひなの月

2020-03-01 09:07:48 | 季節
       今日から3月。

       3月といえば、ひなの月である。

       なのに、お雛様も出していないことに気づいた。

       このところのコロナウイルス騒ぎ、
       落ち着くどころか、
       次々と催し事の中止がはいって、
       沈着冷静に、とはいかぬ。

       聞くと、え、そんなところまで?
       と思うほど、
       ありとあらゆる行事が廃止になっている。

       読書会は予定通りやるつもりでいるが、
       さて、どうしよう。
       もう少し、様子をみることにしよう。

       こんなときは、手元の絵本をひらいて、
       ちょっと落ち着くことに。

       『三月 ひなのつき』
            石井桃子 作・朝倉摂 絵

       終戦直後の日本。
       よし子は母子家庭でひな人形がない。
       母が持っていた お雛様は空襲で焼けてしまった。
       母は7500円という高価なひな人形を買って
       やれない。
       よし子は、そんな母の気持ちを思い、
       じっと耐えている過程が身にしみるストーリー。

       いまはどんな高価なものでも手に入るご時勢だけど、
       世界には戦禍が絶えず、
       まだまだ飢えに苦しむ子どもたちがいるし、
       日本にもこんな時代があったことを、
       ちょっぴりでも思い出す月にしたい。