今日から3月。
3月といえば、ひなの月である。
なのに、お雛様も出していないことに気づいた。
このところのコロナウイルス騒ぎ、
落ち着くどころか、
次々と催し事の中止がはいって、
沈着冷静に、とはいかぬ。
聞くと、え、そんなところまで?
と思うほど、
ありとあらゆる行事が廃止になっている。
読書会は予定通りやるつもりでいるが、
さて、どうしよう。
もう少し、様子をみることにしよう。
こんなときは、手元の絵本をひらいて、
ちょっと落ち着くことに。
『三月 ひなのつき』
石井桃子 作・朝倉摂 絵
終戦直後の日本。
よし子は母子家庭でひな人形がない。
母が持っていた お雛様は空襲で焼けてしまった。
母は7500円という高価なひな人形を買って
やれない。
よし子は、そんな母の気持ちを思い、
じっと耐えている過程が身にしみるストーリー。
いまはどんな高価なものでも手に入るご時勢だけど、
世界には戦禍が絶えず、
まだまだ飢えに苦しむ子どもたちがいるし、
日本にもこんな時代があったことを、
ちょっぴりでも思い出す月にしたい。
3月といえば、ひなの月である。
なのに、お雛様も出していないことに気づいた。
このところのコロナウイルス騒ぎ、
落ち着くどころか、
次々と催し事の中止がはいって、
沈着冷静に、とはいかぬ。
聞くと、え、そんなところまで?
と思うほど、
ありとあらゆる行事が廃止になっている。
読書会は予定通りやるつもりでいるが、
さて、どうしよう。
もう少し、様子をみることにしよう。
こんなときは、手元の絵本をひらいて、
ちょっと落ち着くことに。
『三月 ひなのつき』
石井桃子 作・朝倉摂 絵
終戦直後の日本。
よし子は母子家庭でひな人形がない。
母が持っていた お雛様は空襲で焼けてしまった。
母は7500円という高価なひな人形を買って
やれない。
よし子は、そんな母の気持ちを思い、
じっと耐えている過程が身にしみるストーリー。
いまはどんな高価なものでも手に入るご時勢だけど、
世界には戦禍が絶えず、
まだまだ飢えに苦しむ子どもたちがいるし、
日本にもこんな時代があったことを、
ちょっぴりでも思い出す月にしたい。