いつぞや猫のことをこのブログに書いたら
何人かの愛猫家から問い合わせをいただいた。
マロ(アメリカンショートヘア ♂)
生後16年
先日、膵臓に悪性の腫瘍ができて川崎の大きな
(犬猫)病院で摘出手術をうけた。
私が驚いたのは近所の病院ではなく、わざわざ
遠くの病院を紹介してもらって行くことになっ
たこと。
そして手術には家族(飼い主)が付き添わなけ
ればならなかったこと。
(家人はその日、仕事を休んで行った)
10日ほどして退院。
いくらか食べるようになったが、やはり以前の
元気なときのようにはいかない。
家人は猫用のエサ(柔らかいもの、エビ風味、
マグロ風味、○○美食、スープ各種)を買いそろえ、
はては離乳食たぐいのものまでやってはみたが、
(昔のカツオブシをかけたネコマンマもためした)
やはりはかばかしくない。
一日中、じっと耐えてハウスのなかで丸まっている。
時には死んでいるのかと思って(私は)ハウスを
揺らしたりした。
家人は見かねて、近くの(かかりつけの)病院へ。
点滴をして復活すること数回。
昨日今日はのろのろと歩いて、私が掃除機を持って
2階に上がると、足元にからまったりする。
心なしか、毛のつやもなくなった。
「マロ、満身創痍だね」
返事をしない老猫に向かって私は声をかける。
「マロのこといえないね。お互い年だもの」
私は相憐れんでいるつもり。
分かっているのかどうなのか、
マロはうらめしそうに私の顔をみる。
※ 満身創痍のマロ
左足には点滴のためなのか、薬用なのか
絆創膏を張っている。