新聞の「再思三省」(さいしさんせいーー
何度も考え、何度も省みること)を読んで
わが粗忽者に赤面した。
新聞によると、
「一挙手一投足」が変換ミスで「一挙手一頭足」
となってしまう。
手と足があるのだから頭があってもおかしくない
だろう、と間違いに気づかない。
ちなみに頭足類はタコやイカの仲間のこと。
また「風邪で伏せている」も勘違いしやすい。
正しくは「風邪で臥せっている」なのだ。
「伏せる」腹ばいになることで、
横になる(寝込む)のは仰臥(ぎょうが)という
言葉があるように「臥せる」と書く。
しかし私にしたら、これは高等なミスで、
私の場合、それ以前の単純ミスなのだ。
ある人にメールして
「フェミニズム」をフェミシスムと書いたり、
「○○新聞西部本社」を西部本社と書いたり、
思い出すだけでも恥ずかしい。
落ち着いて読み直せばいいものを、気が急いて
すぐさま「送信」ボタンをクリックしてしまう。
不思議なことに何日か経ってふと、思いだし
てチェックすると、やはり間違っている!
かといって時間が経っていまさられ訂正するのも
おかしいと思って、黙ってしまう。
そんな粗忽者の私ーー
嗚呼、穴があったら入りたい。
※ 長谷寺の節分会