梅雨に入ってから何回か体調不良と
いう日があった。
病気ではないが、
なんだか体が重いなあ、
気がうつうつとして晴れないなあ、
もう一つ、やる気力が足りない、
といった感じ。
まあ、私の場合、それが慢性的でも
あるのだが。
そのまま、なりゆきにまかせたら、
一日無駄にすることになり、それが
嫌なのだ。
そういう時、どうるすか。
私なりに考えた。
まず、整体にいって体をときほぐす(?)。
その過程は山道にあり。
といっても、ちょっと遠回りではあるが、
近くの笛田公園の横の樹林の中を歩くの
だ。
笛田公園は高いところにあるから階段や
坂道を登り降りしなければならない。
玉のようにふき出る汗を拭きながら、
である。
今頃のような季節はウグイスがさえずり、
マイナスイオンたっぷりで気持ちいい。
たまに犬を散歩させる人に会うくらいで、
ちょっと怖~いような静けさである。
ああ、私は今、何をしているのか。
何をしたいのか。
ひんやりとして、どこかに迷いこんだ
ような木陰を通りぬけると、
再び汗がふき出て、現実にもどされる。
このマイナスイオン、
森林や滝のしぶきなどに多く含まれ、
健康によいとされるが、
科学的根拠はないそうだ。
疑似科学でも何でもいいから、
この梅雨の季節をこれで乗り切りたい
と思っている。
もちろん、家に帰ってシャワーと
濃いめのコーヒー一杯が必要だ。
この儀式(?)で2時間はつぶれる
のだが、
それで一日爽快に過ごせたらいいかッ!
※ 枝が何本にも分かれたカシの樹