一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

やなせたかし&アンパンマン

2013-12-21 09:23:38 | 雑記


     アンパンマンの作者のやなせたかしさんは
     戦争体験者で、軍隊体験について語った本
     『ぼくは戦争が大きらい』
      (小学館クリエイティブ)
     が発行された。

     本のなかで、
     「日頃からがんばって、戦争なんかしなく    
     てすむ世の中にしよう。『アンパンマン』
     の中で描こうとしたのは(中略)嫌な相手
     とでも一緒に暮らすことはできるという
     こと」
     としている。

     私自身はアンパンマンに登場するキャラク
     ターもろくろく知らない。
     (アンパンマン、バイキンマン、メロン
     パンナ、食パンマンくらい)
     それに、小さい子供たちをどうしてあれほ
     ど惹きつけるのか、いま一つ分からないの
     だが、
     「ユーモアの中に戦争批判を込めている」
     ところが、やなせさんらしいと言えるの
     だろうか。

     もう過ぎてしまったが、12月8日は
     72回目の真珠湾攻撃の日、
     つまり日米開戦の日であった。
     (マスコミは終戦記念日は大々的に報じる
     けれど、開戦の日はほとんど触れない)

     前回のブログでも書いた通り、
     私も生家の座敷に飾ってある、戦死した
     叔父2人の写真をみて育った。
     21歳と23歳のりりしい姿である。

     印鑑が手掛かりとなって「71年ぶりに
     帰ってきた遺骨」のニュースに、
     思わず子供の頃を思い出してしまった。

     やはり、あの青年たちが生きていたら、
     どんな人生を送ったであろうと
     思わずにはいられない。

     

     ※ 写真は横浜にあるアンパンマン・
      ミュージアムで家人が買ってきたパン。
      (ジャムおじさんの工場で作っている)