東京都現代美術館 2021年11月13日～2022年2月23日
うっすら知ってるけどあんまり知らない久保田成子の回顧展行ってきた。ナムジュンパイクのパートナーだったのか。東文研のデータベースでは母方の曽祖父、祖父が強調されてるけど父方が寺の住職というのも興味深い。ニューヨーク行って、性的な表現のあることやって、っていう時代でもあったのね。デュシャンの三勝とかクレバーな感じがあってよい。ブラウン管を使ったビデオアート作品て今後どうするんだろう？ 伊藤みどりをモデルにした作品があって面白かった。
根津美術館 2022年1月8日～2月13日
所蔵品で構成した工芸品を中心としたまじめな展覧会。文様と技法の説明が丁寧。所蔵品の衣桁に着物掛けて展示したりして豪華だった。「百椿図」の展示もやってて、カメリアだからシャネルがコラボしたらいいなと思った。初公開の邸内遊楽図は土佐派ぽい？画中画もいっぱい描かれていた。
千葉市美術館 2022年1月12日～3月6日
ジャポニスムの展覧会ではあるんだがむしろ浮世絵中心？というところもあり、浮世絵名品展でもあり、また千葉市美の浮世絵コレクション形成を振り返る展覧会ともいえるような。ジャポニスムとしてはロシアに注目してるのが新鮮だった。
江戸東京博物館 2022年1月2日～3月6日
4月からリニューアルのため閉館の江戸博に夜間開館だったので入ってみた。定期的やってる徳川記念財団との展覧会。いくつか絵も出ていて、松平斉民の絵が殿様系には珍しく文人画風で新鮮だった。まあ純文人画って雰囲気でもなくて墨江武禅とかっぽくもあったが。
すみだ北斎美術館 2021年12月21日～2022年2月27日
うっかりしていたら前期を見逃してしまった。主題となる歴史的人物に注目した展示で、伝説的エピソードの人とかもよくまとまっている。この展示だから使える作品、版本ページ等もありそうでコレクションの多い館にはいい切り口と思った。
東京国立近代美術館 2021年10月26日～2022年2月13日
自分の中で民藝の優先順位が低く、また民藝についてもやもやしてるのでようやっと行ってきた。展覧会は意欲的で興味深いんだけど、やっぱ民藝ってもやもやするわ。美術品として作られたわけでない道具に美を見出すけどそれを結局飾ってるわけだし、民藝を発見した！って感じがコロンブスのアメリカみたいなんだよね～
