Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

バロン住友の美的生活 第2部数寄者住友春翠―和の美を楽しむ(後期)

2016-07-24 00:52:01 | Weblog
泉屋博古館分館 2016年6月4日~8月5日

 絵画が第2部のなかでも前期後期で換るのでまた行ってきました。木島桜谷の屏風、菊、梅は琳派風ではないんだな。若冲「海棠目白図」の目白に一つ顔のないやつがいる。向きの都合なのかもしれないけど。元信印「楼閣山水図」とか長吉「観瀑図」等も面白いんだが、本ぽい図録にはすべての図版は載っていないのであった。
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18世紀生まれの絵師が描く水墨画

2016-07-16 22:54:10 | Weblog
東京黎明アートルーム 2016年7月10日~25日

 伊藤若冲、池大雅、長澤蘆雪、谷文晁を一点ずつ。若冲「牡丹図」は早い時期の水墨。筋目書がゆるめ。蘆雪「牧童図」は南紀くらいの感じ。大雅は指墨の蘭石。米法山水の谷文晁の作品は干支印なので読めば年がわかるだろう。
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駒競べ―馬の晴れ姿

2016-07-16 22:43:42 | Weblog
宮内庁三の丸尚蔵館 2016年7月9日~9月4日
 
 宮内庁三の丸尚蔵館ともなると、馬が描かれてる絵だけでなく、馬の置物とかいろいろあるんですな~。馬の博物館とはっ一味違う馬展である、と感服するとともにテーマ展てこのように所蔵品から起こしてこそと思うのであった。新発見の応挙のほか厩図屏風やら蒙古襲来絵詞やら小栗判官絵巻(鬼鹿毛という馬が活躍する)とかあって面白かった。厩図屏風と鷹図屏風ってそもそもの趣旨が似てるよね。
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大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで

2016-07-16 01:53:57 | Weblog
江戸東京博物館 2016年7月5日~8月28日
あべのハルカス美術館 2016年9月10日~11月6日

 妖怪ウォッチ以外の展示品はかなり学術的でもある展覧会で大変結構。方々から借りててお金持ちな展覧会ね。時代順に並べる必要はないのだが、くっきりはっきりした浮世絵を見た後に見る古い絵は鑑賞的にちょっとつらいと思った。図録がコンパクトで図版が小さい。
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魅せる!青と緑 浪華の文人画家 金子雪操

2016-07-10 01:33:01 | Weblog
吹田市立博物館 2016年6月18日~7月10日

 たとえ小規模でも「金子雪操」の展示などとという貴重な機会なので行ってみました。吹田の名家で愛されてたぽい。青緑はやっぱ絵具代別途支給なんだろな。絵的には増山雪斎の弟子というのは大いにうなずけるのだけど、殿様の絵の弟子ってなれるものなの?と思ってウェブで論文のPDF見たら仕えてたらしい)。いろんなもの勉強してるし、注文主もどうせいろいろ要望しそうだし、本気で調べると結構手間かかりそうです。貼り交ぜ屏風に一緒に貼られている人とか、同じ系統で同じような家に出入りしてた人の絵も出てるようでしたが、小柴守典との脈絡がわからなかった。
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神々の姿

2016-07-10 01:16:30 | Weblog
香雪美術館 2016年5月28日~7月24日

 所蔵品をちゃんと調べて少しよそからも借りた展示。チラシの「四聖御影」覚えがないと思ったらチラシとは展示期間が変わっていた。どこにあったかわからない神像ってあるんだ・・・・・・。上に仏のいる十王図ってなんか不思議。春日鹿曼荼羅の鹿の毛書きがみっちりしてるとなんだか不気味。
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生誕300年記念 伊藤若冲―京に生きた画家―

2016-07-08 22:37:39 | Weblog
細見美術館 2016年6月25日~9月4日

 着色画、水墨画合わせていっぱい若冲のある細見コレクションを中心に宝蔵寺、石峯寺からも借りた展示。意外と細見の若冲ばっかり展示することはなかなかないので貴重。弟子の若演は結構うまい。若冲のハンコ押されたら紛らわしいことこの上ない。
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きらめきを伝える 京都・美の系譜

2016-07-08 22:24:35 | Weblog
京都市美術館 2016年7月5日~8月21日

 京都市美術館再整備工事前の最後のコレクション展ということで竹内栖鳳「絵になる最初」他みっちり展示。宋紫岡なんぞも持ってるのか。幸野楳嶺・森川曾文の図を貼り交ぜた「花鳥昆虫図貼交屏風」が応挙以来の画像の蓄積という感じで面白かった。今尾景年の屏風も二双も出てる。野村文挙画塾の粉本一式等もあって近世からの展示もできるな、京都市美術館。
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江戸の博物学

2016-07-02 22:45:08 | Weblog
静嘉堂文庫美術館 2016年6月25日~8月7日

 会場は美術館だけどお文庫な感じの展覧会。幻の漁譜初公開って、ずっと文庫にはあったけど飾ってなかったってこと? 木村黙老は歌舞伎も相当好きだったはずだけど博物学も得意なのか。そんな人が家老の高松藩ってすごいかも。狩野探幽「波濤水禽図屏風」は確かに博物学的にいろんな鳥がいるのであった。まあ海の中の岩で鳥が集まってて吉祥的な意味もありそうだけど。渡辺崋山「遊魚図」も確かに博物学的である。
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動物襲来

2016-07-02 22:35:03 | Weblog
五島美術館 2016年6月25日~7月31日

 近代の日本画や動物型のやきものが多い動物展。五島美術館らしく丁寧に仕事してある。大東急記念文庫から博物図譜等も出ている。
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