高岡市美術館 2018年7月27日~9月24日
伏木の勝興寺は浄土真宗のお寺で、越中における布教の拠点土山御坊に由来し、本願寺とのつながりも強い。真宗寺院ということで縁組があり、また加賀藩の前田家とのつながりが強く、養子・婚姻があって、住持は還俗して藩主になった人もいる。西本願寺の阿弥陀堂を模した本堂も行けばよかった。現存の建物もいっぺんに建てられたものでなく、移築もあり、興味深い。美術品で有名なのは勝興寺本洛中洛外図屏風で、これはもちろん展示されている。原在中がここにもあった! 「布施海八勝」という新名所を都の歌人に詠ませてて、見返し絵を例によって在中が描いてるわけです。もしかして原派?な襖絵もあるし、横山華渓の衝立とか京都志向ですな~。ヘンテコ中国絵画(虎とカササギ、朝鮮ぽくもある)も。
伏木の勝興寺は浄土真宗のお寺で、越中における布教の拠点土山御坊に由来し、本願寺とのつながりも強い。真宗寺院ということで縁組があり、また加賀藩の前田家とのつながりが強く、養子・婚姻があって、住持は還俗して藩主になった人もいる。西本願寺の阿弥陀堂を模した本堂も行けばよかった。現存の建物もいっぺんに建てられたものでなく、移築もあり、興味深い。美術品で有名なのは勝興寺本洛中洛外図屏風で、これはもちろん展示されている。原在中がここにもあった! 「布施海八勝」という新名所を都の歌人に詠ませてて、見返し絵を例によって在中が描いてるわけです。もしかして原派?な襖絵もあるし、横山華渓の衝立とか京都志向ですな~。ヘンテコ中国絵画(虎とカササギ、朝鮮ぽくもある)も。