栃木における南画の潮流 （後期）

栃木県立美術館　2021年1月16日～3月21日

　前期・中期・後期と三回行けばコンプリートだったのだが、中期は断念して前期と後期で。前期中期、中期後期の出品のものもあるので中期オンリーのもの以外は見られた。画家によって時差があって大正時代は新南画とそれまでの南画の両方があるんですな。高久靄厓と田崎草雲の展示替えが多かった気がする。結局南画って主題の問題なのか様式の問題なのか。

伊藤遠平展

宇都宮美術館　2021年2月7日～5月16日

　宇都宮エスペール賞受賞者の展示。キモカワなキャラと同じ造形感覚の現代美術ぽいもの両方あった。8ページのリーフレットがもらえてお得感ある。

ジョルジュ・ビゴー展

宇都宮美術館　2021年2月7日～5月16日

　所蔵品による企画展らしい。大変結構。フランスから来て日本に滞在した画家。日本人と結婚してたりもした。ビゴーだから「美好」なんて使ったりもしている。明治の日本をよくとらえているとともにそれはやはりビゴーが好み、関心で切り取ったもので、そのまま記録と思ってはいけないのであった。No.326の「観光場」は「勧工場」のことかな？