大阪市立美術館 2010年4月13日~5月30日
太田記念美術館に鴻池の扇絵コレクションがあるのは知っていましたが、実はもっとあってまだ鴻池の会社がもっているのだそうです。そしてこの扇絵で江戸時代中期以降の画家が網羅できてしまう。なかなか面白い展覧会です。まあ問題は扇がどうしても小さいのでいまいち地味ということでしょうか。一つ一つは面白いんですけど・・・・・扇オタクの幸方さんは後から集めたわけで、扇というフォーマットが確立していたということですな。扇に向く画題ってたぶんある。夏向けとかひらひら動くもの(蝶とか)。図録もラブリーです。太田ではたまに飾ってますがこんなには出せないし、鴻池の会社のもあるし、とりあえず江戸絵画に興味がある人は必見じゃないでしょうか。若冲とか琳派とか北斎とかメジャーな画家のものもあります。
そして同時開催の常設もなかなか。屏風は名品揃いだし、肖像は肖像画賛リターンズかと思うし、扇に注目した特集(なぜかこれにはリストがない?)も扇の草子などもあって大阪市立美術館の蓄積と底力って感じでした。
太田記念美術館に鴻池の扇絵コレクションがあるのは知っていましたが、実はもっとあってまだ鴻池の会社がもっているのだそうです。そしてこの扇絵で江戸時代中期以降の画家が網羅できてしまう。なかなか面白い展覧会です。まあ問題は扇がどうしても小さいのでいまいち地味ということでしょうか。一つ一つは面白いんですけど・・・・・扇オタクの幸方さんは後から集めたわけで、扇というフォーマットが確立していたということですな。扇に向く画題ってたぶんある。夏向けとかひらひら動くもの(蝶とか)。図録もラブリーです。太田ではたまに飾ってますがこんなには出せないし、鴻池の会社のもあるし、とりあえず江戸絵画に興味がある人は必見じゃないでしょうか。若冲とか琳派とか北斎とかメジャーな画家のものもあります。
そして同時開催の常設もなかなか。屏風は名品揃いだし、肖像は肖像画賛リターンズかと思うし、扇に注目した特集(なぜかこれにはリストがない?)も扇の草子などもあって大阪市立美術館の蓄積と底力って感じでした。