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とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

「はえぬき」が「特A」に復活

2021年03月06日 | 日記


 日本穀物検定協会の2020年産米食味ランキングが4日に発表され、山形県で6割作付けされている主力品種「はえぬき」が最上ランクの「特A」となり、5年ぶりの復活となった。
 「はえぬき」は昭和57年に山形県農業試験場庄内支場で開発された品種で、母親「庄内29号」の茎が短く倒れにくい品種と父親「あきたこまち」の味が良く見た目の良さを掛け合わせた品種である。しかし、農家が栽培できるまでには10年以上の年月がかかる気の遠くなるような関係者の努力の賜物である。
 長く続いたササニシキの主役品種が、栽培管理も容易で味も良い「はえぬき」に瞬く間に取って代わられた。「はえぬき」は平成2年に食味ランク「特A」になると山形県を代表する品種となり、その「特A」が22年間も続いた。しかし、何故か平成28年に1ランク下の「A」となりガッカリしていた所への朗報である。
 「はえぬき」は多収性の品種で「つや姫」や「雪若丸」より価格が安いが栽培農家としては魅力がある。安さは業務用米として人気があり、セブンイレブンのおにぎり等に使われていると聞いている。
 日本の主食「コメ」の復活が一番の願いである。

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