とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

港町酒田の宵祭り特設ステージ

2012年05月20日 | インポート

009 今年の「酒田祭り」は絶好の天気に恵まれた。一番町から日和山公園までの商店街通り約2キロは、露天商がびっしり並び祭の雰囲気を盛り上げている。切れ目ない人通りで、行きかう肩がぶつかってなかなか思うように歩けないほどだ。酒田大火復興のシンボルとして酒田の象徴になった2対の獅子頭を先頭に、山車行列がメインとなる。
 宵祭りの夕暮れに、日和山公園のイベント広場まで人波に乗せられて久しぶりに歩いた。大道芸の猿回しの場所には人垣が多くて背伸びしても見えない位人気スポットになっていた。小さい頃に露天で売ってるおもちゃの刀が欲しくて、駄々をこねた思い出がよみがえってきた。子供たちが欲しがりそうなものばかり次々と並んでいるので、家族は大変なのかも知れない。お化け屋敷もあった。今は見る気もしないけど、好奇心旺盛な子供の頃は見たかったなあと思いながら日和山公園に着いた。
 特設ステージを中心に2千人位の人が思い思いに芝生に腰を下ろして舞台を見ていた。高さ20メートルの山鉾が夕陽に照らされて圧巻である。「前に進もう」とそれに書いてある。こんな素晴らしいロケーションで伝統芸能やパフオーマンスが繰り広げられるのだ。
 和太鼓演奏の後に、こども歌舞伎の「白波5人男」の上演である。役者全てが小学生であるにも関わらず、見事な歌舞伎役者になりきっている。見栄を切る動作が遠くからもはっきりと見えた。口上はピンマイクでないため声が拾えない。会場が広すぎる。でも、会場から大きな掛け声がかかり雰囲気は絶好調。
 後に聞いた役者の話では、足が震えたそうだ。

 

コメント (2)
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