とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

先ず、国道47号線の改良を急げ

2012年05月27日 | インポート

001 久々に、新庄市まで国道47号線を全線運転した。最上川沿いに道路が切られ、右側には急峻な出羽丘陵が切り立っている。その間を縫うように陸羽西線の線路が右になったり左になったり交差している。
 全線が追い越し禁止で、所々に速度規制がある。トンネルはないものの数多いスノーセットと急カーブが連続的に続く。55.6キロにたっぷり1時間はかかった。走行車両は以外と多く、まず切れ目がない。特に大型車両が目立つが、トレーラーは少ない。カーブとスノーセットを嫌うらしい。
 国道47号線は酒田と仙台を結んでいる。大震災以来その重要性が遅まきながらも認知された様だが、日本海側と太平洋側を最短で結ぶ動脈で、地域振興に欠かすことが出来ないと沿線の自治体は以前から国に要望を繰り返してきたが、聞く耳持たずだった。
 東北トヨタが東北に生産拠点を移し、年間50万台の生産に間もなく到達する。その物流を、仙台港だけではさばききれないのは明らかであり、全県あげてこの動脈の整備に取り組むべきで、一刻の猶予もない。
 地域高規格道路、酒田・石巻線の進捗も遅すぎる。日本産業の形を決める正念場を目前に、両道路の期成同盟化総会が新庄市で開催された。形式にとらわれず、政治的にしっかりした担保をとる活動が急務である。

コメント (1)
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