酒田で、県石油コンビナートんの防災訓練が行われた。この訓練は、2年に一度行われているもので、酒田本港地区と酒田北港地区を交互に実施されている。県や酒田市、酒田海上保安部、県警察、酒田地区消防本部など20機関200人が参加して行われた。港湾には、大規模な石油の備蓄基地や船舶の事故による海洋汚染の危険が付きまとう。そして、いったん地震、事故が発生したら大規模災害になってしまう。日頃の訓練や、その時に備えた化学消化剤やオイルフェンス等の機器材が不可欠であり、万が一に備えた大事な訓練である。港湾は、広いため全体の状況を把握するために、ヘリコプターの出動も欠かす事が出来ない。
今年の訓練も、マニュアルどおりに進み無事に終わった。しかし、県のトップは参加していないし、危機管理室とはどうなっているのか。自衛隊との連携はどうなっているのかの説明がなかった。広大な敷地に200人規模の訓練は、物足りなさを感じたのは私だけだろうか。
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