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蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

闘う君の唄を

2020年11月14日 | 本の感想
闘う君の唄を(中山七里 朝日文庫)

幼稚園教諭の凛は埼玉県の田舎の幼稚園に赴任する。その園では昔、送迎バスの運転手が複数人の園児を殺害するという事件があり、それ以来父母会に頭が上がらなくなり、園の教育方針にまで介入するようになっていた。凛はそんなモンペたちに苦しみながらも独自の方法論で次第に信頼を獲得していくが・・・という話。

ミステリというよりお仕事小説という感じで、実際中盤までの凛先生の活躍ぶりの方が面白くて、ミステリ部分は平凡で無理筋な感じだった。
タイトルや副題は「ファイト!」から取ったもので、中島みゆきファンがみたら手に取らざるをえない。ちょっとずるいなあ。


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