蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

北村薫の創作表現講義

2008年07月26日 | 本の感想
北村薫の創作表現講義(北村薫 新潮選書)

北村さんが書店で開いたサイン会+講演会を聞いたことがあります。
元高校の先生らしく、かんで含めるようなじゃベリ方、ゲストとの対話もうまくリードされていて、楽しくすごせた記憶があります。

本書は、北村さんが早稲田大学で起こった授業の一部を再現したもの。技術を教えるというよりは、自分が書きたいものの探し方、みたいなのがテーマになっています。

授業の材料とした、塚本邦雄の小説、「群像」の編集長の話、赤木かん子の手書きエッセイ(「かまくら」の方)が特に印象に残りました

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