蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

バーン・アフター・リーディング

2010年02月01日 | 映画の感想
バーン・アフター・リーディング

ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチなど豪華なキャストを使っても、コーエン兄弟のテイストが濃厚な作品。

一見、コメディタッチながら、不穏なオープニング、不気味なムードのBGMが予想させるように、エンディングに近づくにつれ、想像を超えた破滅的・不条理的なストーリーが展開される。

そんな中、トボけたトレーナー役のブラッド・ピットは、最期まで役にはまっていた。彼の適性は実はこちら方面では?と思わせるほど。

なかなか魅力を伝えるのが難しいのだけれど、昨年(2009年。実際DVDを見たのは昨年12月)見た映画の中では、ナンバーワンの面白さだったと思う。

豪華キャスト、有名監督のわりには日本では人気がイマイチだったような気がする(確かに万人受けする内容ではない)が、未見の方がいたら、おすすめしたい作品。
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