蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

ハッピーフライト

2009年08月29日 | 映画の感想
ハッピーフライト

羽田発ホノルル行きの全日空機の、搭乗から出発、機体異常で羽田へ引き返すまでを、搭乗員、空港関係者を中心にドキュメンタリーっぽく、かつ、コメディタッチで描いた映画。

作り方によっては、面白くもなんともないようなものになりそうなのですが、脚本がいいのか、監督の腕なのか、とにかく最後まで楽しく見られました。細かいことを説明しすぎず、観客には雰囲気だけを味わってもらおうという作りが好印象の原因かも。

関係者の失敗とか、本音っぽい裏話があって、全日空の名前を全面的に出せたのがちょっと不思議(もちろん、本質的に全日空にとってまずい場面はありません)。

こういうのって誰が最終的にOKだすんでしょうか?部長レベルじゃないよねえ。やっぱり社長決裁?映画が公開になってからOBや株主が「何だあれ!」みたいなことになりかねないものね。
コメント
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