ヒロインは3度目の結婚を控えている。最初の夫との間には子供をもうけるが、夫とは死別。二度目の夫はエキセントリックな音楽家だが、連れ子とは仲がよかった。
ヒロインの父が末期ガンであることがわかり、ヒロインは、父宅で看病をする間、子供を2番目の夫に預けようとするが、その夫は(友人の陰謀で?)精神病院に措置入院させられていた。
いわゆるアート系の映画で150分の長尺ものだが、場面転換がテンポ良く進むので、あまり退屈しない。最初の3分の1くらいまでは、設定や筋を把握するのに苦労するが、それがかえっていい刺激になっていると思う。
レンタルビデオ屋では恋愛映画のコーナーに並べられており、カバーのストーリー紹介もそのノリで書かれているが、実際には家族の間の思いやりや愛情、その裏返しの憎悪などをテーマとした映画だと思う。
主筋とはあまり関係ないが、二度目の夫の父親がかっこよかった。見た目は太ってやる気のなさそうなコンビニ風の小さな店のオーナーだが、店がピストル強盗に襲われると、丸腰でこれを見事に撃退。次の場面ではアスレチックジムで重そうなウエイトを軽々と持ち上げていた。
以下は余談。日経新聞の夕刊のコラムで佐藤賢一さんが以下のような主旨のことを書いていた。「日本人にとって難しいといわれる、フランス語のラ行の発音は、ハ行で発音すると通じやすい。例えば「フランス」は「フハンス」と発音するとよい」。この映画の主人公の名は「ノラ」。確かに映画の音声では「ノハ」と聞こえた。(意識していたのでそう思えただけかもしれないが)
ヒロインの父が末期ガンであることがわかり、ヒロインは、父宅で看病をする間、子供を2番目の夫に預けようとするが、その夫は(友人の陰謀で?)精神病院に措置入院させられていた。
いわゆるアート系の映画で150分の長尺ものだが、場面転換がテンポ良く進むので、あまり退屈しない。最初の3分の1くらいまでは、設定や筋を把握するのに苦労するが、それがかえっていい刺激になっていると思う。
レンタルビデオ屋では恋愛映画のコーナーに並べられており、カバーのストーリー紹介もそのノリで書かれているが、実際には家族の間の思いやりや愛情、その裏返しの憎悪などをテーマとした映画だと思う。
主筋とはあまり関係ないが、二度目の夫の父親がかっこよかった。見た目は太ってやる気のなさそうなコンビニ風の小さな店のオーナーだが、店がピストル強盗に襲われると、丸腰でこれを見事に撃退。次の場面ではアスレチックジムで重そうなウエイトを軽々と持ち上げていた。
以下は余談。日経新聞の夕刊のコラムで佐藤賢一さんが以下のような主旨のことを書いていた。「日本人にとって難しいといわれる、フランス語のラ行の発音は、ハ行で発音すると通じやすい。例えば「フランス」は「フハンス」と発音するとよい」。この映画の主人公の名は「ノラ」。確かに映画の音声では「ノハ」と聞こえた。(意識していたのでそう思えただけかもしれないが)