ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

川合玉堂*日本画

2021-03-07 13:49:57 | 日記・エッセイ・コラム

東京広尾にある山種美術館へ川合玉堂さんの日本画を見に行きました。

川合玉堂さんは、奥多摩の御岳駅近くに川合玉堂美術館があったので、私は昔から知っていましたが、一般的には横山大観、岡倉天心みたいには知られていないようです。

私も、、、川合玉堂さんの日本画は初めて見ました。

日本画を毛嫌いしていたわけじゃなく、おおよそ美術には興味がなかったので、私は川合玉堂さんのお名前は知ってはいたが、今日まで縁遠くて見たことがなかったのだ。

いや~~~素晴らしいものでした!

当たり前のことに感激していては、、、申し訳ないとの思いですが。

山種美術館が広尾にあるのも知りませんでした。

そもそも山種(ヤマタネ)が何者かも知りませんでした。

ヤマタネは流通業界や不動産業界などで業績のある企業です。

安田生命がゴッホの絵画を収集しているのと同じ図ですね。

この日に展示されていた川合玉堂さんの日本画はほとんどがヤマタネの収蔵物だった。

日本画の墨絵のようなぼかし絵にも、うまいへたがあるのだなーとあまりにも当たり前のことに感激した。

誰でも書けるわけじゃないのだ、、、。

御岳にある川合玉堂美術館は、あることは知っていたが、興味がなかったので見た記憶がない。

何十年前から知っていたんですが、、、。

山水画にも筆の勢いと言うか、生き生きしている絵とそうでない絵があります。

違う方が描いた絵には生き生き感が感じられなかった。

川合玉堂さんの日本画には、描かれた人や動物が動き出し、山の雲や木々がそよぎ、川は轟々と流れる感じがした。

うーんとうならせる躍動感があった。

川合玉堂さんは若いころは京都を拠点に描いていたが、ある時から東京に出てきて、それから活躍が始まったそうです。

なにかのインスピレーションがあって画風が変わってから活躍しだしたそうです。

晩年は東京の西の奥多摩に住み込み、多摩川の絵をよく描いていらした。

私はそれで川合玉堂さんのお名前を昔から知っていた。

展覧会を見終わって館内の喫茶店でいっぷくしました。

美味しそうな和菓子があったからです。

じゃーん

和菓子なのでチーズケーキじゃないだろうが、まったりしておいしかった。

日本画をたっぷり見たので和人になりきりでした。

西部劇でも見ればきっとウエスタンのカーボーイになりきり、コーン&ビーンズでも食べたくなっただろう。

どうも影響されやすく染まりやすいようだ。

ずずーとランの花がはいったお茶をいただいてきた。

うーむ、優雅な一日だったぞーーー。

図録です

展示された絵の数は相当なもので、観客もそれなりに入っていました。若い人から年配者までいろいろだ。

チャンスがあったら、ぜひ見に行ってください。

山種美術館

東京都渋谷区広尾3-12ー36

つづく

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 部屋にトビラをつけてもらった | トップ | ねりきり、和菓子 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事