ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

弓指寛治*国立西洋美術館

2024-03-17 18:25:19 | 日記・エッセイ・コラム

国立西洋美術館の

「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」展へ

快晴の土曜日に見てきました

常設展500円と企画展2000円だった

色々な割引があるので両方見てきました

常設展は名作だが過去の人・死んだ人の作品で

それは

それなりにハッハーといった感じで見てきた

企画展は

サブタイトルが

「国立西洋美術館65周年目の自問」

「現代美術家たちへの問いかけ」なので

「生きているアーティストたちの息遣い」を

見てくださいとでも言いましょうか!

私が面白かったのが

弓指寛治さんの山谷浮浪者の物語と

小沢剛さんの帰ってきたペインターF(藤田画伯だと思う)

梅津庸一達のパープルルーム(美大について)かな

抽象的でなく現実的な題材を投げかけてくれる作品だからだ

人の死と生をテーマに独自のアプローチで創作を続ける芸術家・弓指寛治さんと紹介されていた

館内は撮影可だった

美術館にしてはめづらしい

企画展の中で入り口に近い所にあった

 何が面白かったかというと

「物語るテーブルランナー」という手法を

山谷に生きる人々に適用して

日本各地の方々に

山谷の住人の生活の絵の

タペストリーを作ってもらっていた

その内容は弓指寛治さんが1年かけて取材してきた事です

タペストリーの下には弓指寛治さんが取材したコピーが淡々と書かれていた

その作品の前にはテーブルがあって

椅子があるのでその描かれた世界とコピーを

思わずじっくりと見てしまう

見せ方読ませ方が面白いのと

山谷という私には異次元の世界をのぞき見させてくれた

それが

「物語るテーブルランナー」かな

会場の入り口から

山谷に住んでいた〇〇さんの生い立ちから始まり

1年たってお亡くなりになったのか

紙芝居みたいな見せ方だった

スマホで撮っていたのでブレて読みにくくてすみません

人はどんな境遇でも楽しみに貪欲ですねー

山谷の住人達も

社会から少なからずの恩恵を受けたら

恩返しで道路の清掃をやっていたという

ふと明日が我が身と思ってしまう

弓指寛治さんは

これからどんなことを展開されていくか

要注目です

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