加賀の白山へ行きたかったが、北陸新幹線で金沢に着いたのが10:00すぎだった。
白山へは定期路線バスはなく、登山バスが5:30、7:30、9:30とたった3便しかない。バスのほかにはタクシーか自家用車しか交通手段がない。ずいぶん便の悪い山です。
バス会社がやる気がないのでしょう。お客が少ないからか、バス会社のやる気のなさかわかりません。
どちらにしても、金沢に入った日には白山へ行けないことに、新幹線で到着した瞬間に決まった。
それで、レンタ自転車を借りて市内観光。
金沢は20年前に比べて激変しました。
北陸の最大都市になったかもしれない。
観光地が新潟等に比べると実に豊富。
今日は有名な兼六園、金沢城、武家屋敷、21世紀近代美術館を巡りました。
最初に有名な兼六園へ。
正門と言って良い桂坂口。
金沢城とつながっています。
右手に金沢城があって右下の石川橋を渡ってきます。
兼六園の方が金沢城よりも有名ですが、兼六園は元々が金沢城の一画だった。武家屋敷があったのだろう。
門の外には江戸時代はそうであったかと言う感じで茶屋、食事処が軒を連ねています。
最近、南木曽の妻籠や伊勢のおかげ横町、日光街道の大内宿などのように江戸時代の町並みを保存、再現したところが出てきました。この兼六園の入り口も良くその面影を伝えています。
江戸時代というか明治大正ぐらいかな。
金沢市内でも35度はあったろう。
あまり暑くて、茶屋で氷黒豆をいただきました。
木陰の縁台に座って涼をいただいていたら、浴衣姿の娘さんが2人。
いいですねー金沢の夏。
市内でやたら浴衣姿を見かけたので、もしやもしやの花火大会か、、、。
夜7:00過ぎから、今年初の花火大会が駅前ホテル7階の部屋からもよく見れました。
金沢は北陸随一の観光都市になりました。
庭園に流れ込む水のきれいなこと、関東や関西じゃ考えられないくらいだーーー。
北陸の京都と言われているが、そりゃ京都にも金沢にも失礼だ。
金沢は独自の歴史と文化があるところだ。
21世紀美術館の情報アートとでも言えるのか、面白い文化を世界に発信している。
つづく
若いころは夜行急行に乗って旅しました~~~。
そう金沢は意外に坂が多い。自転車で走り回るとよくわかります。
金沢の外人観光客は白人が多かった。富山、立山はそりゃ中国人ばかりだった。日本人よりもはるかに多かった。雪の季節だったからかもしれないが。
21世紀近代美術館は西洋人が非常に多かった。結構世界で知られているのかも。昔ながらの古典美術館じゃなく、かなりアナーキーな面白い展示でした。
私も新潟勤務時に、週末金沢市街を日帰り観光したことがあります。当時は特急北越が運行、一番早い北越で金沢へ、最終の北越で新潟へ戻りました。兼六園と茶屋、市場を散策しました。意外と坂が多かった気がします。夏ではなかったですが、暑い日でした。
金沢は、加賀藩3代当主が頑張ったり、名君がいたので明治以降も輝いているのだと思います。
白山とつなぐ交通手段は多いほうが良いですね。今後は外国観光客も増えて賑やかになりそうですが、行儀の悪い方はお断りしたいものです。