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おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

酒田市美術館(山形県酒田市)

2009年11月10日 20時02分00秒 | 旅先にて
土門拳記念館の見学を終え、周辺を散策しながら『酒田市美術館』にやってきました。建物の設計は、池原義郎氏によるものです。

    

ゆるやか~な斜面を登って行った先にある、ステンレスで組み上げられた、ゲートがとても印象的です。

    

ゲートをくぐると芝生の広場が広がっていて、高さを低くコンパクトにまとめられている美術館が建っています。

    

板型枠で仕上げられた、コンクリート打ち放しの壁も、自然な感じで良いですね~。

    

コンクリートの壁の越えると美術館のエントランスになっています。

    

酒田市美術館は、日本洋画界の重鎮の森田茂氏の作品を中心に酒田市出身の洋画家・故斎藤長三氏や彫刻家・故高橋剛氏の作品などを展示しています。当日は、「染色家の芹沢介の世界展」が開催されていました。沖縄の伝統的な模様をモチーフにしたものや、文字をデザインしたものなどとても興味深い作品が展示されていました。何点かグッズもゲットしてきました(^^)v

当日のモブログにも書いたのですが、芝生広場から鳥海山が綺麗に見えるはずなのですが、雲の中に隠れていたのが残念。。。

    

◆『酒田市美術館』詳細データ
 住  所:山形県酒田市飯森山3-17-95
 電  話:0234-31-0095
 開館時間:9時~16時半
 定休日 :不定休


土門拳記念館(山形県酒田市)

2009年11月09日 18時40分46秒 | 旅先にて
湯田川温泉から酒田市内へと移動してきました。酒田市最初の訪問先は『土門拳記念館』です。この建物は、おさかなが好きな建築家の一人である 谷口吉生氏 設計の建物で、1983年に竣工したものです。谷口氏初期の作品でありますが、代表作でもあります。

    

小さな建物ではありますが、周辺景観に溶け込ませるシンプルなデザインは、見事です。

    

『土門拳記念館』は、写真家土門拳が、出身地酒田市に全作品を寄贈したことにより建てられたものです。完成当時は、日本最初の写真専門の美術館でもあったそうです。

    

中庭には、イサムノグチの彫刻が建っています。

    

    

念願の建物を見学することができ、それだけでも満足だったのですが、記念館に展示されていた、土門拳の写真のパワーには、ほんと圧倒されました。力がみなぎっています。

おさかなも写真が好きで、いろいろ撮影しますが、ほんと足元にも及びませんねぇ~。。。まあ、当たり前ですけど(笑)

当日は、絶好の天気で、あひるさんも気持ちよさそうでした(^^)v

    

◆『土門拳記念館』詳細データ
 住  所:山形県酒田市飯森山2-13
 電  話:0234-31-0028
 開館時間:9時~16時半
 定休日 :年末年始




湯田川温泉 その2

2009年11月05日 21時19分36秒 | 旅先にて
湯田川温泉の朝は。。。6時に目が覚めました。朝食は7時半からにしてたので、少し旅館の周辺を散策することに。。。。。

旅館のすぐ横には、『正面湯』という共同浴場(入浴料200円)が建っています。こういった施設があると温泉地だな~って実感しますね。

    

正面湯の前からは、石畳の路地が伸びています。

           

石畳を歩いて行くと、『由豆佐賣神社』の鳥居に突き当ります。

    

鳥居をくぐり石段を登っていくと、右手に県の天然記念物に指定されている「湯田川の乳イチョウ」が目に飛び込んできます。高さ37m、幹回り7.3mで樹齢300年以上と推定されている立派なイチョウです。個人的にはイチョウの木って好きなんです。何枚か落葉してたイチョウの葉をいただいてきました。

           

石段を登りきると神社の本殿拝殿です。ここは映画「たそがれ清兵衛」のロケ地でもあったそうです。幽玄な雰囲気気がとてもよい。

    

こういった、苔むした石段。。。個人的には好きな景色なんです。

          

温泉街には、こういった雰囲気を持った旅館もあったりします。

    

小一時間ほどの散歩を終え、旅館に戻り朝食です。普段は朝からこんなに食べないのですが、旅館の朝食は、なぜがお腹に沢山入っちゃうんですよね(^^)v とても美味しく頂かせていただきました。

    

食事を終えた後、次の訪問地・酒田市へと車を走らせたのでした。。。


湯田川温泉(山形県鶴岡市)

2009年11月04日 20時11分05秒 | 旅先にて
大日坊を見学した後、時間も遅くなってきたので、湯田川温泉に向かって車を走らせました。

    

湯田川温泉は山形県で3番目に古い開湯1300年の歴史ある温泉です。温泉街としては小さな規模ですが、鶴岡の奥座敷と呼ばれ、木造瓦屋根の旅館があったりして鄙びた雰囲気も醸し出していました。江戸時代においては庄内藩藩主の湯治場であったそうです。また、種田山頭火が逗留したこともあり、鶴岡出身の藤沢周平とも関わりが深い温泉でもあります。

さてさて、『つかさや旅館』という宿に宿泊しました。

    

チェックインした後、速攻お風呂に入りました。大きな浴槽ではなかったですが、丁度ほかに誰も入浴者がいなかったので、ゆっくりとお湯を楽しむことができました。泉質は、カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉で、とても優しいお湯でした。

    

さあ、お風呂に入ってすっきりした後は夕食です。夕食は旅館に宿泊した時の楽しみでもあります(^^)v

    

女将のおへぎ三種です。温海かぶの酢の物(右上)、もってのほかとカラトリのお浸し(左上)、なめこおろし(下)
もってのほかは食用菊で、山形の旅では定番のメニューとなってました。

    

庄内豚の豚しゃぶサラダです。庄内地方は豚の産地としても有名だそうです。

    

庄内の芋こ汁。芋煮も山形の旅を通して定番メニューとなってました。ちょうどドンピシャの季節ですものね~(^^)v 芋煮大好きなおさかなにとって、山形県内それぞれの地方ごとに味付けが変わっててて、とても楽しかったです。そうそう、芋煮は山形県の村上地方が発祥の地だそうです。

    

お酒は、ここの旅館と提携してる「株式会社渡會本店」の日本酒飲み比べセットを楽しみました。 「瓶囲い 大吟醸生酒3年熟成」「和田来 出羽ノ里 特別純米」「ないしょ ひやおろし原酒」「にごり酒 寒造り」を飲み比べてみました。すっきりとした飲み口で、山形の酒導入編としてはとても良かったのでは(^^)v

    

美味しい食事とお酒心地よくなってしまい、長距離運転の疲れも合わさって、食事の後は、バタンキューで布団のなかに吸い込まれてしまったのです。。。(笑)

◆『湯田川温泉 つかさや旅館』詳細データ
 住  所:山形県鶴岡市湯田川乙52
 電  話:0235-35-2301


大日坊(山形県鶴岡市)

2009年11月03日 20時49分07秒 | 旅先にて
田麦俣の多層民家見学を終え、もう少し山奥へと車を進めました。少し高台まで登った時にみた風景です。この辺りは、山形でも有数の豪雪地帯だそうです。

    

日本の滝100選にも選ばれている七ツ滝です。高さ90メートルの断崖を二段で落ち、上方は落差50m、下方は落差40mだそうです。滝壺近くに行くには、困難なようなので、展望箇所からの見学となりました。

           

少し車を走らせ、大日坊へと向かいました。

大日坊は、女人湯殿山とも呼ばれています。出羽三山は、古来より女人禁制の山とされていて、女人の入山が出来ず、別当寺が湯殿山の女人参詣所であったそうです。寺伝によると、大日坊の開祖空海が女人を哀れみ、湯殿山大権現(金胎両部大日如来坐像)を自ら彫ったと伝えています。

仁王門です。室町前期ごろの建物で、山形県内では最も古い三間一戸の八脚門です。県指定文化財でもあります。

    

仁王門から本堂への参道は、とてもよい空気感を出しています。なんだかタイムスリップしたような感じが。。。。。

    

           

    

田園風景もとてもいいです。時間がゆっくりと流れていましたよ。。。

    

◆『大日坊』詳細データ
 住  所:山形県鶴岡市大網11
 宗  派:真言宗豊山派
 本  尊:湯殿山権現
 創  建:天長2(825)年
 開  基:空海




田麦俣の多層民家(山形県鶴岡市)

2009年10月31日 18時13分43秒 | 旅先にて
道の駅で休憩後、鶴岡市内の方へ車を走らせ、そこから月山方面の田麦俣の集落へへ向かいました。ここ田麦俣には、兜造りの多層民家が2棟残っています。

    

手前の建物は、民宿として利用されていて、奥の建物が公開されている『旧遠藤家住宅』です。

    

元々寄棟造りだった屋根を、明治に入って盛んになった養蚕業を行うため、兜造りへと変えていったそうです。1階は家族が住む居住スペースで、2階が下男たちの居住スペース、3階が養蚕の作業場になっていたそうです。それぞれの階が別々の用途になっているものだから、多層民家って呼んでいるのだと思います。

建物内部は、当時の生活用具等が展示されています。構造体もしっかりしてて、良好な状態で保存されています。でも、温暖な四国に住んでいる関係から冬はこの囲炉裏だけで暖を確保するのは難しかったのではって思いましたが。。。(^^;;

    

風呂桶と当時の生活用具などが展示してあって、当時の生活状況を想像するのも楽しかったりします。当日訪問した際には、わたしのほかには見学者がいなかったので、じっくりと建物見学を楽しむことができました。

            

「旧遠藤家住宅」の手前の建物は、「かやぶき屋」という民宿になっていました。ここで、一泊するのもいいかなって思いました。というのも、大学を卒業したての頃、白川郷の合掌造りの民宿に宿泊して感動したものですから。。。

    

横から見た姿は、とてもかっこいいものです。お気に入りの写真の一枚です(^^)v

    


道の駅あつみ「しゃりん」(山形県鶴岡市)

2009年10月30日 20時44分31秒 | 旅先にて
モブログでも記事をアップしていたのですが、10/10~18にかけて山形県に出かけてきました。山形県は2回目になるのですが、前回は銀山温泉のみでしたから、本格的な山形探訪は初めてになります。おいおい機会を見て山形の旅を振り返ってみようと思います。今日は第1回目ということで、以後お付き合いくださいませ(^^)v

山形県へは車で出かけてきました。瀬戸大橋から始まって、新潟県の荒川胎内まで高速道路を利用し、そこから日本海側の道を走り、山形県鶴岡市へ入るコースを選択。

鶴岡市に入ってすぐに 道の駅あつみ「しゃりん」 があります。丁度運転にも疲れていたので立ち寄ってみることに。。。

    

道の駅は、車の旅においてはとても重宝する施設で、旅の際にはよく利用させてもらってます。物産店にはその地方の名産等を販売してたり観光案内パンフレットを置いているので、リサーチするにはとても参考になります。

さて、この「道の駅あつみ」は、海に浮かぶ船をモチーフにしてて、温海地域在住の大工によって建てられたなかなか見応えがある建物です。

    

台風の影響も残っていたのか、雨がパラパラとしてて、不安定な天気でしたが、山形の旅初日に大きな雨じゃなくて一安心といったところでしょうか(^^)v

建物の裏側に廻ってみました。少し広場があってその先には日本海が広がっていて、日本海に沈む夕日を堪能できるようです。当日はヘリコプターによる遊覧飛行も行われていました。

    

丁度時間も昼を過ぎたあたりだったので、レストラン「早磯」で刺身定食にて、日本海の魚を美味しく頂かせていただきました(^^)v

    

さあ、山形の旅の始まりです。

◆『道の駅あつみ「しゃりん」』詳細データ
 住  所:山形県鶴岡市早田字戸ノ浦606
 電  話:0235-44-3211
 

石見銀山 大森の町並み その3

2009年08月29日 18時58分21秒 | 旅先にて
石見銀山 大森の町並み その3です。

当日は、異常に蒸し暑かったのですが、ここで少し雨も落ちてきました。少し駆け足で歩いて行ったのでほんと流すような感じで歩いてしまいました(^^;;

cafeとして利用されている建物です。

    

「三宅家」です。三宅歯科って看板が掲げられていました。石見銀山の代官の住宅のようです。

    

「大田警察署」の詰所として利用されていた建物です。

    

明治乳業の自販機のガラス部分が手を加えられていて可愛かったです。

    

            

    

    

こんなお店の風景好きです。。。

    

赤いポストが印象的です。

            

自販機も景観が損なわれないよう配慮されています。

            

街並み地区も最後の方になってきました。

    

ざっと駆け足で踏破したって感じです。建物内には時間の関係で入ることが出来なかったので、また次回リベンジということで。。。

    

ここから、知人の車に乗り、銀山方面へと向かいました。その4へ続く。


石見銀山 大森の町並み その2

2009年08月27日 20時47分56秒 | 旅先にて
昨日の続きになりますが、石見銀山の町並み紹介のその2です。

理容館アラタから少し進むと、道が二股にわかれています。

            

わかれていった先には西性寺というお寺があります。

    

「ひろた屋旅館」という宿です。こういった宿に宿泊してじっくりと街並みを堪能したいですよね~。

    

「中村製パン店」です。パンを一つ購入したいなと思ったのでしたが、売り切れとなってました。人気があるようです。

    

「竹炭ギャラリー」です。竹炭がちょこっとした小物に加工されていてお洒落なものも何点かありました。

    

「郵便局」です。円筒形の赤いポストが違和感なく存在しています。

    

「JA石見銀山 松原屋」です。街道に面した長い建物になります。

    

「松井酢店」です。

            

とても街並みが心地よいです。

    

    

    

「観世音寺」です。階段のを登りきったところにある山門が印象的です。街並みの写真にもちょこちょこ写ってます。

            

その3へ続きます~


石見銀山 大森の町並み その1

2009年08月26日 19時17分53秒 | 旅先にて
少し遅くなりましたが、お盆前に訪問した石見銀山の大森の町並みの紹介をしようと思います。

急遽出かけることが決まり、事前に大森の街を調べることが出来なくて、詳しく写真を撮ることはできなかったのですが、雰囲気だけでもお伝えしようと思います。大森の町並みは、そうしてた以上に素晴らしい街並みでした。とても懐かしい空気が流れててて、もう少し気候の良い時分に再訪してみたいと思いました。

さて、街並み紹介です。

街並みの北端部入口付近にある「大森代官所跡」です。現在は石見銀山資料館として利用されています。

    

街並み入口に位置する「銀の店」です。その名の通り銀のアクセサリーを購入することが出来ます。ここで銀製品を何点か購入しました。

    

「うめの店」です。食事処のようですね。

    

ここ大森の町並みは、景観を阻害する工作物や建物がないのがとても良いですね。そのため、古き時代の空気感がいまだに存在してるのだと感じました。

    

    

    

熊谷家住宅です。国の重要文化財に指定されています。中も見学してみたかったのですが、時間の関係でスルーしてしまいました。また次回です。。。

    

こういった小さなお店たちもとてもよい雰囲気です。

    

    

「山陰合同銀行」です。

    

街道に面する縁側に腰かけて、ぼ~っと街並みを眺めながら本を読んだりしたいですね~。

            

当日は、異常に蒸し暑くて、ここまで歩いただけで汗が滝のようにあふれ出てきてて、かなりきつかったですが、この懐かしい空気感が体を癒してくれました(^^)v

    

「理容館アラタ」です。古い時代の椅子が残されていて、これに座って写真を撮ってくれるサービスがあるようです。

    

ざっと歩いて行ったのですが、見どころ満載で、とても1回では紹介しきれないので、続きはその2ということで。。。


三瓶小豆原埋没林公園(島根県大田市)

2009年08月11日 18時25分58秒 | 旅先にて
島根県大田市三瓶町あたりは約3500年前に三瓶火山の噴火により山が崩れ、小豆原の谷が土砂によって埋められたそうです。

たまたま、当地を掘り返したところ大きな樹木が現れ、堀進んでいくと噴火当時の森が出現してきたそうです。

その状況をそのまま展示しているのが、「三瓶小豆原埋没林公園」です。

    

建物に入るとどんどん地下の方へ降りていきます。すると目の前には。。。大きな巨木が

            

これらの樹木たちが、3500年間土の中で眠っていたのです。地質の状況とか偶然にも保存に最適だったのでしょうね。

    

別棟の小さいほうの建物には、合体木の根が展示されています。6本くらいの木が合体しているように思いました。これも当時の根の位置にそのまま保存されています。現在の地盤面からだと15mくらい下になるのかな?

    

突然に空気に触れる状況になったので、表面には腐食防止の処理が施されていました。保存管理も大変なのでしょうね。。。

    

大量の土砂に埋められなければ、ひょっとしたらこれらの杉たちは、出雲大社にも使われていたのかもしれませんね。。。


犬島アートプロジェクト「精錬所」(岡山県岡山市) その3

2009年07月29日 20時51分28秒 | 旅先にて
さて、美術館です。

    

美術館の建物は、犬島精錬所跡をディティールの一部として、建築家の三分一博志氏がデザインしました。とてもスッキリとしたシンプルな建物で精錬所跡の雰囲気を損なうことなく仕上げています。

    

後方からの写真です。この煙突を利用して、室内環境を整えているそうです。なので、エアコン等の設備は設けていません。周囲の環境に負荷を与えないシステムなんですね。そうすることで、配管等、デザイン上邪魔になるものの存在を抑えることが出来るから、建物もすっきりさせることができるのだと思う。

    

さて、いよいよ美術館の中に入ります。美術館の正面あたりは、カラミ煉瓦の壁が残っていて、迷路のような雰囲気を出しています。

    

美術館内部は、写真撮影不可なので、お見せすることはできませんが。。。柳幸典氏の作品を展示しております。下の写真のガラスの建物の部分も展示室の一部です。

            

建物の大部分は、地熱を利用する観点から半地下のような状態にしています。屋上から、精錬所跡を振り返るとこん感じです。

    

ガラス屋根です。冬はここから太陽熱を取り入れ、暖房に利用しているそうです。

    

ガラス屋根の下のスペースです。スッキリとた軽やかなデザインは好感が持てますね。

    

    

今回の犬島訪問記は、少し長編になりましたが、想像以上に良いところでした。時間があれば、訪問してみる価値はあると思いますよ(^^)v


犬島アートプロジェクト「精錬所」(岡山県岡山市) その2

2009年07月28日 20時46分09秒 | 旅先にて
犬島散策も終え、「精錬所」見学の時間がきました。

    

犬島精錬所跡地は、「近代化産業遺産群」に認定されています。ここ犬島精錬所は、明治42(1909)年に地元資本によって建設されました。その後、藤田組、住友へと経営を変えつつ、「銅」の精錬を行っていました。銅の価格の大暴落のため、操業は約10年程だったそうです。

    

下の写真は、発電所跡だそうです。

    

銅の精錬過程で発生する鉱滓からつくられている「カラミ煉瓦」です。一つが22kg程あるそうです。

    

約90年ほど、放置されていたものの、まだ良好な形で残っている部分もあります。

    

でも、さすがに崩れそうな箇所も多数見受けられます。

    

階段状になっている壁が、いい雰囲気です。

    

大きな煙突も、崩れおちそうです。。。

    

この精錬所が稼働してた当時は、一時的に人口が増加し、飲食店や娯楽施設等が立ち並び、随分と活況を呈していたそうです。


犬島散策(岡山県岡山市)

2009年07月27日 20時50分57秒 | 旅先にて
「精錬所」見学までの時間を利用して、犬島を散策してみました。コンビニ等の便利な施設もない小さな島だからこそ、そこには独自の時間が流れているのだと思います。そういった時間を楽しんでもらおうと企画してる「犬島時間」というプロジェクトもあります。次回は8/1~8/9の間で開かれるようです。

    

まずは、島北側の船着場から南側のキャンプ場方面に向かいました。途中、しっかりとした家もあったりします。こういう風景って好きなんですよね。

    

5分もあるけば、キャンプ場に到着します。海水浴場もありますが、誰も泳いでませんでした。

    

石のモニュメントが、そこかしこに置かれています。モアイを意識したもののようです。

    

これは、方位を示しているのかな~?

    

これはなんだろう?

    

さて、歩いてきた道を戻り、途中から島の西側へと向かいます。島の人口は60人程度だそうです。空家になってるところも見受けられますが、民家は比較的手入れも行き届いていますね~。

    

長屋もあったりします。

    

壁面緑化じゃなく、もう覆われてしまった家もありました。

    

島の西側へも5分くらいで到着です。

    

風が強いのか、西側のサッシには板が打ちつけられています。

    

海際の民家です。住むには大変だろうけど、ロケーション的には最高なんだよね。

    

対岸の島には、工場が。。。なんか要塞っぽくて良いですね~。

    

島の北部の海際を歩いて船着き場の方へと戻ります。

    

こういった小さな漁港も好きな風景なんです。

    

1時間ほどかけて、島を散策しました。結構湿度が高かったから、思った以上に疲れました。チケットセンターのカフェで休憩しなきゃです。ウミネコたちも休憩中なのかな?

    


犬島アートプロジェクト「精錬所」(岡山県岡山市)

2009年07月26日 19時54分50秒 | 旅先にて
モブログでも報告したのですが、瀬戸内海に浮かぶ「犬島」に行ってきました。犬島は瀬戸内海の北の方に位置し、岡山県の本州側から船で5分程の位置に浮かぶ島です。坂出の港からチャーター船に乗船し、約2時間の行程で犬島に到着しました。

    

写真の黒い建物は、チケットセンターになります。

    

施設は、完全予約制になっていて、2時半頃からの案内になるので、約3時間ほど待ち時間があります。昼食を済ませて島内を散策することにしました。ちっちゃな島なので、1時間もあれば、ぐるりと廻れるようです。

    

とてもゆっくりと時間が流れてて、なんだか心地良いですよ~(^^)v