おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

小 豆 島 旅 行

2017-03-11 16:36:24 | Weblog
第38回とよしんまごころツアーに参加した。
「瀬戸内海の絶景とぐるっと一周小豆島の旅」と言うので今まで、あっちこっち旅行には行っても小豆島には行ったことがなかった.
 「二十四の瞳』は、一九五四年(昭和二九年)に公開された、木下惠介監督・脚本、高峰秀子主演による映画で、 日本が第二次 世界大戦を突き進んだ歴史のうねりに、否応なく呑み込まれていく女性教師と生徒たち の物語である。当時感激 して、何度も観た映画の舞台になったところだったから一度行ってみたかったのである。
 原作は壷井栄で小説も何度もよんだ。Aさんのご主人が集合場所まで車で送ってくれて6時50分には銀行の職員に見送られて出発した。
バスは途中のインターで5台が結集した。150名くらいずつで組んである。伊勢湾岸道を走って、この前行った姫路城を右に見て、なおも神戸方面へ走り、「和ダイニング三日潮」で昼食をすますと姫路からはフェリーでこれがけつこう長かった。
 2号車にゲートボールの試合にはいつも一緒だつたKさんがいて挨拶をした。
 小豆島につくとオリーブ公園で見学やら散策やら買い物をした。小豆島は、オリーブの島であった。行きも帰りも塩の満ち引きで見えるエンジェルロードを通ったが半分は水につかっていた。湯元温泉につくと四人部屋で温泉に入って浴衣に着替えた。大宴会では飲めや唄えやで、からおけも盛況であった。
 Aさんはついたテーブルの方と知り合いらしく話もよくはずんでいた。
 翌日は「ニ十四の瞳」の映画村の見学である。私はこれが見たくて来たのである。あの時代のなつかしい建物も点在していてスペースも沢山とってあって圧観であった。
手延べそうめんをつくるところやら、しじみ汁の試食やら、朱印帳を押してもらう寺参りやらと、ガイドのつく旅行は至れりつくせりである。みやこホテルの昼食を最後、帰路になったが、ビンゴゲームで楽しませたり、果てはデコちゃん先生の「ニ十四の瞳」の白黒映画を見せてくれたりした。
帰途はあまり渋滞もせずに、それぞれの出発した銀行の駐車場についた。久し振りに行き届いたサービスの旅行に行くことが出来て銀行も顧客の お守りが大変な世の中になったことと思った。

     俳句  小豆島オリーブゆれる春の島
「 二十四の瞳」観る島春めきし
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする