おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

退会は気が重い

2016-11-14 22:21:00 | Weblog
長寿社会になって、日進市も文化やスポーツ等いろいろな講座に入部出来るようになっている。
 私も二〇〇八年にゲートボール部に入ってもう八年になる。
 今年の五月自転車で転んで骨折こそしなかったが、したたかに腰をうった。治療の為電気マッサージに整形へ通い、コルセットをしているようではもう限界である。
「籍は切らずに」と頼んでおいたが、結局は三キロの道を自転車で走るのが怖くなった。
 八年の間に住居や人口が増えてゲートボール場迄の間には信号が今では十三にもなった。私の場合ヤマハの小さい自転車なのに、またいだままで止まつている事が出来ず、いちいち下り、再びちょんちょんぱーと乗るので何回も労を要する。
 元は桜並木の県道であったところを住民を立ち退かせてまで二車線にした瀬戸大府街道なのにどうしてもっと広くして自転車道を設けなかったのであろうか。長久手の歩道は広い。歩道をはしって、人とすれ違う時はひやひやする。自転車はバイクの道を走れといっても指定された縁石から七十五センチでは、危なくて走れやしない。今が思案のしどころである。
 最近はグランドゴルフが盛んで、ルールや審判等の資格試験がきちんとしているゲートボールは人員の増加がはかばかしくない。これも時よ時節である。
 うまくはないけれど積み上げたものを断ち切るのは辛い。気が変らぬ内に明日キャプテンのところへ退部願いに行こう。

    俳句  今昔の学生街や芋洗ふ
コメント
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