僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

カーリング・そだね~・北海道弁の思い出

2018年02月25日 | 思い出すこと

昨日の夜は、日本の女子がカーリングで銅メダルを賭けてイギリスと戦っている最中に、別のチャンネルでスピードスケートのマススタートという競技がありましたね。2つが同時刻にダブっていました。10日ほど前にも、高木美帆選手が金メダル候補だったスピードスケートの1500m決勝と、ジャンプの高梨沙羅ちゃんが飛ぶ時間帯と重なって、なんで同じ時間帯やねん、とこのブログでもボヤきましたが、昨日も同じで、あちらをかけたりこちらを見たり、と忙しいこと。

ところで、マススタートというのはどんな競技なのかゼンゼン知らなかったのですが、昨日の新聞で解説されていました。「メダルの鍵はチームワーク」という見出しで、記事には「高木・佐藤が2人とも決勝に進出し、1人が風よけとなってもう1人の上位進出をアシストしたり、中盤で1人が飛び出して有力選手に体力を使わせたりと、作戦を練りたい」とありました。個人競技ではありますが、とにかくチームワークがメダル獲得への重要な要素だったわけで。しかし

佐藤選手が転倒のアクシデントで決勝に進めなくなった。決勝に出るのは高木選手1人。あぁ、これではチームワークも何もあったもんじゃない。もうダメかと思っていたところ、なんとまあ、その高木選手が見事なレースぶりで優勝を果たしたのでびっくりしました。

今大会の日本の金メダルも結局3つだったと思っていたのが、最後に4つ目の金メダルが転がり込んでくるとは思いもよらなかったですね~ すごい!

このレースをチラチラ見ながら、カーリングのほうももちろん見ていましたが、こちらもイギリスを相手にリードされながらも粘って終盤に逆転し、最終回に相手のミスを誘って銅メダルを獲得しましたね~ よかった!

今大会の日本は、女子選手の活躍が目立ちましたね~。素敵でした。

カーリングの試合を見ていると、ついつい引き込まれてしまいますが、選手同士の会話がはっきり聞こえたり、ヘルメットやゴーグルをしていないので選手の顏がわかりやすかったりと、競技の側面部分でいろいろと注目されていますよね。特に「そだね~」は早くも今年の「流行語大賞」候補だとか。

この「そだね~」は「北海道弁」というふうに言われていますが、東北弁とか九州弁とかはよく聞きますが北海道弁ってあまり聞きません。でもそう言われてみると、懐かしい思い出がよみがえってきます。

20歳の頃の自転車旅行の時のこと。大阪から、京都→滋賀→福井→石川→富山→新潟→山形→秋田と、日本海側を北へ北へと進んで行くたびに、だんだん方言が強くなってきた。そして青森に入り、津軽の金木駅というところで休憩していた時などは、そばにいた中学生くらいの男の子たちがしゃべり合っている東北弁が、いったい何を話しているのか全く理解できなかった。「う~ん、言葉がだんだんわからなくなってきたぞ。これでさらに北海道に入ったらどうなるんだろ?」と心配になりました。

ところが、北海道に渡ったとたんに、すっかり標準語に近い話し言葉になったので、これにも少し驚いたことを覚えています。

それから1ヵ月間をかけて自転車で北海道を1周し、いろんな人と会話を交わしましたが、その時に感じたのが、「〇〇だね~」という言葉が頻繁に使われていたことでした。「大阪から来たんだね~」とか「頑張っているんだね~」という感じなので「そだね~」もその「仲間」ですよね。

それと、「〇〇かい?」という言葉も耳に残っています。帯広駅前の中華料理屋さんでご飯を食べているとき、店の女の子が僕の背中をポンポンとたたき、僕がえっ?と振り向くと、その子が「おいしいかい? おいしいかい?」と何度も繰り返し聞くのでした。
(今から思えば「そだね~。おいしいね~」と答えればよかった)

また函館の郵便局でお金を引き出した時は、局のおじさんが僕が大阪から来たと言うと「元気だね~。函館山はもう登ったかい?」と聞いたりしました。

こういう話し方に北海道特有のニュアンスが含まれていることを、僕はこの自転車旅行の時に感じていたので、今回のカーリングの選手たちの会話をテレビで耳にすると、当時のことを懐かしく思い出すのでした。

昨日の新聞記事の中に、北海道弁には優しいイントネーションを感じる、という意味のことが書かれていました。僕もホントに「そだね~」と思います。

 

 

*いま話題の熊本県の道路電光掲示板に、こんなのも出ました。


  

 

 


 

コメント (4)
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